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【教えて下さいあなたのシゴト#特別編】LIFE STYLE代表古城・ホントのホンネ「挑戦者を生み出し、挑戦し続けるものとともに」①生い立ち

LIFE STYLEは、拡大するSaaS領域の新規事業立ち上げをマーケティング・セールスの側面から支援し、これからの日本の未来を描くことを事業としています。

そんな「LIFE STYLE」で活躍するメンバーひとりひとりをピックアップし、業務内容や所属する組織について、思うままに語ってもらうコーナーが「教えてくださいあなたのシゴト」。

今回はマーケティング室オールメンバーで、これまでWantedlyストーリーではあまり表に出てきていなかった、LIFE STYLE代表の古城にズバズバ切り込み、彼のアツい想いを引き出します!

本題に入る前に、何か伝えておきたいことはありますか?

そうですね、私がLIFE STYLEの代表取締役に就任してから、2021年8月で1年半が経ちました。振り返って自分を語るとなると、「まだ1年半」とも「もう1年半」とも感じる複雑な心境、というのが正直なところです。

「複雑」というのは?

人生で初めて代表取締役という「役割」を経験していますが、己の未熟さを日々突きつけられ、経営者としての満足感を得られる日は、この1年半で1日もありませんでした。しかし、また新しい仲間が増え、新規事業の勝ち筋も見え始めたここ1年、やっと確かな成長を感じられるようになってきた・・・。山あり谷ありではないですが、平坦ではなかったという意味で「複雑」という感じですね。

なるほど。ではLIFE STYLE創業からこれまでをつぶさに語っていただけると・・・

いえ、今回は、私の代表就任後という意味では、はじめて成功の兆しが見えてきたここをひとつの区切りとして、社会人生活の始まりから、LIFE STYLEへ入社した理由や経験も盛り込んで、「これからLIFE STYLEをどういう会社にしたいのか」を余すことなく語りたいと思います。

古城もかなりやる気の本記事は、①生い立ち、②創業、③未来、の三部作でお送りします!

ぜひ最後までご覧ください。


社会人生活の始まりはどぶ板営業

最初に入社された会社について教えてください。

私の社会人生活は営業会社からスタートしました。もう少し解像度を上げると、成人男性が「生きていけない程度」の日当はあるものの、営業インセンティブで給与を稼ぐお仕事です。良く言えば「自分次第でいくらでも稼げる」、悪く言えば「成果以外に払うお金はねぇ」っていう会社でした。ただ、私がLIFE STYLEをこういう会社にしたい!という想いは、社会人生活の始まりである、この前職での原体験からきています。

当時の業務内容を教えてください。

扱っていた商材は、某大手通信キャリアのインターネット回線で、個人宅への飛び込み営業でした。研修らしい研修もなく、入社初日から一人で飛び込み営業をしなければいけませんでした。真夏だろうが真冬だろうが毎日です。どんなに汗をかいても契約を取れなければ給与はほぼありませんし、インセンティブは単発なので毎月0からのスタートです。

契約がとれない人にはかなり厳しい職場ですね・・・

はい、そんな環境のため、この会社の離職率は「控えめに言って」95%でした。1ヶ月に新人が10人入り、3ヶ月後に1人残っていれば御の字。逆に残る人は何者なのか?というと、上手く稼げる人か、どうしても稼がなければいけない人でした。1分1秒の過ごし方が自分の給与に直結する仕組みの中では、チームとしての最大化よりも個人でどれだけ結果を出せるかが重要でした。

創業者との出会い

組織内での連携や、「これ」と思える出会いも生まれにくそうな環境ですね・・・

はい(笑)。ただ、この会社で、LIFE STYLEの創業者である永田と出会いました。今思えば、私と永田はこの組織において特異な存在だったので、それぞれの理想を実現するために永田がLIFE STYLEを創り、私もLIFE STYLEに身を投じることになったのかなと。しかし、二人が特異であるという共通点はあるものの、その中身は全く異なるものでした。

詳しく教えてください。

繰り返しになりますが、この組織では個人で稼げる人・稼がなければいけない人が最大の恩恵を受けます。私が特異だった点は、稼げない人なのに残っていることでした。「今は稼げなくても、ここで得られるなにがしかの経験を・・・」みたいな目的があったわけでもなく、どうするべきかを考えることもできていなかっただけ。ただの思考停止状態ってやつです。

そんな私でも、離職率95%の会社に1年いればベテランです。常に採用はしていたので、2年目からは必然的に私が研修担当になり、名ばかりですがマネージャーにもなりました。そこに永田が入社してきたのです。

永田は私と正反対で、明確な目的を持って入社してきました。それは、3年以内に起業するので営業力を身につける必要があり、できるだけ多くの失敗をするために「toC営業を経験する」ことでした。そして、永田が「稼げる人」になるまでに時間はかかりませんでした。

LIFE STYLEの創業者が部下だったのですか!?

