世の中の「当たり前」に苦しんだ僕だからこそ伝えられることがある。自分の“好き”を大切にすることで、中高生の可能性を伸ばす!

2018年に新卒としてライフイズテックへ入社した、船見洋輝(ふなみひろき)。彼はなんと、メンター、そして業務委託という経歴をへて社員としてジョインするという、ライフイズテックの中でもめずらしい存在だ。

なぜ彼は、段階を踏んでライフイズテックの社員になることを決めたのだろうか。

(ライター:クリス@qris_)

受験での挫折が、自分にとっての幸せな生き方を見つめ直す機会をくれた

ーー まずはじめに、ライフイズテックに入社したきっかけを教えてください。

社員としては2018年の10月に入社したのですが、実はそれ以前からライフイズテックとはお付き合いがありました。大学生の頃は約4年間メンターとして、大学を出たあとも業務委託でライフイズテックのクリエイティブにかかわらせてもらっていたんです。

ーー 大学生でライフイズテックのことを知っていたのは、学校でポスターを見かけたとかですか?

いえ、大学受験期に自分で調べました。確か「大学生 プログラミング」みたいな検索をしたと思います。

というのも実は僕、大学受験があまりうまくいかなくて……。もともと勉強は好きでしたが、受験の“浪人をしてでも、いわゆる上位校と言われる大学への進学を目指して勉強をすることが当たり前”という空気に、日常生活に支障をきたすレベルでつらく、苦しくなってしまって。

そんな僕の様子を見た父が、「好きなことで大学を選んでみたら?」と、とある大学を教えてくれたんです。そこはこれまで学んできた理系の大学で、かつ僕が昔から好きだったデッサンをいかせる学部でした。

そこからその大学を受けるために、センター試験のあとという受験シーズンでとても重要なタイミングで、美大受験のための専門学校にとりあえず通ってみることにしたんです。

すると受験の空気に飲まれてダメになりそうだったのがウソのように、元気によみがえったんです。

この経験があったからこそ自分の好きなことを大切にしようと思うようになり、当時興味のあったデザインやプログラミングに挑戦できる環境を求めてネットで調べた結果、ライフイズテックを知り、大学生になってメンターになることにしたんです。

ーー 好きなことを突き詰めていくことが自分にとっての幸せだと気付けたんですね。ちなみに大学を出たあと、ライフイズテックに業務委託としてかかわることになったということですが、就職は考えなかったのでしょうか?

僕は目の前の好きなことに取り組んだ先に自分の未来があるような気がしていたので、就職するイメージをほとんど持っていなかったんです。たとえ大学を出たあとに何も進路が決まっていなかったとしても、その時に考えようと思っていたので就活はしませんでした。

ただライフイズテックには、学生時代にインターンとしてもさまざまなクリエイティブにかかわらせてもらっていたんです。当時は『テクノロジア魔法学校』のプロジェクトの真っ最中で、僕もそこのメンバーとして入っていたので、引き続き業務委託として携わらせてもらうことになりました。

ーー 目の前の好きなことから自分の未来を考えたいと思って、就活をしないという選択をしたんですね。とはいえ、大学を出てすぐに業務委託という働き方を選択することに不安はなかったのでしょうか?

大学生の頃から知っていた会社なので、特に不安は感じませんでした。というより、大学2年生の頃に学校に行かなくなったことがあるんですよ、僕。この時に人生で一番といってもいいくらいの大きな不安を抱えていたので、当時と比べれば……。好きなことを大切にしないと自分はガソリン切れを起こすことは分かっているものの、大学に行って学ぶことが当たり前だと思う自分もいて。脳みそが反発しあっている感じに苦しめられましたね。

ーー 確かにその葛藤は、とてつもなく大きな不安だったでしょう。でもその不安を感じていなければ、もしかしたらライフイズテックにいなかったかもしれませんね。

大学2年生の頃、そして大学受験の際に感じた大きな苦しみや不安がなければ、ライフイズテックに出会ってすらいなかったかもしれません。

「すごいじゃん」は当たり前じゃない。アウトプットできる快感が居心地のよさに

ーー 船見さんは、就職するイメージが持てなかったということですが、最終的にはファーストキャリアとしてライフイズテックの社員になることを選ばれています。何かライフイズテックに惹かれたポイントがあったのでしょうか?

