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KitchHikeコンテンツ編集担当が、ベトナムで味わった心温まる珍道中。

こんにちは!KitchHikeマガジンなどのコンテンツ編集を担当しているチエコです。

今回は、今年の夏に行ったベトナム1人旅が思いのほか珍道中だったので、その時の体験をお話ししたいと思います。

滞在先は、首都ハノイ。道路は割ときれいですが、まだ整備も必要なところも多々あり、若干土ぼこりが俟っています。地元の人たちも、カラフルなお洒落マスクを使用している人が結構いました。

初日の朝、朝食を食べようと外へ出て、特にあてもなくぷらぷら歩いていると道ばたに小さなイスを並べ、しゃがみながら料理を作っている屋台を発見。どうやら麺のお店のようです。

私が立ち止まると、屋台のおじさんが「おいでおいで〜」と手をふるので、まぁ、とりあえず何もわからないからここでいいかと、誘われるがままにプラスチックの小さなイスに着席。すると、おじさんが早速あつあつの麺を持ってきてくれました。

ひとくち食べてみると、これが、とてつもなくおいしい!

私がそのおいしさに感動していると、周りのお客さんも、これを入れるともっとおいしくなるよ、などと食べ方を教えてくれ、言葉は全く通じないのですが、同席していたみなさんと仲良くなり、最後にはサービスでお茶もいただきました。

値段にして150円。非常に安いです。

この屋台は朝食を専門としているようで、昼前には撤収。仲良くなった縁なのか、これが文化なのか、おじさんの片付けを手伝わされました (笑)。そして終いには、帰るから後ろに乗ってけとばかりに、スクーターの後部席をさすので一瞬迷いましたが、えぇい!乗ってしまえ!と、おじさんの肩につかまって、ブィーンと発進。ん〜......。どこへ行くのだろうか。言葉はまったく通じていないけれど「なんとかなるんじゃない?」と普段は眠っているサバイバル本能がそう言ってくれました。

そして、到着した先は、おじさんの家。

集合住宅のような場所で、決して住み心地の良いしっかりとした造りではなく、雨が降ったらきっと大変だろうな......というような建物。

屋台道具の搬入を手伝うために、一緒に荷物を持って、いよいよおじさんの家に潜入。

すると、そこには、おばあさまが座っていました。

おじさんが、おばあさまのこと指して「マンマ、マンマ」というので、あぁ!お母さまなのね!と理解し、つたないベトナム語でご挨拶。

おばあさまは、ニコニコしてくれました。

それにしても、言葉が......通じないぞ。ついて来ちゃったけれど、ここはいったいどこ......?と思っていたところに、家の入り口 (玄関と呼べるような扉はない。) から少年がひょこっと現れました。

この少年こそ、私の今回のハノイ滞在をめちゃくちゃ助けてくれることになるミン君。おじさんの息子です。

なんとなく、ある一家の中に私は招待されているんだなと認識しながらも、言葉が通じないのは、ちょっぴり不安。というか、今日は旅の初日!そもそも、ベトナム初めて!知り合いもいないし!

早速、少年に英語が話せるか聞いてみると、なんと、話せるとのこと。神様ありがとう。ハノイに到着してやっとほっとできた瞬間。

さてさて、家族全員が揃ったところで、おじさんが昼食の準備を始めました。お昼も麺です♪

これは、牛肉と野菜がはいった塩味の焼きそばのようなもの。これもとってもおいしかったです。

こうして私のハノイ初日は、屋台のおじさんが作ってくれた朝食で始まり、そのおじさんの家族とお昼を共にし、さらには、ミン君がハノイの町を案内してくれるということで、午後はプライベート・ハノイ・ツアー♪ 優しにたっぷり包まれた時間で、とても嬉しかったです。

日が暮れ始めるとミン君が、夕食もうちで食べようよ、と言ってくれ、私がベトナム料理で一番好きなサンドイッチ「バインミー」の材料であるバケットとポークのパテを買って、一緒に帰宅しました。ベトナム人、どこまで優しいんだ......。

そして、今度はお父さんではなく、ミン君がバインミーを作ってくれました♪

ベトナムで食べられているスタンダードなバインミーはなんと焼き卵とポークパテが具なんです。そして、私が食べ終わりそうになると、すぐに新しいバインミーを作って、食べ終わると同時に、はいっ、といっておかわりバインミーを渡してくれるミン君。これもミン君だけではなく、隣に座っているおじさんも、おばあさまも、はいっ、といって、わんこ蕎麦のようにバインミーをくれます。ベトナムは、もてなすのが文化なのでしょうか。

初日から「世界うるるん滞在記」のような体験。スタートからこんな感じのベトナム滞在はこのあとも濃くなる一方だというのがご想像つきますでしょうか。

一緒にごはんを食べたら、正確な言葉なんていらない。おいしく、楽しく食べるその時間を共有しているだけで、既に大半のことは通じ合えているのかもしれません。

こんな風に、私はKitchHikeの仕事以外でも「ごはん」を通して誰かの日常に触れ、脳内の化学反応を楽しんでいます。

KitchHikeは、わざわざベトナムに行かずとも、長い休暇をとらずとも、日常的に誰かのごはんを食べられるサービスです。共感してくださった方、世の中を「ごはんと人」で繋げていきたいと思われている方は、是非オフィスへ遊びに来てくださいね!

ベトナム珍道中第2話は、また機会があったときにお話ししたいと思います♪


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