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たたき上げとキャリア(1)

リーウェイズ代表の巻口です。

今日は私が考えるキャリアをお話しします。私のキャリアの持論は自分の経験に大きく影響を受けています。長くなるので何回かに分けて投稿します。

ちょっと前の投稿でも触れましたが、私はかなり異色なキャリアを持っています。

大学受験で失敗した私は、大学時代ちょっとやんちゃをしていました。なので、20代の頃は就職活動もせず、プータローというか彼女の仕送りで生活するヒモ生活でした。

ドカチンや訪問販売、セミナー講師などのバイトを転々として、彼女に振られてからは住むところがなくなったので、新聞配達を始めました。2年くらい新聞配達をしている中で、さすがにちょっと反省して資格を幾つか取得してちゃんと就職しようと思うようになりました。

当時フロムエーというアルバイト雑誌で住み込み正社員の仕事探したところ、住み込みだとパチンコの店員や水商売の黒服みたいな仕事ばかりの中、もしもし営業の投資ワンルームマンションの会社が経理を募集していました。ちょうど簿記2級を持っていましたので、その会社に応募しなんとか採用されました。

経理での採用のはずなのに、やはり営業会社なので「新人は皆はじめは営業からだ!」と当たり前のように電話営業をやらされました。一日中電話をかけ続け、上司にもお客さんにも怒鳴られ罵倒され続ける日々でしたが、プータロー時代の訪問販売やセミナー講師の経験がプラスに作用し、性格的にも向いていたのか何件か成約をすることができるようになると、ちょっと余裕ができ、冷静に会社を見ることができるようになりました。

当時売り上げ80億円くらい、社員80人くらいの会社規模でしたが、どうもおかしいなと思うことが多くありました。会社にワープロもパソコンもない、ホワイトボードが一つもない、議事録も稟議書も一切ない。ちょっといくらなんでも会社としておかしいのではと思い、自分で変えたいと強く思いました。「そもそも経理で採用されたので経理をやらせてくれ」と上司に直談判し、タイミングよく経理担当者が退職する時だったので、経理部に配属される流れとなりました。

経理に配属された時に一番びっくりしたのが、全部手作業であるという点でした、仕訳伝票から現金出納帳、売掛台帳、試算表に至るまで全部手書きです。早朝から夜中まで仕事しても全然仕事が終わりません。いくらなんでもこれはないわぁと思って会社にパソコン導入したらどうかと提案するも全部却下。1994年当時は「手でできることをなんでパソコンでやる必要があるんだ」という風潮でした。

私は中学の頃からパソコンおたくでPC8800シリーズやMSXを触ってたこともあり、パソコンでの業務効率化は必須だと思っていましたので、仕方ないから自腹でThinkpad230Cs(メモリ4MB、HDD80MB)を購入して業務のプログラム構築をこっそり始めました。

社用車のベンツで社長の送り迎えもやらされていたので、会社の鍵を持っていたことを幸いに朝5時に会社に言って始業前の4時間プログラムを作り、9時から20時までは経理の仕事をして20時から22時までまたプログラムをするなんて生活を半年ほどやりました。当初Accessでだいぶ業務の効率化ができたので社長に交渉して経理部システム課(?)を作ってもらいようやく予算をもらえるようになりました。

VBとOracleをODBCでつないで物件管理システムや顧客管理システムを構築し、Notesでネットワーク作って会社の基幹システムを3-4年かけて一通り構築しました。

当時そうしたシステムを持っている不動産会社はほとんどなかったので、このシステムを不動産会社に売りませんか?と企画しても経営陣の理解を得られませんでした。議事録もつけない朝令暮改の会社だったのでさもありなんという感じです。

なんで誰も理解してくれないのかと日々悶々と考えて出た答えが「自分に説得力がないから」という結論でした。「この会社しか経験してないから経営というものへの説得力がないのだ」と考えて、だったらコンサルになろうと決意しました。

当時はビッグ5(アーサーアンダーセン、プライスウォーター、デロイトトウシュ、KPMG、アーンスとヤング)でしたが外資系コンサルファーム全部に応募して、システム構築の知見が評価されなんとかKPMGというところに無事転職できました。(続く)

たたき上げとキャリア(2)

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