AIが進化しても、文章を書く力は必要?──そんな疑問に本気で向き合ってみた
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「AIがあれば、もう文章力なんていらないんじゃない?」
最近よく聞くこの言葉。
実際、ChatGPTのような生成AIは、驚くほど自然に文章を生み出します。
でも、私たちは社内勉強会の中で、あえてこの問いに立ち止まって考えてみました。
結論から言うと──
AI時代こそ、文章力(=言語化する力)は“ますます”必要です。
「文章を書く」とは、ただ書くことじゃない
文章を書くという行為は、単なる「言葉の組み合わせ」ではありません。
それは、
・自分の考えを整理し
・相手の視点を想像し
・一番伝わる形に変換すること。
つまり、自分と他者をつなぐ“翻訳”の力なのです。
じゃあ、AIがいればもう翻訳してくれるのでは?
たしかにAIは、表現を整えたり、言い換えたりは得意です。
でも、AIが扱えるのは「あなたが何を考えているのか」「何を伝えたいのか」が明確になっている時だけ。
AIに価値あるアウトプットを出させるには、
そもそもの問いを立てる力、考えを整理する力=言語化力が必須なんです。
思考の棚卸しをしないままでは、AIすら使いこなせない
資料にもありましたが、私たちは毎日大量のメール、Slack、提案書、レポートを作っています。
AIが補助してくれても、
・「何が問題なのか?」
・「誰に、どんな伝え方をすれば響くのか?」
を考えるのは、結局自分自身。
つまり、「考える力=言語化力」がないと、AIは宝の持ち腐れになります。
言語化することで、体験は“資産”になる
「体験を経験化する」という言葉があります。
ただ経験するだけでなく、それを振り返り、人に伝えられる形にすることで、
はじめて自分の中で価値ある“知見”に変わります。
言い換えれば、「書くこと」は自己成長そのものなんです。
最後に
AIはたしかに素晴らしい。でも、それにすべてを委ねるのではなく、
自分の“視点”や“思考”を深めることこそが、これからの時代に求められる力だと実感しました。
だからこそ私たちは、AIを道具としてうまく使いこなしながら、
人にしかできない「共感」「創造」「判断」といった力で、新たな価値を生み出していきます。
“考える力”を育てたい方、大切にしていきたいと思います。