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お客様の幸せを追求するセールス部部長のキャリアチャレンジ

新卒で上場企業に就職し、営業職として活躍されていた馬場さん。次のキャリアに選んだのは、上場企業とは真逆といっても過言ではないスタートアップ企業のmanebiでした。

今回は馬場さんがmanebiに転職しようと思ったキッカケや、今後のmanebiの展開に対するセールス部部長としての思いを聞いてみました。

profile:馬場 将吾
新卒で大手求人広告企業に入社して営業を担当。2020年3月にmanebiに入社。playse.ラーニングの営業を担当。2022年8月からセールス部部長に就任。趣味はゴルフとお酒。

キャリアの分岐点:manebiを選んだ理由

manebiに入社する前のキャリアを教えてください。

新卒で求人広告営業をメインとした企業に入社して丸4年間勤めていました。担当エリアは東京都心部がメインでした。

最初のキャリアとして営業を選んだのは、今後のキャリアの基盤となるスキルが得られると思ったからです。どの業務でも、様々な人とコミュニケーションをとりながら相手のためになる行動をとる必要がありますが、それって営業みたいな感じだなと当時の僕は思ったんです。

新卒だから当然スキルもないですし、得意なことも無かったので「とりあえず営業を頑張ろう」という感じで選びました。笑

今後のキャリアへの発展性を感じたのが営業職だったのですね。今でいうプライム上場企業にいた馬場さんが転職しようと思ったキッカケを教えてください。

営業という仕事自体は振り返ってみるとやりがいはありました。ただ、自分がやりたいことを考えていくと、自分が関われる範囲を増やしていきたいと思ったタイミングがありました。

大手企業は仕組みがすごく整っていて、営業職は営業だけに集中できる環境になっています。それはそれで価値のあることだと思いますが、申込書は誰が作成しているのかとか会社の戦略立案は誰がやっているのか、どこまでの人が関わっているのかということがわかりませんでした。

様々な仕事が細分化されて役割分担がされている企業よりも、仕組みが整っていないスタートアップ企業の方が部署を横断して様々な業務に関わることができるのではないかと考えました。新たな取り組みとして、営業だけではなくいろいろな業務に関わることができる方がワクワクすると思ってスタートアップへの転職を考えるようになりました。


営業に特化するのではなく、会社の様々な業務に関わりたいという思いから転職を考えるようになったのですね。数あるスタートアップ企業の中でmanebiを選んだのはなぜですか?

求人広告に関わっていたので、その知見を活かせるようにHR領域のスタートアップ企業で営業職の求人を探していました。manebiを選んだのは、キャリアアップという軸と今後の事業成長の軸の2点で、ワクワクできる会社だと感じたからです。

まず事業成長の面でいうと、採用面談の中で上場を目指していることと、まだまだ伸びていく事業をやっているという話がありました。当時は人材教育というとリアルで集まって研修するのが当たり前でしたし、採用面接も対面で実施するのが普通でした。もちろんリアルで実施することの良さはありますが、教育や採用をより効率的に行うのはすごく価値のあることですし、オンラインでの教育や面接に取り組んでいる企業が当時は少なかったので事業の将来性を感じました。

キャリアアップという意味では、面談の中で会社の状況を細かく説明してもらったので、会社全体のことを考えサービスをより良くしていくための事業開発にも関わることができそうだと思いました。そういう意味で、広く様々な知見を学びながらお客様にとってより良いサービスを提供できること自体が、自身の視野と業務の幅を広げてキャリアアップに繋がると思いました。

また、採用面談の中で社員への思いやりを感じられたことも決め手の一つでした。

他にもたくさん採用面接を受けていていくつか内定をいただいていましたが、やはり「あなたはうちの会社にどのような貢献ができますか」という視点で見られていると感じていました。そのために採用するので当たり前なのですが。でも、manebiは「馬場さんはどうなりたいの?」と僕のことを強く考えてくれていることを感じられましたね。

manebiへの印象とセールス部部長就任までの道のり

「採用面談の中で自分のことを見てくれると感じた」というお話は他のメンバーからも聞きますね。では、入社した当時のmanebiへの印象を教えてください。

部署の概念が薄く、良くも悪くもカオスな印象でした。笑

雑居ビルの1つの空間に、様々な部署の方が入り乱れつつ、お客様へ請求する金額計算までやそのダブルチェックなどの業務も営業がおこなっていたくらい部署の壁をみんなが越えまくって協力しあっていたことを覚えています。

