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六本木ママから、熊本発ITベンチャーのクリエイティブディレクターへ|社員インタビュー vol.4 有川さおり

新年、明けましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。

株式会社MARUKUインターンの古賀です!☺︎

2019年最初の投稿を飾るのは、MARUKUイチ衝撃的なエピソードを持つ 弊社取締役/クリエイティブディレクターの有川 です!美大生、六本木のママ、Web製作会社の設立、そして現在、熊本と東京を行き来しながら他拠点で地方創生に取り組む有川の驚きの経歴とともにMARUKUに対する想いをご紹介します。

"六本木ママ" として大人気コラムを連載していたことも

ー まずは、有川さんの学生時代について教えてください!

高校生の頃から美大を目指して、アトリエに通い詰めました。念願が叶い、美大生になったのですが、学生時代に働き始めた水商売の世界で開花(笑)その後、20代中盤には六本木でお店を経営するというところまでたどり着き、今は無き六本木BarT’sオーナーママをしていました。

ちなみに、ママ時代連載していたコラムタイトルは「六本木現役ママが激白!キャバクラ嬢を99%お持ち帰りできる法則」でした。某大手企業さんのお仕事でラジオ出演依頼などが殺到しました。


ー 大人気コラムも連載していたお水の世界から現在のWeb関連に就こうと思ったきっかけはあったんですか?

20代半ば、初心に返りクリエイティブな仕事につく夢を叶えるために一念発起しました。縁があってweb制作会社a-motionを立ち上げ、スタート時は、夜の水商売と昼のWeb制作会社の二刀流でした。

ですが、ある朝目覚めた瞬間「よしっ夜辞めよう!」と決意したんです。その日のうちに全スタッフを集め「私、今年いっぱいで辞めるけど誰かこのお店いる?いらないなら潰す。」と提案したところ、手を上げてくれたチーママにすぐお店を譲りました。その後、デザイナーとしての仕事に専念し、2009年12月a-motion退職後、2011年8月Web制作会社CenoteJPN株式会社設立。同時に自社ECサイトも公開しました。


地震の被害が大きかった地域をITの力で元気に

ー そんな経歴を持つ有川さん、どうして今ここ山都町で働いているのですか?

実は、2016年4月14日に起きた熊本地震からずっと同じ九州の長崎出身である私は自分に何かできることはないかとずっと考えていたんです。単発の募金やボランティアだけではなく、中長期的に被害にあった地域や人々の役に立てることはないのか、と。

そのタイミングで、以前から交流のあったMARUKU代表の小山から「被害が一番大きかった地域をITの力で一緒に盛り上げてくれないか」と声がかかり0.2秒、ほぼ脊髄反射的に「OK!もちろん行く!逆にありがとう!」と答えていました。

現在、創業2年目ですが、一番成長させてもらったのは私自身でした。


ー 現在「地域をITの力で盛り上げたい!」という想いを持って働く中で、有川さんが大切にしていることは何ですか?

私のモットーは「まず自分が本気で楽しむ!!」こと。

△ ロケーション:(左)通潤橋、(右)五老ヶ滝/熊本県上益城郡山都町
エンジニアの荒井さんが執事のように振る舞い、有川さんは「こんなところで?!」という場所で仕事を始める #有川さんと荒井くん シリーズ(社内でも社外でも密かに楽しみにしている人がいるシリーズです笑)

家庭の中で母ちゃんさえ笑っていれば、どんな状況下でも乗り越えられそうな気がするから、私がいつも元気で笑っている会社であればいいんじゃないかと本気で思っています。なぜなら、一人一人超がつくほどのプロ(意識)集団という自負があるからです。

都心と比べると熊本のIT企業は下請けの会社が多数ですが、MARUKUでは自ら提案し、作り、維持管理する。全て自分たちでやります。そのゼロからイチを創り出す苦労はとてつもないですが、その分やりがいがあります。

ビルに囲まれた東京から一変、山々に囲まれた環境へ

ー MARUKUでは、2拠点居住をしている社員が多いのですが、有川さんもその一人ですよね?

そうです。私の働き方としては、毎月熊本と東京を半分ずつ行き来しています。熊本のオフィスには、社員専用のシェアハウスに住んでいます。

△ 今年の8月に設立した東京・五反田にあるオフィス

山手線五反田駅徒歩2分という立地は通勤のストレスを軽減してくれますし、周りもIT企業激戦区なだけあり、刺激的です。


ー 東京で多くの時間を過ごしてきた有川さんにとって、山都町はかなり異世界なのではないですか?

確かに(笑)山都町は、とにかく寒い。経験したことのない寒さです。ですが、山都町には都会にない良さがたくさんあります。空気、水、自然、食べ物、そして人がいい

八朔祭(はっさくさい)という豊作を願い、大造り物を作る山都町で一番盛り上がるお祭り。

年に1回、町を上げてのお祭りなのでMARUKUメンバーも揃って参加します!このような感じで、地元の方とも普段から交流があるので、助けていただくこともしばしばあります。MARUKUが初めて山都町へ来た冬、山都町は記録的な寒さでメンバーが住む予定だった家の水道管が爆発してしまい、困り果てていました。そんな時、ある町民の方が「使っていないおばあちゃんの家を使って欲しい。」と困っていた私たちを助けてくださったんです。東京暮らしが長かった私にとって信じられないことで、山都町の人の良さにとても感動しました。

「おらが村のマルク」と呼ばれる嬉しさ

先日、必ず毎晩MARUKUメンバーの誰かいる、といっても過言じゃないくらいお世話になっている割烹・本さつまやさんのホームページを弊社で担当させていただきました。

本さつまや|ジビエや地元山都の食材を使った完全予約制の老舗割烹料理店
熊本県上益城郡山都町の旬を味わい尽くす、贅を極めた郷土料理店。完全予約制、創業150年の老舗で四季折々の山里料理をお楽しみください。
https://motosatsumaya.com

その際、本さつまやさんが「おらが村の株式会社マルクにホームページを頼んだら、すごいことになりました。」と公式Facebookで報告をしてくれました。

さらに、お店にはおらが村の証として、お店に京丸うちわを飾ってくれました。

オフィスのある「浜町」を名乗らせてくれるという粋な演出!!とても嬉しかったです。


ー MARUKUらしいエピソードですね!では最後に、有川さんが今後MARUKUを通して実現したいことを教えてください。

MARUKUが山都町で仕事を生み出すことが、地方の若者流出という社会問題を解決するための一つのモデルケースになり得ます。将来的には、山都町での活動を一つのモデルケースとして、他の地域で全国展開していきたいですね!

いかがだったでしょうか。私たちは地方と都市を、日本と世界を、まるく繋げる架け橋を目指している株式会社MARUKUです。

主に地方創生ICT事業やWebサイト制作事業を展開しています。オフィスはご覧いただいたように豊かな自然に囲まれた熊本にある会社です。今年8月には東京支社も設立し、多拠点で地方創生に取り組んでいます。

株式会社MARUKUでは、熊本と東京で一緒に働く仲間を探しています!
まずは、お話からでも気軽にどうぞ。ご連絡お待ちしています。

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