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【メンバーインタビュー】異業種からの転職はどんなイメージ?

ー こんにちは、採用担当の渡辺です。今回は異業種からエルピクセルに転職した2名から、転職のきっかけや実際に働いてみてどう感じているかなど様々な話を聞きました。異業種にいる方にエルピクセルで働くイメージを持って頂けるといいなと思っています。

ー 本日はよろしくお願いします。まずは、お二人の自己紹介をお願いします。

(杉本)
杉本です。製品開発グループで主に製品のフロントエンドを担当しています。

(藏品)
藏品です。研究開発本部のゼネラルマネージャーをしています。エルピクセルの開発全体を統括しています。

ー ありがとうございます。本日は異業種からの転職がテーマですので、お二人の前職のキャリアと転職に向かった経緯について教えてください。

(杉本)
前職はインターネットサービスプロバイダで働いていて、マイページ(契約状況を確認するためのページ)の開発担当をしていました。
開発業務を一通り経験したのですが、さらに自分で手を動かしながら経験を深められる環境を探して転職を考えた、というのが経緯です。

(藏品)
前職は宇宙開発系の民間企業で、ロケット打ち上げ、衛星の軌道設計、衛星画像の処理などエルピクセルに入社するまで15年ほど宇宙開発に携わっていました。
そこで2016年ごろに週1で産業技術総合研究所の人工知能研究センターでの研究員を兼務することになったんですね。その時に機械学習を一から学び、衛星画像処理に適用したところ驚くほどいい結果が出て、将来への可能性を強く感じました。
一方で、フルタイムで機械学習に触れている他の研究員との差が開いていくことをひしひしと感じ、焦りを感じていました。その中で、自分の中で機械学習に深く関われる環境に身を置きたいと強く思ったことが転職をしようと決めたきっかけです。



ー 転職活動の結果、エルピクセルを選んだ理由を教えてください。

(杉本)
まず自分がやりたいことをやれるというのが前提にあります。その上でエルピクセルに惹かれたのは、自分は大学で生体システムを専攻していて、ライフサイエンス分野に馴染みがあり、画像解析を使って価値を発揮しているのはすごくいいなと思ったのと、同時に創業者の島原さんのインタビュー記事の内容に共感したところですね。
研究者のキャリアを作りたいという記事だったのですが、自分自身、学生就職をする際に研究者としてのキャリアって狭いなと実感していたので。

杉本さんが感化された記事です。創業者の思いに興味を持った方は是非ご覧ください。
https://rikeinavi.com/guide/careerguide_topint_19sp/

(藏品)
私の場合、転職活動をした2018年当時は機械学習をやっている会社は少なく、目についた募集はEコマースなどが中心でした。前職では研究者の方と深くコミュニケーションを行うプロジェクトが多く、to Cの業界よりも専門家と議論できる環境の方が自分に合っていると感じていました。
その時に、エルピクセルを紹介してもらいました。宇宙とライフサイエンスの領域は違ったものの、研究者や専門家が集まっており、機械学習をしっかりとやれる環境だと感じ、飛び込むことを決めました。

ー 実際入ってみてイメージ通りでしたか?

(藏品)
イメージ通りですね。
機械学習に深く関わることができ、研究者や専門家の人たちと一緒に働くことができました。日々のコミュニケーションで言うと、前職は、メール中心の文化でコミュニケーションツールの導入がそこまで進んでいなかったので、困った時にチーム内だけでなくチーム外の人にちょろっと聞くというのはやりづらかったのですが、エルピクセルでは、Slackや対面で気軽にどのチームの人にも聞ける環境でありがたかったです。

(杉本)
私も面接時に聞いていたこととギャップがなく、仕事も雰囲気もイメージ通りでした。会社は研究室っぽいイメージなんですよね。



ー 研究室っぽいイメージ

(杉本)
はい。アカデミックにも物事を捉えようという雰囲気だったり、出社奨励日にはエンジニアも出社したりするのですが、その時も業務後の夕方ごろになると、話したい人は自由にお酒など飲み物や食べ物を持って共有テーブルに集まっていくのとか、研究室っぽいなって感じます。

(藏品)
フルリモートになったことで最近だいぶ減りましたが、オフィスに来ると業務後にその辺でいきなり飲み始める人が結構いるっていうのは話しやすいし良いですね。

ー 入社後に大変だったことはありましたか?

