法政大学学理工学部に在学中の石川さん。
空気圧を扱う研究室に所属し、ITO(伊東商会)の長期インターンに参加しました。
この記事では石川さんがITOのインターンに参加したきっかけから、
実際に体験した業務内容、やりがいや成長したことまでをご紹介します。
インターンを始めたきっかけ
伊東商会(ITO)のインターンを知ったきっかけは、研究室に企業訪問に来てくださったことでした。
それまでインターンの経験はありませんでしたが、
・社会人の方と一緒に働いてみたい
・大学では学べない「実務」に触れてみたい
という思いが強くなり、「これは挑戦するチャンスだ」と感じて参加を決めました。
ITOインターンでどんなことをした?
―シミュレーションから教材づくりまで幅広く経験―
インターンでは主に Automation Studio(AS) を使用し、
・油圧・空圧回路の作成
・海外向けAS教材の日本語翻訳
・国内向けに分かりやすくまとめ直した資料作成
を担当しました。
翻訳するだけでなく、教材をもとに実際にシミュレーションを行い、
「回路が意図した通りに動いているか」を自分の目で確認することも行いました。
また、油圧関連の展示会イベントにも現地参加する機会をいただき、
実際の製品や技術を目の前で見られたことはとても刺激的でした。
教科書だけでは知ることのできない世界に触れ、「技術って面白い」と実感しました。
やりがい・面白かったところ
―回路が“動いた瞬間”の達成感―
最初は分からないことばかりでしたが、
社員の皆さんに実際の動作を見せていただきながら原因を一つずつ考え、
回路が思った通りに動くよう調整できたときは、大きな達成感がありました。
シミュレーションを操作することで
「回路がどのように制御されているのか」を実感として理解でき、
研究とは違った視点で学ぶことができました。
長期インターンは大変じゃなかった?
―学業と両立できる環境―
長期インターンに対して不安はありましたが、
ITO(伊東商会)では私のスケジュールに合わせて勤務日を柔軟に調整してくれました。
学業が忙しい時期でも無理なく続けることができ、
分からないことがあれば丁寧に教えてくださり、
「次に何をすればいいか」も明確に示してもらえたため、
安心して取り組むことができました。
結果として、「長い」と感じることはなく、快適にインターン生活を送れました。
インターンを通して成長したこと
―大学では得られない経験―
インターンを通して、次のような成長を感じています。
・社会人の方とコミュニケーションを取りながら仕事を進める姿勢が身についた
・ASを操作する中で、知らなかった技術や仕組みを学ぶことができた
・教材翻訳・資料作成を通して、技術を「分かりやすく伝える力」が身についた
これらは大学の授業だけでは得られない経験で、自分にとって大きな成長につながりました。
この経験を今後どう活かしたい?
―技術を理解し、説明できるエンジニアへ―
今後は、このインターンで得た経験を研究や就職後の業務に活かし、
・技術を理解した上で論理的に説明する力
・自分で考え、問題を解決する力
をさらに伸ばしていきたいと考えています。
「学ぶだけで終わらない」「実際に使って理解できる」
そんな貴重な経験ができたインターンでした。