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データ流通の源。不動産業界のインフラを支える「データ基盤開発チーム」の働き方。

イタンジは不動産会社向けに、リアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB(イタンジ ビービー)」(https://lp.itandibb.com/)、や不動産賃貸業務のDXサービス群「ITANDI BB+(イタンジ ビービープラス)」など、不動産取引ををスムーズにするための業務支援SaaSを開発しています。

イタンジでSaaSプロダクトを日々開発するエンジニアメンバーはどういった雰囲気で働いているのか、今回はイタンジで物件データの基盤開発を行う「データ基盤開発チーム」に話を聞きました。


プロフィール

山崎 真史
新卒でSIerに入社し基幹システムの運用を担当、その後アドテクの会社に転職しデータ基盤の開発を経て2021年4月よりイタンジ株式会社に入社。現在はデータ基盤開発とCREの両チームのマネージャーとして従事。

藤崎 亮人
2020年にGA technologiesグループに新卒入社。GA technologiesにて社内プロダクトの開発・運用を経験したのち、2021年12月よりイタンジで不動産データ基盤の開発・運用を担当。

小山 津平
2022年にGA technologiesグループに新卒入社。イタンジの物件確認電話自動応答システム「ぶっかくん」チームを経て、2022年12月よりデータコネクタチームで開発業務を担当。

ーデータ基盤開発チームはどういった雰囲気ですか?

藤崎:業務中は黙々と作業をする人が多く、自分のペースで業務を進める人が多いイメージです。フルフレックスタイム制で、私は朝早くから始めたいので、だいたい9時前から業務を始めています。

小山:みなさん仕事は黙々としていますが、質問をしに行くと手を止めて相談に乗ってくれるので助かっています。現在は月曜と金曜が出社日で、出社したときはよく一緒にランチに行っています。そういった機会が仕事上でのコミュニケーションの取りやすさに繋がっています。

山崎:業務の中でミスが起こったときは、個人のことを責めるのではなく、その仕組みに着目するようにしています。「このやり方で正しいのか」と、進め方に問題がある可能性を考えるカルチャーがあります。

ー具体的にどんな業務をしているのでしょうか?

山崎:データ基盤開発チームの中でも大きく「データストア」と「データコネクタ」の2つに分かれています。データストアでは、様々なウェブサービスと紐づく物件情報のデータベース基盤を開発しています。データコネクタでは、その物件情報データベースをお客様が利用しているシステムと連携させて、サイトなどに問題なく反映できる仕組みをつくっています。弊社が提供しているサービスの多くがこのデータベースを参照しているため、非常に重要な役割だと思っています。

藤崎:データ基盤開発は、お客様が利用する画面をつくるような目に見える形でアウトプットが出てくるものではありません。データを整形したり、ミスなく保存ができるようにしたり、動かなくなったらシステムが使えなくなってしまう、花形ではないけれど縁の下の力持ちのような立場を担っています。

ー働く上でのやりがいや大変なことはなんでしょうか?

山崎:データ基盤が安定していることが当たり前というフェーズになってきていることが、プレッシャーでありつつも面白いと感じます。電気や水道と同じように、不動産業界のインフラとして障害を起こさず当たり前に正しいデータ流通させられる存在になる、それくらい理想的なフェーズにできていると思います。

藤崎:データベースは色々なシステムと連携されています。そのため、データベースが落ちる(不具合がある)とイタンジのシステムは機能しなくなってしまうので、障害は許されない存在なんですよね。1つの技術についてだけではなく、データ基盤に絡むさまざまプロダクトやシステムについて広く理解していなければなりません。大変さはありますが、日々の開発を通して、いかに重要度の高い業務を行っているか実感できるのでとてもやりがいを感じています。

小山:大きなプロジェクトと重なったということもありますが、藤崎さんが言うようにキャッチアップすることが多くて最初は必死でした。そんな中で、山崎さんが週1でPython勉強会をしてくれるなど、全面的にフォローしていただいてとても助かりました。チームに異動して半年経つのですが、毎日たくさん学ぶことがあり本当にあっという間でした。

ーそれぞれの基盤チームの課題はありますか?

藤崎:「データストアチーム」は既に安定した運用はできていて、それを提供し続けるフェーズだと思っています。現状は、実装ミスによって致命的なエラーが発生したり、作業ミスによってシステムが止まったりなどの問題は起こっていません。とはいえ、ありがたいことに扱う物件数や利用者は増加しており、それはシステムへの負荷にも繋がっていきます。並行して機能追加の要望には迅速に応えていますが、扱う領域は今以上に複雑になっていきます。そういった中で、パフォーマンスを維持できているかを常に意識し、より高速化する方法がないかは常に模索していきたいです。

山崎:「データコネクタチーム」に関してはふたつあり、ひとつは品質面をさらに磨かなければいけないことです。基本的な物件情報は連携できる状態になっているのですが、お客様ごとに希望の要件が変わるため、出したい項目が思ったように反映されなかったり、反対に取り込みたい情報がうまく取り込めなかったりするケースもあるため、その品質改善をしていきたいです。

もうひとつは、利用体験の向上です。物件情報の連携結果をお客様が確認できるようになっていますが、現状は一部対応できてない状態です。お問い合わせに繋がってご不便をおかけしているので連携状況をみえるようにしていきたいと考えています。

私たちが開発しているものは、お客様が直接触れるプロダクトではないのですが、私たちの品質改善次第でその先のプロダクトの使いやすさが変わり、顧客体験が向上します。使っていてよかったとお客様に感じてもらえるような、より良いプロダクトにしていきたいです。

ーイタンジにはどんな人がマッチしていると思いますか?また、どんな人と一緒に働きたいと思いますか?

山崎:技術が好きでキャッチアップし続けられる人というのは大前提に、その技術をどう使うか考えられる人がマッチすると思います。どういう仕組みでプロダクトが動いているのかを知って満足するのではなく、その技術でどう不動産の流通基盤をよくできるかを考えられる人がいいですね。

小山:私は、当たり前ですが高圧的でない人がいいです(笑)そういった人はイタンジでは見ないですが……。ミーティングでも、先輩方は私のことを後輩という目線でトップダウンで発言するのではなく、メンバーとして対等に意見を聞いてくれます。先輩後輩関係なく、チームの一員として参加している感じがするので、そういったモチベーションのある人と一緒に働きたいです。

藤崎:やっぱり、楽しく仕事ができる人と一緒に働きたいですよね。GA technologiesグループ全体の行動指針のひとつである「HEART=誠実。素直。人としてちゃんとしよう。」の精神を持っている人が理想的です。小山さんの言う「高圧的でない人」は大袈裟かもしれませんが、相手の気持ちを尊重できて気持ちのよいコミュニケーションがとれていれば、価値観が違ってもお互い尊敬し合いながら仕事ができると思います。イタンジには「HEART」を体現できているメンバーが多いと思うので、このカルチャーを大事にしていきたいですね。

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