はい、今思うとよく成り立っていたと思いますが、思考停止状態の私と、バリバリ稼げる人になっていた永田が上司と部下になったわけです。良好な関係になる訳がありません。永田は限られた時間の中で営業力を身につけようとしているので、やることは1つでした。思考も、トークも、行動の仕方も、優秀な営業マンを徹底的にパクること。稼げない私の言うことなんて聞いている暇はありません。

私は私で永田に対し、「言うこと全然聞かない人認定」を下していました。お互いにそんな感じで距離を置いていましたので、良くも悪くもぶつかることはありませんでしたが、当然深く交わることもなく2年が経過しました。


遅すぎる気づき

話を戻して、永田さんが特異だった点は、何だったのでしょう?

「個の最大化」が唯一無二の価値観という環境で、「『組織創り』に挑戦したこと」です。マネージャーになろうが部長になろうが、自分の給与は自分で稼がなければいけない会社だったので、管理職になりたいと思う人なんていないわけです。そんな中で彼は、本格的に起業に向けて準備を始めるタイミングを迎え、自らの営業スキルの向上は確認できたということで、「チームの売上最大化を図る仕組み創り」について考えるようになっていたのです。

端的にいえば「個人事業主の集まり」のような会社において、当時の社長に、組織やビジョンに対して「物申す」なんていう人はいませんでした。永田がそんな提案をしているのを目の当たりにして、「あれ、自分って今まで何をしてたんだろう?」とか、「自分はこのままでいいんだっけ?」と考えるようになり、止まっていた思考が動き始めました。

永田の姿勢を見ていると、なんで自分が思考停止していたのかが分かってきました。私は、勝手に自分で自分の人生を諦めていたんだなと。会社や仕事に慣れ、漫然と日々を過ごし、上手くいかないことは全部「自分以外の何か」のせいにして、飲んで忘れる。自分の人生に対し、全く責任感がなかったんだと痛感しました。

何をしていいか分からんが、動かなきゃダメなことは分かっている

永田さんの提案によって、会社は生まれ変わったんでしょうか?

いえ、長年個人主義で通してきた組織です。すぐに変わるほど甘いものではありませんでした。ただ、私の気持ちには間違いなく変化が生まれました。それから永田と業務以外の会話をする機会が増え、彼がどんな会社を創りたいのかを聞かせてもらうようになりました。

そして、いよいよ永田が起業準備を本格的に始めるために前職を退職しました。私も私で、何かしたいと思いつつ、具体的に何をすればいいかは分かりませんでした。しかし、「とにかくこの状況を変えなきゃいけない。そのためには会社や誰かに期待するのではなく、自分が変わらなきゃいけない」ということだけは分かっていました。そんな時に永田からLIFE STYLEの創業にあたり、一緒にやらないかと誘いを受けました。

それでLIFE STYLEに飛び込んだということですね!

結果としてはそうなります。ただ、当時の私は結婚したばかり。LIFE STYLEという会社も創業前で、不安しかない状態でした。しかし、永田から「自分が20歳だったときに入りたいと思える会社を創りたい」と言われて非常に共感したことを今でも覚えています。色々な意味が含まれていますが、本気で挑戦したい人に機会を与え続けられる会社でありたいという意味だと私は理解しました。

  • 自分を変えるために、言い訳が一切通用しない環境に身を置きたい。
  • 自分の成長によってLIFE STYLEが成功がすれば、我々の掲げるビジョンは、未来の仲間にとって希望になるかもしれない。

私は、事業内容ではなく、この2つの想いを持ってLIFE STYLEで挑戦することを決めました。27歳にして初めて、「何をするか?」ではなく「なぜやるのか?」で意思決定をしました。

その後間もない2014年3月、永田と私にもう一名が加わり、3名体制でLIFE STYLEはを創業しました。とは言え、私は役員や役職者ではなく、一営業マンとしてLIFE STYLEでのキャリアをスタートしました。


能力を見込まれてジョインしたわけ「ではない」という、古城の入社にまつわるこの話。社内でも知る人は少ないと思います。あえてこれを前段としつつ、これからのLIFE STYLEについて彼がどのような未来を語るのか、次回以降詳しく聞いて参ります!

【次回はこちらから↓】
LIFE STYLE代表古城・ホントのホンネ「挑戦者を生み出し、挑戦し続けるものとともに」②創業

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