株式会社コンタクトでは一緒に働く仲間を募集しています
株式会社コンタクト 採用担当の末永です。私は現在、採用・教育・人事・エンジニアサポート を担当しています。
突然ですが、「マネジメント」と聞くと、どんなイメージを持ちますか？
・リーダーシップがある人がやるもの
・現場から離れて全体を見ている人の仕事
・自分にはまだ関係ない話かも…
そう感じる方も少なくないと思います。
実は、私もかつてはそんな印象を持っていました。
でも実際に感じたのは、
「マネジメントは、特別なことをする人の仕事」ではなく、
「誰もが動きやすい環境や仕組みを整えること」なのだということです。
今回は、そんな私自身の気づきや工夫を通して、
“マネジメントって、実はこんな考え方もあるんだ”と思っていただけるようなお話をお届けします。
■ 一人では部署のミッションは達成できない
私が所属しているのは、社員の労務管理の他、採用や人事、業務推進を担う部署です。
この部署にも「組織を成長させる」「人材を活かす」という明確なミッションがありますが、これは私一人の力では到底達成できません。
だからこそ、属人的なやり方ではなく、誰でも同じように動ける仕組みをつくることが重要だと考えています。
■ 「分からないことが分からない」からこそ、会話が大事
私の部署に入った新人スタッフを指導をしていて感じるのは、最初は「何が分からないかも分からない」という状態が当たり前だということ。
そのため私は、単に「質問してね」と伝えるだけでなく、日常の会話を通してリアクションを観察することを大切にしています。
・言葉に詰まった瞬間
・曖昧な相づち
・少し迷った表情
そんな“ちょっとした違和感”から、「あ、ここが理解できていないのかも」と気づけることがあります。
■ 困る前に、仕組みで助ける
業務を進めるうえで、「困ったら聞けばいい」は理想ですが、現実には何度も確認しなければ前に進めないことも多いです。
だから私は、最初にマニュアルを渡すだけで終わらせず、リアクションを見ながら、理解の足りない部分については都度補足資料やツールを追加しています。
属人化せず、誰にでも使える資料にしながらも、個々の理解に寄り添って“育てる資料”へと進化させていくイメージです。
加えて、会話のスタイルもとても意識しています。
専門用語を並べたり、難しい説明をしてしまうと、本質を見逃してしまうこともある。
だからこそ、なるべく柔らかい口調で、相手の理解レベルに合わせた会話を心がけています。
「困る前に手を打つ」「自分で判断できる状態をつくる」――
そんなマネジメントができるよう、日々工夫を重ねています。
■ 自走できる人材が育てば、部署全体の生産性が上がる
人が育ち、自分で考え、動けるようになれば、私自身もようやく本来取り組むべき「戦略」「改善」「仕組みづくり」に時間を使えるようになります。
それが結果的に、チーム全体の生産性向上にもつながるのです。
とはいえ、正直なところ、私自身もまだ「プレイングマネージャー」として業務に多く関わっている状態です。
日々の業務に加え採用や人事も、初めての取り組みが多く、日々手探りで進めています。
そんな中でも、ありがたいことに、今まで関わってきた社外の方との会話などから、エンジニアに役立ちそうな情報や考え方に触れる機会は多くあります。
ただ、それをまだ十分に提供できていないという反省もあります。
■ こんなマネジメントの考え方もあります
マネジメントというと、どこか構えてしまうかもしれません。
でも、「人を動かす」のではなく、「人が自然と動ける仕組みを整える」――そんな考え方もあるのだと、少しでも感じていただけたらうれしいです。
そして私たちの会社には、エンジニアであっても、技術力だけでなく“マネジメント”にも挑戦できる環境があります。
「ただ開発だけじゃ物足りない」
「誰かを支える動きにも興味がある」
「チームの成長を支える仕事がしてみたい」
そんな気持ちを持っている方がいれば、ぜひ一度お話しましょう。
エンジニアの可能性は、もっと広がると思っています。
■ 最後に
私自身もまだまだ成長途中ですが、
一人ではなく「チームで成果を出す」ことの価値を、日々強く感じています。
完璧じゃなくてもいい。
でも、「誰かが困る前に支えられる存在」でありたい。
そう思いながら、これからも“仕組みで支えるマネジメント”を積み上げていきたいと思っています。
「頑張る」以外に、チームを動かす方法があるとしたら？
