影山裕樹×山本雅也×藤崎祥見『2017最新形ローカルコミュニティのあり方を、東京で考えてみる』 in東京 - パスマーケット
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こんにちは、株式会社KitchHikeインターンエンジニアのTakumaです。
入社したばかりの私は、KitchHikeをより深く知るために1月17日、銀座のEDIT TOKYOにて開催された"影山裕樹さん×山本雅也×藤崎祥見による「2017最新型ローカルコミュニティのあり方を、東京で考えてみる」"に参加してきました。
会場はほぼ満席で、イベントの数日前にKitchHikeを実際に利用した方もいるなど、注目を集めていることに驚きました。
今回はトークイベントの中で、個人的に面白いと思ったことを共有させていただきます。
スペインのSan Sebastián (サン・セバスティアン) という人口18万人 (2011年当時) の小さな町にルーツがあるようです。
そこは美食の街として有名になり、観光客が増えた街です。
というのも、その町ではあらゆる料理のレシピを誰もが惜しみなく共有する文化がありました。
そうすることでコミュニティが形成され、町全体の料理のクオリティが上がっていき、純粋においしいものを作ろうとする人がいる一方で、独創性を重視する人も現れてきたようです。
料理のクオリティも高くバリエーションも豊富な美食の街が人々を魅了するわけですね。
そこに着眼し、サービスとして実現できないかと思ったのがKitchHike立ち上げのルーツのひとつだということでした。
KitchHikeというサービスを他のもので例えると、「ライブハウス事業」のようなものです。
主役はあくまでバンドマンであり、事業者はライブハウスの提供や集客のサポート (例: チラシを配ったりなど) をします。
つまり、COOK (料理を振る舞いたい人) が主体となって活動していく傍、KitchHikeはキッチンや集客しやすいような仕組み (例: HIKERからの心のこもったレビューが一覧で表示されるなど)を提供するサービスだということです。
トークイベント中に、私自身も気になっていたことへの指摘がありました。
「ある程度常連のHIKERが増えてくると、KitchHikeを使用せず個人的に活動する人が増えるのではないですか」
この指摘に対して、KitchHike創業者は自信に満ちた表情で、
KitchHikeを利用した分だけ "レビューが増える仕組み" "フォトギャラリーが増える仕組み""今まで来てくれたHIKERの数が表示される仕組み" が整っているから問題ない。
と答えました。
つまり、KitchHikeを利用すればこれまでの様々なデータが可視化され、もっとレビューを増やしたい、もっと写真を増やしたい、もっとHIKERの数を増やしたい、このようにして自然とKitchHikeを利用したくなる仕組みが隠されているということです。
KitchHikeのユーザーが増えてくるとCOOKとして生計を立てる人が出てくるかもしれません。
そうすると、COOKが新たに雇用を生み出したりする可能性もないとは言い切れないでしょう。
つまり、KitchHikeは世の中の仕組みを変えるだけのポテンシャルを秘めているということです。
KitchHikeは今後、「日常」を動かすひとつの歯車になるのかもしれません。
現在急成長中のKitchHike。
KitchHikeだからこそ使いたいと自然と思えるような仕組み、
世の中を変えてしまうかもしれないほどのポテンシャルの高さ、
これらを実感したトークイベントでした。
これだけ可能性のある会社に未経験のエンジニア・インターンとして雇っていただけたことに、感謝の言葉しかありません。
必ず会社に、社会に貢献できる人になろうと誓った2017年1月17日でした!