誰かが作ったすごいものを見て「すごいじゃん!」と言い合えるライフイズテックの雰囲気が当たり前のものではないことを実感していたからです。

この“アウトプットへのリアクションがある”環境は、意外に世の中に少ないと思います。大学ではものづくり系の学部に通っていたので、必ずアウトプットの機会がありましたがその場が盛りあがらないんですよね。

ライフイズテックは、すごい・かっこいい・いいものを見たら、そこにいるみんなが「いいね!」とリアクションしてくれるんです。このような環境がいかに恵まれているかを知っていたからこそ、ライフイズテックに居心地の良さを感じていたんだと思います。

またメンターと業務委託でのクリエイティブという2つの経験を積んだことで、自分自身の学びになることがたくさんありました。中高生に何かを開発してリリースするといったアウトプットの喜びを感じてもらうためには、自分自身の成長が必要だとメンターを通して教えてもらいましたし、業務委託で携わったプロジェクトを通しては、仲間と一緒に1つの目的に向かってものづくりを進めていくことのおもしろさに気付かせてもらいました。

ーー 仲間とものづくりをすることのおもしろさは、どんなところに感じたのでしょうか?

アウトプットするものが大きくなったことです。

仕事としてデザインやプログラミングに携わる前は、どちらかというとグラフィックやメディアアートっぽいものつくる機会がほとんどでした。しかしチームを組んで多くの人にサービスを広げていくとなると、WEBや万人受けするデザインなど、それまでの自分の中にはなかった知識やスキルも必要となります。

これらの知識やスキルは、“人と一緒に同じ方向を見て何かをつくること”で身につき、自分のアウトプットにいかせるものとなるんです。ライフイズテックでは仕事の分担がはっきりと決まっているわけでなく、みんなで協力しながらプロジェクトを進めていくので、これまで経験したことのない仕事から思わぬ知識やスキルが得られるなんてこともめずらしくありませんでした。これは1人でのものづくりではなかなか経験できるものではないと思います。

だから“仲間と一緒に1つの目的に向かって何かをつくった経験”は、僕がやりたいと思うことを知識やスキルと結び付け、形にしていくための大切な時間だったと思っています。

ーー ちなみに社員になってからも、業務委託の時にしていた仕事をそのまま続けたのでしょうか?

業務委託の時にテクノロジア魔法学校のプロジェクトが落ち着いたので、社員になってからは、Web・基幹システム開発チームのプランナーとスクールのクラスマネジャーを兼任しています。日中は顧客管理システムの開発スケジュールをひいたり、エンジニアにユーザーからの声をシステムに反映してもらえるようお願いしたりする仕事をして、夕方からはスクールで中高生の指導やスタッフのサポートを。休日は、キャンプにも参加しています。

ーー スクールマネジャーはメンターの経験があったからということで分かるのですが、なぜシステム部に?

もともと好きな“ものづくり”にかかわっていたいという性質だから、プログラミングへの関心をいかせるシステム部門を希望しました。ただ、中高生の成長を間近で感じられるスクールの雰囲気も好きだったので、現場にも行きたい気持ちがあって。

またシステム開発にかかわることで、仕事として成り立つアウトプットの方法といった実践的な部分を中高生やメンターのみんなに還元できると思ったんです。だから開発とクラスマネジャーを兼任することにしました。

ーー 正直、兼任って大変じゃありませんか?

メンターの時からライフイズテックのフェス感というか、「いいものをいい」と盛りあがる空気がとにかく好きだったので、兼任することをそこまで負担だと思ったことはありません。

ちなみに入社して1年たった2019年10月からは、仕事の比重を変えてクラスマネジャーに注力することにしたんですよ。

ーー なぜクラスマネジャーをメインに?

