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[社員紹介]竹田敏基:挫折と紆余曲折を経て、教育系ベンチャーへ

慶早進学塾社員の竹田です。

時が経つのは早いもので、私が慶早進学塾に入社したのは2018年で、入社して5年ほどになります。今回は私のストーリーを交え、慶早進学塾で働くに至った経緯、そして入社して、これまでの歴史を振り返ってどう会社がステップアップしていったのかなどを紹介できればと思います。

・入社に至るまで

私はもともと理系の大学に在籍していて、高校生の頃から将来は研究者になることを夢見てました。しかし、研究室にも配属され、希望にあふれていましたが、ここで大きな挫折を味わいました。研究における生活は、拘束時間が想像以上に長く、また研究室にいる人がみんな優秀すぎて自分が置いていかれる日々を送っていました。理想と現実のギャップに苦しみ、大きな成果も出せないまま研究室生活が終わり、自分は新たな道を模索する決心に至りました。ずっと研究者になるということしか頭になかったので、これから何をすればいいのか全くわからない状態でした。はじめのうちはアルバイトなどをしながら考えていて、知人たちのツテなどで仕事のお誘いをいくつかいただきました。そこで就職しようか相当悩みました。

そして、あるとき、パソコンを使っている時に、入試の時期になると各予備校の解答速報をみていました。ふと思いました「自分はこういうのを今になっても見てるってことは受験に携わる仕事に向いてるんじゃないか」と。振り返ってみると、大学生になってからも、書店の参考書コーナーに行っては新しい参考書をみたり、毎年各予備校の回答速報をチェックしていました。ただ、自分は塾講師の経験など皆無で教えられるか疑問でした。そのとき、教育関係でネットで求人を探しているときに「未経験でも大丈夫」などと記載があり、また、学習スタイルが授業形式ではなく、自学自習で自分の理想にぴったりでした。そのような経緯から、自分の心の声に素直に従い、教育業界にトライしてみようなと思い、慶早進学塾に応募しました。

自分のもともとの住まいは関東で、慶早進学塾は岐阜にあり、普通なら考えられないでしょう。ただ、私は自分の地元から離れて一回仕事してみたいという気持ちがあり、そのことも慶早進学塾で働くに至った要因になったと思います。内定をもらってからは、紹介いただいた仕事はお断りして、早速岐阜に来て慶早進学塾で仕事を開始しました。

・会社に入ってから

会社に入ってからは、社員は私の他に当初は一人しかいませんでした。社員一人と鴨井塾長で岐阜を当初は運営していました。そこで、新たに校舎を増設するということで私は大垣校を担当することになりました。ゼロスタートなので、当初は当然生徒などいませんでした。ですが、卒塾した生徒の紹介や口コミなどを通して、生徒が徐々に増えていきました。最初の一年は、スタッフも多くなかったし、何も整ってなかったので、自分が早起きして朝のビラ配りに出向いたり、休みも週休2日ではなく、日曜のみ休みで働いていました。今振り返ると、ここ数年は会社内の整備も整っていなくて、運営するので精一杯だったんだと思います。

1年目を終えて、新たな社員、アルバイトスタッフもどんどん増えていき規模が大きくなっていきました。そして、今では会社内のシステムも整ってきて、スタッフみんなで協力し合い、有給などの休みも取りたいときに取れて非常に働きやすい職場になってきています。塾の運営に関しては滞りなくできる体制ができているので、今では社員指導といって、社員の学力向上に努めるプログラムに取り組んでいます。

・社員指導に関して

さて、社員指導に関してですが、これは社員の学力と指導力向上を目指して、学んだことを生徒に還元できるようにしていく鴨井塾長直伝の社員のための指導です。私は特にこの社員指導に対して大きな思い入れがあります。というのも、大垣で生徒を持っていたとき、塾の勉強方法は教えられるが、中身がわからないといった状態でした。そのせいで、中身を見た上で適切な指導ができませんでした。また、生徒から質問をされても、何も答えられませんでした。

この原体験から、実際に学習をするようになって、自分が受験生時代に暗記でごまかしていたところが明らかになったり、生徒がどういう部分でつまずくのかや、点数が伸び悩んだ時にどういう対処をすればいいのかなどを学ぶことができました。また、社員指導は単に一週間の勉強内容を決めて、それをこなしてくるだけではなく、各科目の正しい頭の使い方を理解し、それをもとに思考を鍛えていく場でもあります。正しい頭の使い方ができてるかはまだわかりませんが、以前と比べて物事に対して深く考える癖がつくようになったと実感します。社員指導に向けての学習科目はまだ数学のみですが、数学一つできるようになって仕事のしやすさにも変化がでました。

今までは、生徒から質問がきても自分で調べて説明できるようにするために時間をもらって答えるようにしていましたが、今では、その場で対処できるようになって、他のことをやる余白もできるようになってきました。また、その場で瞬時に対応できる機会が増え、生徒からの信頼を勝ち取ることが今まで以上にできるようになったのではないかと思います。

これからは、できる科目数を増やしていくと同時に、上位層向けのより深い所まで指導できる圧倒的教務力をつけていけるように精進していければと考えてます。

・最後に

いかがだったでしょうか。慶早進学塾では、どこよりも高い教務力を一人一人の社員が持つためのノウハウが整っております。もし、教育業界で働きたいけど、指導力や学力に自信がないというので応募を迷っているという方がいたら、心配無用です。教育業界未経験の私でもできました。

研修や社員指導などを通して、学力の向上をはじめ、塾で扱っている参考書の使い方や、指導のノウハウも自然と身についていきます。あなたと一緒に慶早進学塾で共に会社を大きくしていけることを楽しみにしています。

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