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取締役による年頭所感_2024キックオフミーティングより

2024年初の全社ミーティングでは、各部署と個人の一年の抱負に続いて取締役が年頭所感を述べました。manebi初のM&A実施という大ニュースや、manebiの事業の意義・目指すものの再確認が盛り込まれた年頭所感をご紹介いたします。

各部署と個人の1年の抱負はこちらから。


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代表取締役 執行役員CEO 田島智也

年が明けてから心を痛めることが連続して起きており、いつ何が起こるかわからないということを感じさせられます。被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。そして、元気に過ごすことができる私たちができることをして、社会に還元していくことをやめないことが非常に大事だと思っています。

去年はWBC優勝など、スポーツや文化、芸能面で印象的なことがありました。その反面、新たな戦争が勃発してしまいました。目先の争いではなく積み重ねた歴史が背景にある戦争なので、一朝一夕に解決できるものではなく当事者同士の正義のぶつかり合いなのだろうと思います。立場によって「正義」という言葉は便利に使えますが、人の命を奪うことは正当化されません。このようなニュースに一喜一憂するのは仕方がありませんが、我々は世界縁満に向けて歩みを止めないことが大事だと思います。

そして、技術革新でいうと生成AIが急激に伸びて日常に浸透しました。突如ChatGPTが公開されると、瞬く間に数億人規模までユーザーが広がりました。生成AIが誰にでも触れられるレベルに落とし込まれ、社会実装された年であったと思います。これこそイノベーションの本質です。manebiも今年はより生成AIを活用し、事業を発展させて世の中に還元し、世界縁満に一歩でも近づきたいと思う次第です。

ここからは具体的な事業について共有します。先ほど大役を担っていくと伝えましたが、それにあたって会社のブランド創りが非常に重要となります。

manebiは事業戦略として「Ability Transformation Strategy」を掲げています。教育サービスは「あったらいいな」で終わることが多く、「無くてはならないサービス」にはほど遠いというのが現状です。日本は学習意欲が低いとも言われていますが、それを変革していくためにHorizontal・Verticalの両面で網目を張って、顧客・業界にとってmanebiのサービスを「無くてはならないもの」としてインフラ化していくことが必要です。

その下支えとなる強みとして最高の顧客体験が重要です。成果が出るよう伴走支援し、良質なコンテンツ・プラットフォームを提供し、最適なコンサルティングをします。それだけでは属人化してしまうので、AI基盤を構築することで生産性も同時に向上します。その一環として韓国のAIベンチャーが提供する「Vrew」と連携しました。動画コンテンツを簡単に制作できて、多言語翻訳も対応しているので今年は更に認知度を上げてより活用していただけるようにしていきます。


あとは人的資本の強化です。まずはmanebiが人的資本をどのように考え、社会に発信していくかということが重要です。現状は未上場企業ですが、manebiの考えやできることを発信し、より先のことまで着手していることを具体的に伝えられるようメッセージングしていきます。

最後に、私は年末年始に10年計画を見直すのですが、2024年は「海外進出」とメモしてあります。プロダクト開発部からも海外進出に向けて一手打つと聞いていますので、今年は「Go 2 Global!!」を掲げて海外進出に向けた行動をとっていきます。

2024年は甲辰(きのえたつ)です。甲は物事の始まりを意味し、辰は勢いよく活気にあふれた様子を表すことから、急速な変化や成長を遂げる一年となります。

manebiの中でもM&Aなど大きな変化をしてきています。その中で大事なことはスケジュールを守りながら、どれだけ多くのチャレンジをして大役を果たしていけるかということです。これらの行動はすべて私たちの財産となり、経験・学びとなります。今年は多くのチャレンジを通じて皆さんと成長していきたいと思います。


取締役 執行役員管理部長 飯田淳義

元旦から震災や事故などのつらい出来事が続き、どの会社・学校でも年初の話題に上がっていると思います。私たちは「世界縁満」というパーパスのもとにmanebiという会社を運営しています。人生開発を通じてまずは自分を満たし、そして誰かを満たせる力を持った人を世の中に増やそうとしています。それによって自利利他を併せ持ち、互いに支えあう社会にすることができるということが「世界縁満」という世界観のひとつの側面だと思っています。

