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【代表インタビュー】今に疑問をもっている人へ_コーポレートブランディング刷新の狙いとライナフのこれから

こんにちは、広報の伊勢です。

緊急事態宣言があけ、先日久しぶりに出社しました。新しいTシャツやノベルティ類が届いたので、その確認も兼ねて、混雑時間を回避しながら行ってきました。 ニュースでは電車が混雑しているとありましたが、ちょうど空いていたのか、密になるような混雑は感じられなかったので安心しました。淡路町に着くと全体的に歩いている人は少なく、いつもの日常とは違うんだと改めて感じさせられました。このブログに目を留めてくださった方々も、どうか日々をお気をつけてお過ごしください。

さて、ライナフを知る方はお気づきかと思いますが、このたびロゴを新しくしました!ロゴだけではなく、コーポレートサイトや各サービスブランド、ミッションに至るまですべてを刷新したのです。今回は、刷新した背景と今後のビジョンや働き方などについて、代表取締役の滝沢さんにお聞きしていきます。さらに、まだ社内の一部の人しか話していない新オフィスの構想(私も初めて知りました!)もお聞きできたので、ぜひ楽しんで読んでいただけたらなと思います!

ライナフ=滝沢からの脱却、ライナフの人格を創りあげる

それでは滝沢さん、よろしくお願いします!まずは、ブランドを刷新した背景について教えてください。

大きく2つあって、1つは社内の結束です。これから組織を大きくしていく上で、ライナフという法人格としてのアイデンティティが必要だと考えました。これまでは社長の考えや会社としてやることすべてに対してライナフ=滝沢が強かったんです。創業社長なので仕方がないんですけどね。今では人数が増え、「ライナフ」を構成する一人ひとりの気持ちや考え方があるので、それらを汲みあげながら、会社を大きくしていきたいと思いました。

例えばFacebookの場合、ミッションを「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現します。」と掲げていますが、創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏は大切な社長である一方で、彼が考える性格とは別に会社の人格があります。Googleも、ラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏がつくった会社ではあるけれども、彼らの性格・考え方は、Googleの社風とは異なるんですよね。ライナフも、僕自身の性格が強かったのですが、 これから会社を大きくしていくために、僕から卒業して会社が独りでに大きくなるようにしていきたかった。 そのために、会社がなにを目指すべきかを再定義する必要がありました。

もう1つは、事業内容を新しいものにフィットさせていくためです。これまで使用していたコーポレートサイトやロゴは、社員がまだ誰もいなかったときから使っていたものなので、強くブランドを意識して作ってはいなかったんですね。なので、ライナフの事業や方向性を社内外に指し示すためにも、このタイミングでブランディングを刷新することに決めました。

社内や社外のブランディングに対する反応はいかがでしたか?

社内はオフィスで集まる機会がなくなった分、詳しく聞けていないんです(本当はすごく聞きたいんですけど!笑)。社外の方からは、ちょうど全国で緊急事態宣言があけ、世間ではwithコロナをどう生きていくのか、前を向いて考えていくところだったので、タイミングがよかったですねとか。それと、ベンチャー企業から大手企業っぽくなりましたね、という反応もありました。正直「大手企業っぽい」って褒め言葉として捉えていないのですが、ブランドを大事にしていく意思や姿勢が伝わって、それが大手企業っぽいという言葉だったのかなと受け取っています。

私自身もブランディングのプロジェクトに半年間携わってきて、形にすることの大変さを実感したのですが、滝沢さんはいかがでしたか?

ライナフのメンバーと一緒にやれたことが良かったと思っています。会社のブランドを作るという、別人格を形成していく中で、僕以外の人の意見や考え方、思いを聞かなければいけないなと思っていました。僕だけだったら滝沢の言語化にしかならないんですよね。なので、ライナフのメンバーと一緒にできたことは良かったです。

人の暮らしに寄り添う事業へ拡大

デザイナー、マーケティング、広報、エンジニア、営業と、それぞれ異なるメンバーが集まって考えを1つにできたことは、1つの成果ですね。リブランディングをして、これからライナフが目指す事業の方向性について教えてください。

今までは、サービスの価値を受け取る相手を法人としていましたが、今後は一般の消費者にも広げていきたいと思っています。その際の販売ルートはBtoBでもよくて、最終的に世の中の人の生活に直接的に価値を提供できるようにしていきたいと考えています。

当初スマートロック 「NinjaLock」を開発したのは、不動産の空室管理や、部屋を内覧する際の鍵の受け渡しをなくすためで、メインターゲットは不動産の仲介会社や管理会社でした。これからは、住んでいる人がもっと居心地よく使ってもらうようにしていきたいなと。

新しく作ったタグライン「もっと、居心地の良い場所へ。」とつながるのですね。「もっと、居心地の良い場所へ。」に込めた思いは何でしょう?