当時を振り返るともっとやりようがあったと思うこともありますが、一つのことに対して部署を超えて一丸となって「なんとか解決していこう」と取り組んだのはすごく楽しかったですし、良い経験になりました。


当時は従業員も30名程度で、部署の垣根はほとんどありませんでしたね。ある意味求めていたことでもあったと思うのですが、前職とのギャップはかなり大きかったのではないでしょうか。

仕組みが整っていた会社から仕組みがない状態のmanebiに入社したので、やっぱりギャップは大きかったですね。様々な業務に関わりたいと思って転職をしましたが、それでも「この業務も営業がやるの?」と思うこともありました。笑

でも、ギャップというとマイナスに思われてしまうかもしれませんが、僕にとっては良い刺激でしたね。前職で得た知見をmanebiで活かして、トークスクリプトや数値管理を整えることもできました。

今はプロフェッショナルな方々が入社して役割分担も整理されたので、会社の成長とともに自身の知見もアップデートしていかないといけないと思っています。


2022年8月からセールス部の部長に就任されましたが、そのときの経緯や心境を教えてください。

率先垂範とその落とし込み、web面接やplayse.ラーニングなどほとんど新規事業の状態だった部分を伸ばせたことを評価頂いて部長に就任することになりました。明確なポジションを任せていただけたことと、評価のフィードバックをいただけたことは純粋に嬉しかったです。やってきたことが間違っていなかったという安心感がありました。

心境は今と大きく変わりませんでしたね。結局、営業って「目の前にいるお客様にいかに喜んでもらえるか」という仕事だと思っているんですよ。役職が変わったからといってそれが変わるかというとそんなことはなくて。お客様のことを考え続けないといけないし、平たく言うと、お客様によりHAPPYになってもらうためにという意味で、考えることは広がりました。もっと自分自身が力を付けないといけないと感じています。自身の成功よりも各メンバーや組織・会社の成功を強く意識するようになりました。


ちなみに、部長に就任された翌年にお子様が誕生されていますが、プライベートと仕事の両立はどのようにされていますか?

manebiはそもそもの働き方としてリモートワークを推進しているので、通勤時間が無いのが大きいですね。実は明日、子どもの予防注射の予約をしてて、8時45分に子どもを病院に連れて行かないといけないんです。manebiは9時から就業開始ですが、リモートワークだとそれでも間に合うんですよね。そういった意味ですごく助かってます。

あと、協力的な人がすごく多いのでどうしても休まないといけないとなったときに、「代わりにやりますよ」と言ってくれる人が多いです。なので、安心して仕事を任せて休めるというのも両立できるポイントですね。


「家庭優先で!」という意識は全社的に浸透していますよね。では、セールス部の話に戻りますが、部としてのミッションを教えてください。

「顧客課題とmanebiが出来る提供価値を紐解き見極める」をミッションとして掲げています。

これまで何度もキーワードとして出していますが、営業職はお客様のことを考え抜いて喜んでいただけるように動けるようにならないといけないと考えています。そのためには、お客様が本当に困っていることは何か、そしてそのお困りごとに対してmanebiはどう解決していけるのかということを一つ一つ紐解いていく。そして、それが正しいのかどうかをきちんと見極める。そうしないと選ばれるサービスになっていかないし、会社としても売上が立ちません。なので、セールス部として何を一番に考えるべきかということを整理したときにこのミッションになりました。

僕からこのミッションをメンバーに示して、みんなが納得して同じ方向を向いて動けるように対話を重ねました。皆さんからは特に違和感があるという話も無かったので、そのままこのミッションを掲げています。