「世界縁満」というキーワードと、私たちが現実として取り組んでいる法人向け教育サービスというmanebiのプロダクトが結びつかないという社内の声も聞くことがあります。

元旦から発生している震災や事故現場において、今まさに活動されている方がいます。例えば、医師や自衛隊、警察官、道路補修をされている業者の方、食糧支援をしている企業などです。

冷静に考えるとこれらの活動している方たちは仕事として動いています。つまり、すべてmanebiの顧客となりうる人たちではないでしょうか。今回のような事象が発生したときに組織として活動し支えあうためには、研修・教育が必要です。私たちがやっていることは、manebiの事業を通じて人と組織を強くして利他の心で動ける人たちを増やすことです。

私たちの事業は一言で言うとeラーニングなのかもしれませんが、人生開発や学びを通じて組織を常に強くしていかないと、利他の世界は実現しません。そのため、manebiのプロダクトは「世界縁満」というゴールに向かって、直接的ではないかも知れませんが繋がっていくのだと思っています。

たとえば、先日の航空機事故において、乗務員が乗客全員を避難させることができたのは社員教育の賜物です。私たちがすべての社内教育を担うことができるとは思いませんが、10%でもmanebiが担うことによって、「世界縁満」という最も基礎的な人と組織と地域と世の中の繋がりを創るためのベースをmanebiが担っているという意識をもって頑張っていきたいと思います。


取締役 執行役員CTO/CPO 岡田大輔

本年1月1日に発生しました令和6年能登半島地震において亡くなられた方々に心からご冥福をお祈り申しあげるとともに、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。

2023年は新型コロナウイルスが5類へ移行し、マスクの着用が自己判断にとなりコロナ禍で続いた規制の緩和に向けた象徴的なニュースが多く、活気を少しずつ取り戻しつつあるように感じています。
テクノロジーの分野においては、生成AI元年とも言う勢いで世の中へ広がりを見せた年であったと思います。

manebiにおいては、サービス導入企業数が1700社以上から2500社以上へと増加することができました。また人事採用、チーム組成においては、多様性を表すようにガーナ、ネパール、韓国、ベトナムそして日本と国、人種を問わず多くの仲間がチームとしてジョインしてくれています。

2024年におきましては、これまで以上に企業の皆様の人財開発・教育をご支援できるように尽力する所存です。その一つが生成AIを活用した教育設計支援によりパーソナライズされた「学び」を提供すると共にAPIを活用した「他社プロダクト連携」「SNS通知連携」を強化し、これまで以上の生産性と効率化を実現していきます。

「教育するための準備に時間をかけるのでなく、人と人とが向き合い、どの様に自己実現していくか?」「どの様に自分の人生を幸せにできるか?」という本質に向き合えるようなプロダクトへしていきます。

manebi初のM&A発表

そして、田島社長からの年頭所感の中で、manebi初のM&A実施が発表されました。嬉しいことはすぐメンバーに共有したくなる田島社長ですが、同日のプレスリリースをもってようやくメンバーに共有できるということで発表する声も弾んでおりました!

(プレスリリースはこちら


田島社長が会食で出会った経営者の方からご紹介いただいたことをきっかけに、合同会社KCI様とmanebiの双方がM&Aによって事業をより発展させることができると感じて数か月で話がまとまったそうです。

今回のM&Aにより、「Ability Transformation Strategy」におけるVertical(建設業)ブランド強化をスピーディーに実施することが可能となりました。今後これをしっかりと成長させて、この戦略を社会実装させていけるよう進めていきます。


初のM&A発表という変化・成長を感じさせるニュースから始まったmanebiの2024年。manebiは昇竜のごとく急激な成長を遂げられるよう、それぞれ決意を胸にメンバー一同一致団結して頑張ります!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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