開発の仕事はどちらかというと、自分の学びのためという側面が大きかったんです。そこでのアウトプットをもっと中高生の可能性を伸ばすことにいかしたいと思うようになり、クラスマネジャーの仕事に比重を置くようにしました。

また顧客管理などの会社全体のシステムにかかわってきた僕の経験をスクール事業に携わるメンバーに、中高生の成長のための思考として有意義に使ってもらえるよう、現場とシステムの架け橋のような存在になれたらと思ったんです。

ーー スクールとシステムの架け橋、ですか?

スクールの現場には、本当に数多くの仕事があります。その仕事を抜け漏れなくこなすだけでいっぱいになり、中高生の可能性を伸ばすための思考に時間が割けないこともないとは言い切れなくて。

だから、現場の声を聞きながら事務的な部分などの業務を削減できないかシステムに提案、反映することで、より中高生の可能性を伸ばすことに集中できる環境を整えられたらと思っています。

ーー 確かにそれは、システムの裏側を知っている人だからこそできる改善ですね。

中高生の変化をそばで実感できるスクールでの日々に僕自身が刺激をもらっているからこそ、中高生の可能性を伸ばすために全力を尽くしたいんです。中高生もきっと、ライフイズテックほどアウトプットの快感を味わえる機会はそうそうないので、「次はこういうものをつくりたい」という欲、成長が見られるんですよ。やはりこういう瞬間に出会えると、素直にうれしいですね。

ライフイズテックは中高生だけでなく自分自身の可能性も伸ばせる場所

ーー 船見さんがライフイズテックをとても大切な居場所として考えていることが伝わってきました。

大学生の頃は興味のあるデザインやプログラミングのスキルをどんどん磨こうとさまざま学生ベンチャーなどにも参画していたのですが、最終的に残ったのはライフイズテックだけでした。学生ベンチャーの場合「挑戦しよう!」という想いの行き先が、ものづくりではなかったんですよ。僕はものづくりが好きなので、その挑戦する気持ちには馴染めなくて。

中高生の可能性を伸ばすというビジョンを掲げるライフイズテックでは、サービスを提供する側も自分の可能性を輝かせ続けなければ中高生を導いていけません。だから僕の好きなものづくりが、必然的に中高生の成長に役に立つという理想的な環境だったんです。実際に働くメンバーやメンターも自分の中にやりたいことの軸をしっかり持っていて、そこに向かって想いを形にしていました。ライフイズテックは、自分自身の可能性も伸ばせる場所なんです。

ーー 自分の可能性を伸ばすことを楽しめる人にとって活躍するフィールドがたくさん用意されている会社なんですね。

自分がワクワクするものや好きなものを追求できる人にとっては、やりがいをもって働ける環境だと思います。

僕は受験や大学2年生の頃に感じていた世間一般の感覚と自分の中のやりたいことの葛藤を抱えていたからこそ、好きなものを追求することの大切さに気付け、自分の歩む道を選択できたと思っています。

好きなことを追求し形にしていく喜びが、自分の可能性を広げるきっかけになるかもしれないことを、仕事を通してのアウトプットで中高生に伝えていきたいですね。

<インタビューを終えて>

“個を大切にする”風潮がある昨今。とはいえ、世間からすると“当たり前”とされていることもたくさんあります。今回船見さんの話にもあった“大学受験”や“学校に通うこと”も、その当たり前とされていることでしょう。

しかしその当たり前に「なぜ?」と疑問を持ったことで、自分が好きなこと・やりたいことを見つめ直せた船見さん。そしてとことんその好きを追求したことで、自分の未来を、可能性を切り開いたのです。

受験をはじめ自分の進もうとしている道について悩んで乗り越えた経験がある方はきっと、今同じような悩みを抱えている子どもたちにとって最大の理解者となれるのではないでしょうか。あなたの今に至るまでの物語が、中高生が未来の可能性を切り開くきっかけになるかもしれません。

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