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企業とご登録者の未来をつなぐ――若手マネージャーが語る、チームで働くやりがい

ジェイ エイ シー リクルートメント(以下、JAC)は1975年にロンドンで誕生した人材紹介会社です。今回はインターネット業界を担当するWebディビジョンにてマネージャーを務める川野龍を取り上げます。2017年7月よりマネージャーに着任した川野が、人材紹介への想いや着任後の変化について語ります。


※2018年時点のエピソードになります

チームが進むべき道をみんなで決める

             ▲Webディビジョンマネージャー・川野 龍

私がマネージャーを務めるWebディビジョン プラットフォームチームは、年間を通してボリュームのある採用をしている大手インターネット企業群がクライアントです。

2018年は年間予算も達成ベースで非常に好調です。しかし、去年は達成率が8割に満たず、とても厳しい一年でした。

そこで、状況を打破すべく、2017年末にメンバー一人ひとりと深く話し合う機会を持ちました。チームとしてどうやってクライアント企業に向き合うかだけでなく、どういう仕事がしたいのか、個人としてどういう姿でありたいのかについても深く話し合ったのです。

私たちのチームは、新卒社員や未経験で中途入社したコンサルタントも在籍する若いチームです。だからこそ、悩みや不満、不安も含めて吐き出してもらいました。

こうしてチームの目標や進むべき方向性、仕事のやり方を全員で共有し、納得してスタートを切れたことが今の業績につながっていると思います。

幸いにもすごく関係性の良いチームですし、コミュニケーション量も多い。メンバーには楽しく、長く働いてほしいです。

企業が本当に採用したい人材を紹介する

         ▲前向きなスタンスで仕事ができるのはチームだからこそ

チームで真剣に取り組んでいることは、クライアント企業が本当に採用したい候補者を紹介すること。

人材業界では「良い方を採用したい」「良い方を紹介してください」という言葉を耳にすることがありますが、その定義は会社やポジションにより異なります。

クライアント企業からは、採用競合となった会社や入社を決めた理由について、どんな経歴の方にオファーしたのか、どんな方が入社したのかなど、お答えいただける範囲で詳しく聞いています。こうして企業が採用したい人材を具体的に理解し、チームで共有することを徹底しています。

私たちに求められているのは“つなぐ”ことですし、企業が求める優秀な候補者をつなぐこと、それが一番の価値だと思うんです。企業、ご登録者両者のニーズを満たすことができる採用はとても難しいですが、どうしたらできるのか、という前向きなスタンスで仕事ができるのは、チームだからこそだと感じています。

両面型だからこそ、もっと企業の魅力を伝えられる

クライアント企業が大手で知名度が高い分、候補者は先入観を持っているケースも少なくありません。だからこそ、この会社に入社するとなぜ活躍できるのか、入社後はその方にとってどんな成長機会があるのかまで詳しく伝えています。これは企業と候補者をひとりのコンサルタントが担当する両面型だからこそできる仕事だと思います。

その結果、嬉しいことにどの企業様からも信頼されていることを感じています。たとえば、候補者の方の状況によっては、採用を判断するための面接ではなく、人となりを理解いただくための面談として候補者の方にお会いいただけたり、役員の方に協力を仰げる関係性を築くことができています。

自分たちがクライアント企業に真摯に向き合うことで先方からも頼っていただける。うまくサイクルが回っていると感じています。

また、クライアントも最先端の技術や新しいマーケット、サービスを生み出している企業が多く、こうした領域に興味関心を持つ方々も優秀で、お話をしているととても面白いんです。そういった方々がどういった選択肢を選ぶのか、それは何故かを考えるのがすごく楽しいですね。

かつ、入社をお手伝いした企業を退職し、起業や外資系企業への転職、役員になられるなど選択肢が広がる様子を見ていると、未来のチャンスをつなぐことができていることが実感でき、とても面白いなと思います。

マネージャーになって感じたふたつの変化

私は以前、マネジメント志向がありませんでした。マネージャーでも、プレイヤーとしてコンサルタントを続けるのも、どちらでもいいと上司に話していました。今思うとカッコつけて逃げていたのかもしれません(笑)。

しかし、自分を俯瞰して見たときに、今の部署は良い時も悪い時も自分の居場所だったと感じたのです。

Webディビジョンの役に立ちたいという想いが次第に強くなり、1年ほど前から「マネージャーをやりたいです」と上司に伝えていました。

自分がマネージャーを務めるようになり、変わったことは大きくふたつです。

一つ目は、外部のマネージャー、マネジメント志向のある方と同じ視点で話ができるようになったこと。マネージャーになってから、社外の方と仕事の価値観や想いを共有したり、発信する機会が増えました。メンバーとして仕事をしていた時とは異なる形で信頼関係を築くことができ、ありがたいなと思います。

二つ目は、クライアント企業からいただく意見や要望を、個人としてではなくチーム、組織で応えられることですね。ひとりでできることは限界がありますが、チームが大きくなればメンバーのシナジーや強みを生かしながらよりクライアントに貢献できます。

また、お付き合いの長いクライアントにマネージャーになったことを報告した際、喜んでくれる方がすごく多かった。「マネージャーになるからプレイヤーをやらないのは許さないよ!」みたいなことを言われたりして、すごく嬉しかったです(笑)。

私はJACで働いて7年目になりますが、人材紹介はどのような場面でも企業、ご登録者に対し客観的に第三者的視点で対応ができる、非常に意義のある仕事だと思っています。

その点でも、双方をひとりが対応する両面型、かつ与えられる裁量の大きいJACの環境は理想的です。私は7年間変わらずIT、Web業界を担当していますが、担当業界が変わればまた違う経験ができる、それが人材紹介の仕事の魅力であることも感じています。

今後はチーム内でリーダーやマネージャー候補となるメンバーを育てていきたい。私がいなくなったとしても大丈夫、というチームにしていきたいです。違うマーケットを担当するのも面白そうですし、海外派遣制度でJAC Vietnamで研修を受けたことを機に、海外で働くことにも興味があります。

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