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新サービス【薬局専用・電話服薬指導サポート】をリリースをしました!

こんにちは。MICIN採用担当です。
新型コロナウィルスに関連して緊急事態宣言が延長となり、皆さんもいつもとは違うゴールデンウィークを過ごしつつ、感染拡大防止に向け、それぞれの方法で努力されているかと思います。

MICINでは引き続き様々なサービス・機能をスピーディに展開し続けています。

今回は「薬局向けサービス」のリリース(プレスリリースはこちら)に伴い、Product本部を統括している熊沢のインタビューをお届けます。ぜひご覧ください!

今回新しくリリースするサービスについて、その内容を教えて下さい。

はい。ざっくりとお伝えしますと「オンラインでの服薬指導(※)とその業務をサポートするサービス」です。

当社はこれまで病院(クリニック)と患者をつなげるオンライン診療アプリcuron(クロン)を運営してきましたが、新型コロナウイルス感染症対策の時限措置により 、保険診療で初診からオンライン診療を受けることが可能になりました。これにより患者は医師とオンライン上でつながりやすくなったのですが、実はその先の薬の受け取りについては、調剤薬局まで足を運ばなければいけなかったのです。
これを今回のサービスでは、全てオンラインで実施できるようにしました。

患者は家で診療・服薬指導・薬の受け取りが可能になります。これにより、医療機関・薬局の負担が軽減され、患者にとって治療を継続しやすくなる体制を作れるものになっています。
※服薬指導とは:薬剤師の業務の一つ。患者に対して処方薬の薬効や副作用などの説明(情報提供)を行うこと。薬剤師法で義務として定められている業務。服薬指導を行うことで、患者の自己判断による服用の休止・中止や服用量の増減などを防ぎ、適切な薬の使用を促すことができる。

(ZOOMでのインタビューに答えてくれた熊沢さん)

コロナウイルス関連の対応については、社内で見ていても驚くほどに本当にスピーディな開発が続いていますが、今回も、爆速での開発でしたね。

そうですね。これまで様々な開発を見てきましたが、その中でもMICINはめちゃくちゃ早かったです。
まず2月28日に、新型コロナウイルス感染症が流行する現状を受けて発出された厚生労働省からの事務連絡を受けました。そこから週末の2日間でオンラインでの診療後、医療機関から薬局に処方箋を送付する機能を超短期で開発し、 処方箋共有がよりスムーズに行えるようになりました。

実はこれが今回のサービスの起点になっています。この機能を追加する中で「もっとこうだったらいいよね」という会話がチームの中で誰ともなく自然発生的に出てきたんです。そこから数週間かけてサービスを作り今回に至ります。

ここまでスピーディな開発ができたのは、何が要因だったと思われますか。

今考えると、その議論にプロダクトを作る人(エンジニア、デザイナー、ディレクターなど)だけではなく、プロダクトを世の中に広げていく人、顧客との接点を持つ人(セールス、カスタマーサポートなど)も参加していたというのが大きいと思います。

今回の未曾有とも言える社会的な危機に対し「MICINとして何かをしたい、何ができるだろうか」ということを(トップダウンではなく)メンバー一人一人が自発的に考え、プロジェクトに人が集ったのですが、その中できちんとユーザー(医療機関、患者)の声を入れて議論が出来たので「きっとこれは世の中に求められていることだ」と感じられました。だからこそ、自信を持って議論が出来たし、今回のリリースつながっているように感じます。誰かが旗を振って人が集まったというのではなく、勝手に議論の場が出来上がったというのは非常に当社っぽいなと思います。
ちなみにその名残でなのか、このプロジェクトのSlack名が未だに青春っぽい青臭い名前になっていまして、それもいいなぁと思っています(笑)。


熊沢さんがプロダクトを作るにあたって大事にしていることは何でしょうか。

すべての答えは顧客が持っている」ということでしょうか。
自分の考え方として、役職が上がるほどある意味での影響範囲は減ってくる部分もあるのかな、と思っています。というのも、顧客に最も近い人の意見こそが一番聞くべき声で、彼らの中に解があることが多いと思っているからです。そこに、デザイナー、エンジニアなどのモノづくりをするメンバーが入り、創り上げていく。これが出来ていれば、自分に出来ることはビジネスに仕立てるための交通整理くらいしかしないですね(笑)。 今回、わたし自身は完全に後乗りで、ブラッシュアップしていく部分を担当しました。


プレスリリースも出ましたが反響はいかがですか。

今、世の中に求められているものだと肌で感じています。ここまでの状況は自分の人生においても稀有な出来事ですね。

どんなに良いもの作っても、外部環境があわないと使われない。
社会への価値提供ということをプロダクトを作っていく過程でも、リリースした今も、肌で感じることができるのは自分にとっても非常に意義深いと思っています。

もちろん当社ではなく他社様も取り組んでいる事柄ではありますが、対応は当社が一番早いのではないかと思っていて、いち早く「市場に投下した上で、ブラッシュアップしていくというサイクル」に入れているというのは強いんじゃないかと思っています。


という中で、今回プロダクトを世の中に広げていく人【ソリューションセールス】のポジションの募集がスタートしました。このポジションに期待することを教えてください。

お話ししてきたところと重なりますが、「プロダクトと社会を繋げることに心血注げる人」がいいと思っています。そしてそれを「具体的に構想することができる人」。自分でも様々に動きながら、同時に仕組みを考えて作っていってほしいと思っています。

日本国内に約6万店もの薬局が存在しています。その中には大手と呼ばれる会社もあれば、家族経営されている薬局もある。経営母体の大きさや抱えている薬局の数も様々なんですよね。
そこに対してどう顧客を開発していくか。ここに面白みを感じて考えられる人が良いと思っています。そして顧客から集めた声や反応をフィードバックして頂き、プロダクトの成長に繋げるところも期待しています。

有難うございます。最後に熊沢さんがMICINで成し遂げたいことを教えてください!

自分はそこまでやりたいことがある人間ではないのですが、「自分が関わることで世の中が少し良い方向に変わった」と思えたら幸せだなと思っています。
「病院に行って診療まで2時間待って診療は2分もかからず疲れて帰ってくる…」というような、これまで面倒だと思いつつ、誰もが仕方ないとやってきた当たり前を変えていくことは面白いですね。
自分が動かなくても、未来は変わるかもしれない。でも「変わったものに乗っかるというより、変える側にいたい」と思っています。
それができたら、10年後に人生を振り返ったときに、面白い世界が見えるのではないかと思っています。


注:MICINではメンバー一人一人オリジナルのキャラクター(MICINモンスターと呼んでいます)を作成し、slackなどのアイコンとして活用しています。モンスターのように大きな力を持つメンバーが集ってビジョンを実現していくというイメージがあり、モンスターをきっかけに相互理解やコミュニケーションが深まっています!
熊沢さんはお米が大好きで髭を特徴にしたモンスターとのこと。尻尾は稲穂になっていて、手にはお米を持っているお姿が可愛い。

熊沢さん、ありがとうございました!
今回、サービスのリリースに伴い、募集開始した薬局向けソリューションセールスの概要はこちらです。

当社のビジョンは「すべての人が、納得して生きて、最期を迎えられる世界を。」です。
医療を身近にすることで、病気になった時に「こんなはずじゃなかった」と感じる人をなくしたい。
すべての人が納得して生きて、最期を迎えられる。 そんな世界を作っていきます。

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