事業の領域として2つあります。もっと居心地の良い場所へ住み替える、不動産流通の領域と、住んだあとの家での暮らしを良くしていく意味を込めています。

このコロナウイルスの状況で、家での滞在時間が長くなり、多くの方が自分の家をもっと居心地良くすることが大事なことだと気づかれたと思うんです。まさにそうした思いを形にしていくお手伝いをしたいと考えています。

人の暮らしに寄り添っていく、ということですね。住環境の変化もありますが、今後オフィスに求められることも変わりそうですね。

まず、オフィスビルは今後縮小されていき、住居については書斎付き物件などに人気が出てくると思っています(詳細は不動産について解説するYouTubeチャンネル「滝沢社長の不動産知恵袋」をご覧ください!)。ライナフとしても、次のオフィスは今より面積を小さくし、その分福利厚生にあてたいと思っていて、座席もフリーアドレスにして好きな場所で働けるようにします。

すでに新しいオフィスの構想があるのですね!働き方も変化していますが、リモートワークで働く上での大事なポイントはありますか?

気分転換が大事だと思っていて、勤務時間中であっても眠くなったら寝る、散歩するとか、最高のパフォーマンスをするためにはどうしたらよいかを考えることが大事だと思っています。それこそ昼間からお酒を飲むことでパフォーマンスがあがるようであれば、それもアリだと思うんです。いままでの働き方は、時間拘束の考え方がもとになっているため、勤務時間中は仕事をしている“フリ”も含めて、仕事をしなければならなかったものの、時間ではなくパフォーマンスだとわかれば、いま自分に大事なのがパソコンに向かうことなのか、お茶を飲んで休息することなのか、自ずと見えてくると思います。

成果主義により近づく、ということですね。

そうですね。会社として成果主義を謳っているわけではありませんが、このコロナウイルスの状況で、昔よりも成果が大事で、労働を時間で計らなくなります。もう1つは、社内には話したのですが、自分の業務負荷を自分で調整できるようにならなければいけない点です。これまでは、上司が部下の仕事量を調整できましたが、リモートワークでは見えづらくなるんですね。自分自身を潰さないように仕事量を調整しなければいけなくなります。自分で声を上げないとパンクすることもあると思います。筋トレと同じで、筋肉に負荷をかけ過ぎると骨折してしまうけれど、負荷がないといつまでも筋肉がつかない。ちょうどよい負荷のかけ方を自分自身で調整しなければなりません。こと人間は、楽な方に流れやすい生き物でもあるので、軽い負荷ばかりの筋トレを続けていたら“ヤバいな”って気づく必要があります。かといって負荷をかけすぎると上司も周りも気づいてくれないので、骨折してしまう可能性があります。そうなってもいけない。

バランスが大事ということですね。

自分に対する向上心も大事ですが、全体の調整力も必要です。それがうまくできている人はリモートワークでの新しい働き方が合ってくると思うんですよね。

目指す組織は「プロフェッショナル×チームパフォーマンス」

写真:2019年社内イベント「7つのEnough大賞」より(ブログはこちら!

これからどんな組織にしていきたいでしょうか?

7つのEnough(ライナフの行動指針)の中でいうと、プロフェッショナル×チームパフォーマンスです。全員が業務委託でもいいくらいのプロフェッショナルであり、成果にコミットして責任をもって進めていく。その成果へのコミットを個人主義ではなくチーム主義で進めていく組織にしたいです。これまでもプロフェッショナルやチームパフォーマンスを伝えてきましたが、もう一段ステップアップしていきたいですね。

組織力をアップするためにも企業文化が大事だと思いますが、取り組んでいることはありますか?

半年後を目指して人事評価体系を変えるつもりです。働き方も変わったので、それにあわせて大きく変えていきます。ほかにも動いている仕掛けがありますが、僕ではなく、みんなが自主的にやってくれていることが多いかもしれません。クリスマスパーティーは僕の肝入りで毎年力を入れていますが(笑)、それ以外の「7つのEnough大賞」のような社内のアワードなどは、管理部担当者が企画をしてくれます。ありがたいですね。

こういった企業カルチャーはみんなに任せることも大事だと思っていて、どうやったら根付くかをそれぞれが考えていくほうが、みんなにとって心地いいと思うんですね。同じ性格の会社の中に、異なる性格・思想の人たちがいると仕事がやりづらくなるのですが、これは良いこと、これは悪いことという発想が似通っていくと、仕事がしやすくなります。そうした働き方を1人ひとりが体現していくと、自分自身もよいパフォーマンスを発揮しようと行動するはずです。そうした強い組織にしていきたいと思っています。

応募者へのメッセージ「今に疑問を持っている人へ」

最後に、これから応募してくる方へのメッセージをお願いします!

今の会社に疑問を持っている人は、ライナフを検討してみてください。

「自分の会社はこれでいいのか?」と思う中で、自分の力では会社を変えられないと思って諦めた人から転職すると思うんです。自分の力で変えられると思っている人は転職しないんですね。それでいいと思っていて、自分の会社は「これでいいんだっけ?」と疑問をもった方は、ライナフが向いていると思います。

疑問を持った方は、ライナフがこれからどんな社風で、どういう会社になっていったらよいかを考えてもらった上で、カジュアル面談ができるといいのかなと思っています。ライナフは、業績も、会社としての人格も、成長途中の段階です。一緒に会社を作り、育てていきたいという気持ちをもっていただける方であれば、仕事は楽しいと思えるはずです。これからの時代は人と対面することなく仕事をする場面が増えていきますが、共通の目的として会社がよくなることを考えられると、やりがいや心の安心にもつながります。一緒にライナフという会社を育てたいと思ってもらえたら、お互いにとって幸せですね。

写真:新しいTシャツを試着してもらいました

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