(藏品)
ライフサイエンス領域のドメイン知識のキャッチアップは必要でしたね。お客様とミーティングする際に知識を入れておかないと話せないので。
この点は、社内に有識者がいて気軽に聞くことができるので、すごく助かりました。

(杉本)
私も医療機器を作るので、法規制などのキャッチアップは必要でした。ただ、製品開発グループ内にもスペシャリストがいるので、わからないことは聞きながら学んでいきました。
あとは、事前に聞いていたことなのですが、コードを整理していくのは骨が折れましたね。笑

ただ、好きなようにやらせてもらってますのでやりがいはあります。

ー 入社してよかった部分を教えてください。

(藏品)
入社前の期待通り機械学習に深く関わることができ、がっつりエンジニアと議論できる点ですね。入社後しばらくして始めた週一の論文読み会はメンバーと続けていけているので、それはすごく楽しいです。

(杉本)
AIの専門家がいて、チャットとかで気軽に最新の機械学習動向に触れられる環境であるのはすごく良いなと思いました。あとは、裁量を大きく渡してもらってゼロから考えて開発できるところですね。
一人目のフロントエンドエンジニアであったというのもあるのかもしれませんが、好きなようにやらせてもらっていて、それを見守ってもらっているなと感じています。そういった環境で仕事ができていることに感謝しています。

ー エルピクセルで働くことでご自身の今後のキャリアはどのように広がっていくと思いますか?

(藏品)
エンジニア経験とマネージャー経験の両方があるというのが、今後の私のキャリアに活かせると思います。エンジニアはマネジメントをやりたがらない人が多いですが、私も含め「お願いされたら挑戦しようかな」という人も結構いると思います。現在は本部長ですが、マネジメントも日々勉強です。



ー入社 1年でマネージャーになり、組織が変わる中で本部長になり、本部も段々大きくなっていますよね。

(藏品)
そこは想定外でしたね、もっとエンジニアとして手を動かしたかった。笑
でも、実際にやってみるとエンジニアロールだけでは見えないところが色々見えたり、面白い経験もできています。それにチームみんなでいい結果を出せたら、それは嬉しいですね。
とはいえ、現場で作ってる方が楽しいなって思ってる時もあります。笑

(杉本)
自分は前職ではチームを持っていたのですが、逆に今は完全に自分で作っているので、藏品さんの後に言うのもですが、楽しいです。笑
その中で、ものを作る経験をちゃんと積めているなって思います。1つのものをちゃんと深められてる感覚です。開発に関して裁量を持ってやらせてもらっていますし、これから開発する製品も増えていくと思うので、開発経験はこれからもっと積めると思っています。

ー 最後にエルピクセルに興味を持って頂いた方へ一言お願いします。

(藏品)
興味があることに邁進し、自分でどんどん動ける人にとってはエルピクセルはとてもいい職場だと思います。それと、機械学習を社会実装できるっていう部分と、医療や創薬のドメインは作ってやりがいを感じる領域なので、そこにやりがいを感じてもらえるならばドメイン知識の有無は関係なく活躍できる場はかなりあります。

(杉本)
自分の経験としてですけど、聞けば答えてくれる人がいっぱいいるので、どんどん聞ける人は色んなことを知れるので仕事をやりやすいだろうなと思います。
エルピクセルはすごく面白いことをやっている会社なので、なんか面白そうだなって思ったら一緒に働きましょう。開発サイクルも早いですし、実際に手がけた製品を使ってもらえるとやっぱり嬉しいです。



ー 最後までインタビューを読んで頂きありがとうございました。異業種からの転職はとてもハードルが高いだろうなと思ってお話を聞いたのですが、意外にも困ったエピソードがあまりないな、という印象を持ちました。エルピクセル社内で知識の共有がしっかりされていることを実感しました。

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