セールス部のメンバー

将来への挑戦:manebiでの自己成長と組織の発展

お客様を第一にという意識が部内で浸透しているのですね。現在、manebiは海外進出への動きが本格的に始まりつつありますが、海外進出に対する馬場さんの考えを教えてください。

多くの企業がグローバル展開やグローバル人材育成に注目し、その流れが加速しているので多くのビジネスチャンスがあると感じています。なにより、こういった攻めの姿勢をもって新たなことにチャレンジしていくこと自体にワクワクしますね。

海外に進出するということは新規開発や新規事業が必要になると思うので、そのために今ある事業をきちんと伸ばしきる必要があると感じています。今の事業を成長させることが、資金面も含めて海外進出への準備となるので、セールス部として責任をもって関わっていきます。

あと、manebiのビジョンである「人生開発を当たり前の世の中に」を達成するうえで、海外のHR育成の状況について学びを深めて、違う文化、違う働き方をしている方々に喜ばれるプロダクトは何かということをこれから考えていかないといけないですね。


海外進出だろうとお客様のことを考え抜いて動くことは変わりませんね。eラーニングの今後の発展・可能性について、どのようにお考えですか?

コロナ禍の時ほど大きな成長とはいかないものの、BtoBのeラーニング市場は引き続き市場自体も伸びていくと感じます。昨年からの市場の伸び率や、今後の予測でも微増していくという市場分析が出ています。

また、人的資本経営の推進により今までは会社の成長にフォーカスしていましたが、組織として強くなる、個の生産性向上にフォーカスするようになってきています。そうなると、個人によって必要な学びや成長の方向性が変わります。そういった状況の中で、個人に合わせてリアルの研修を用意するのは現実問題として難しいですよね。時間や場所に捕らわれない学びの環境という意味で、eラーニングは価値のあるものだと思っています。

お客様とお話していても、まだ人材教育に手を付けられていない企業様や複数の拠点があって集合研修が難しいという企業様もいらっしゃいます。そういう企業様にとってはeラーニングは価値あるものだと思いますね。

とはいえ、eラーニングは一つの人生開発の手段としてとらえています。

馬場さんが思うmanebiの強みを教えてください。

自分の言葉で表すと、イイヤツが多いことが強みだと思います。manebiらしく表すのであれば利他的な人が多いことです。日々の業務だけでなくほんの些細なことでも、困っていれば必ず誰かが協力してくれます。立場や部署の垣根を越えて、一緒に成功に向けて動き出せる点は大きな強みだと感じています。


最後に、今後manebiでどのようなキャリアを積んでいきたいと思いますか?

今ある意思決定の裁量を広げていこうと思っています。質問の回答とは少しずれますが、今自分が相手にとって何が出来るのかを最優先に考えていて、自分がどうしたい・どうなりたいかというものは後回しです。

人生開発を当たり前にするには当社に関わる方を増やす必要があって、関わる方を増やすためには、お客様に選ばれる、喜んでもらえる事業にしなければなりません。そのために事業を拡大しなければならなくて、それには同じ志を持った仲間を増やさなければならない。多くの求職者に選ばれるためには、環境を今より良いものに整えていかなければならない・・・となると、広く意思決定が出来るポジションが自分に必要かなと考えています。

一番の優先事項はmanebiのビジョンである「人生開発を当たり前の世の中に」を達成することです。人材育成のためのサービスはeラーニングを含めて様々ありますが、その中で当社を選んでいただくためには、僕を含めて一人一人の営業力を強化するとともに、人材教育の知見をためていかなければなりません。

manebiのサービスがより多くの人・企業様に選ばれることで売上目標が達成され、事業への投資もしやすくなります。目標を一つずつクリアしていくことで、自然と自分に任せられる範囲が広がり、裁量も大きくなってくると思っています。

なので、目の前のお客様をいかに幸せにするか、manebiを選んでいただけるようになるかということを突き詰めていくことで、自然と結果につながっていくと考えてます。


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