こんにちは、KitchHikeレポーターのAtsukoです。10月初旬、私にとって初めてのKitchHikeはIkukoさん宅でのインドチキンカレーづくりでした。
お店で食べるような本格的なカレーはどうやって作るのだろう??と思っていたときに、IkukoさんのKitchHikeを見つけ、即予約をしました。
当日は朝11:30にお宅集合で、閑静な住宅街の中を歩いていくと、Ikukoさん宅を発見。外観から素敵なおうちで、中に入るとさらに素敵な空間が広がっていました。
特にキッチンスペースは、料理教室をやりやすいようにと工夫されており、とても開けた空間!使いこまれたキッチン道具がまたいい味を出していて、毎日ここからどんな料理が出てくるのだろう、と期待が膨らむそんなキッチンです。
これであなたもスパイスの世界に虜に!意外と簡単、本格カレー
この日の料理はバターチキンカレーとナン、季節野菜のピクルスとチャイ、そして食後のデザートには赤ワインのゼリー・リンゴの赤ワイン煮乗せ。
まずはIkukoさんが一通りレシピを説明してくれました。ダイニングテーブルには今日のピクルスに入れる季節の野菜が並んでいて、珍しいものではパープル人参という細長いきれいな紫色をした人参がありました。
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レシピの説明で一番みんなが関心を寄せていたのはスパイスの説明。Ikukoさんはスパイスコーディネーターマスター資格をお持ちで、たくさんのスパイスとそれを挽くための重たい石臼を持っていらっしゃいました。
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教室の中では実際に石臼でスパイスを挽くことも経験しましたが、複数のスパイスを一緒に挽くことで奥深いスパイスの香りがお部屋に広がります。
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これが本格カレーの鍵となることは間違いなし。特に「カルダモンを入れると本格的なカレーに仕上がります」というIkukoさんの説明どおり、殻が破れると中から出てくるカルダモンの黒い粒は、とっても小さいのに本当にいい香りがします。
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本日は食後のチャイにもカルダモンが入っており、スパイスの世界の虜になりました。
バターチキンカレー作りは思ったより簡単。最初にバターでにんにく、生姜、玉ねぎを炒めそこにスパイスを投入。ここからどんどんいい香りがしてきます。
ナンも自宅で簡単に手作りできてしまいます!
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ナンづくりもとっても楽しい時間でした。材料の混ぜ方にもコツがあり、「ボウルの中で砂糖とイースト菌は隣に入れて、反対側に塩とベーキングパウダーを入れる。そうすることで砂糖がイースト菌の発酵を助けてくれる。」など、初めて聞くことも多々ありました。捏ねる作業も思ったより簡単で、Ikukoさんによるデモンストレーションのあとみんなで挑戦。
ひっぱっても破けないようになったら、発酵タイムに移ります。
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発酵を終えた生地は2倍ほどに膨らみます。そこからガス抜きをして、いよいよ成形して、フライパンに入れます。
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片面を焼いて数分たつと徐々に膨らみ始め、ナン特有のもちもち感が出てきます。仕上げには少しのお水を入れることでさらにもちもち感がでるそう。蒸気がなくなったらナンは完成!カレーと一緒にお皿に盛って、できあがり。
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ピクルスも色んなレシピがあるけれど、ここでもまたスパイスが登場します。ピクルス用のスパイスミックスがあり、それを入れるだけで甘酢漬けではない、スパイス香るおしゃれなピクルスに仕上がります。
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お野菜は何を入れても大丈夫、ということで、今回は人参、レンコン、キュウリ、セロリ、生姜を入れました。「梨があるから、入れてみよう」ということで急きょ梨も追加しました。季節野菜のピクルスもとっても簡単なレシピ。今回はパープル人参を入れたので、ピクルス液がきれいなピンク色に染まって、とてもおしゃれな仕上がりに。
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赤ワインゼリーは「皆さん手際が良くて早く進んでいるから、これもやりましょう!」ということでメニューに加わりました。ゼリーのトップにはリンゴの赤ワイン煮を乗せて完成。
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スパイスがふんだんに使われた華やかな食卓を満喫!
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お肉はヨーグルトなどのたれに一晩ほどつけたものを使用したので、とっても柔らかく美味。Ikukoさん曰く、カレーには絶対骨付きがおいしい!ということで、骨付き肉をみんなでかぶりつきました。
さらに、ピクルスに加えた梨が、Ikukoさんもびっくりするぐらいの美味しさ。漬けた時間は2時間ほどでしたが、しっかりと味がついていてカレーのつけ合わせにぴったり。味はさっぱり、そして野菜の食感がそのまま残っていて、お箸が止まらなくなります!
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そして食後のチャイは私たちが試食している間にIkukoさんが作ってくれました。ここにもカルダモンやクローブ、シナモンスティック、ベイリーフなど、たくさんのスパイスが入っていました。外で飲むチャイとは全然違って、作り立てならではのスパイスの新鮮な香りがやみつきになります。
色んなお料理でスパイスを使うIkukoさん。その日の気分でスパイスの種類や量を変えるから、カレーも毎回違う味になるそう。それがまた楽しいんです、とおっしゃっていました。これまでスパイスを試したいけど何を買えばいいかわからないと遠ざかっていましたが、これを機にスパイスを試したくなりました。
教室の最後には優しいIkukoさんがスパイスをおすそわけしてくださいました。その他、あまったピクルスもお持ち帰りにさせてもらい、さらにはIkukoさん宅でとれた新鮮野菜もお土産にいただきました。帰ってからも楽しいIkukoさんのKitchHike、必ずまた参加します!!本当にありがとうございました。
みなさん、KitchHikeメンバーになって、一緒に世の中をおいしくしませんか?