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「誰かが見つけた答え」ではなく「私たちが考えたモノ」でステキな未来をつくる

モノや情報がたくさんあふれている現代。

ちょっと疑問に思ったことはネットを駆使すれば「誰かが見つけた答え」を容易に手に入れることができます。私たちはそんな「答えのようなもの」を見て正解を知った気になっていますが、果たしてそこで得たものは本当に「答え」なのでしょうか。そもそも、私たちの目の前にある モノ や コト に絶対的な正解はあるのでしょうか。

簡単に情報が手に入り便利な世の中になる一方で、私たちの思考はどんどん制限されているのかもしれません。

最近、マインドフリーでは「ステキな未来」をつくるために必要なのは、多様な視点や柔軟な思考、そしてそれらを実現する力ではないか、という話をしています。そしてこれから先はそんな人たちと出会い、一緒に歩んでいきたい、とも話しています。そこで生まれた考えが「本質をとらえてあたらしい価値をつくりだす」ということです。

目の前にあるモノは確かにモノ。ですがモノを分子や原子レベルで分解したときに、私たち人間と豚、あるいは鉛筆はどれくらいの違いがあるのでしょうか。実は細かく分解するとあまり差がないのではないかも、とも考えられます。形は非常に曖昧なもので、私たちがそのものとして認識しているモノが確かにそこに存在するためには、そのモノたらしめるコア(=本質)の方が重要ではないかと思うのです。

さて、そんな考えを実践してみようと挑戦したプロジェクトがあります。社内のメンバーが社外の多様な業種の方と一緒に「えんぴつ」の本質をとらえ、あたらしい価値をつくるというものです。異なる視点や考え方を持つ人間同士が同じテーマについて考えることで、「知らなかった」視点や「思いつかなかった」ことが浮き彫りになりました。

視野が広がると世界が広がる、と言いますがきっと未来をつくる上でも視野を広く持つ、というのはとても大事なことなのです。

☟第一弾プロジェクトのアーカイブはこちらから。

Focus core, Create different -本質をとらえ、あたらしい価値をつくりだす-
https://mindfree.jp/c5saku5/


学校のテストや就活、社会に出てからも私たちはいつもどこかで「正解」や「答え」を探してきました。「正解」も「答え」も過去に誰かが決めたもの。正解の反対は不正解。決められた答えに順じていない、間違ったもの。しかし、本当に世の中は正解と不正解だけでできているのでしょうか。ステキな未来をつくるために必要なのは「正解」だけではなくて、どうなるかわからないものに真剣に向き合い、考え、実行を繰り返すことではないか、と考えています。

そんな繰り返しをあとで振り返れば「間違っていたなあ」と思うこともあるかもしれません。回り道になって、もっといい選択肢があったと思う時もあるかもしれません。ですがそんな道のりこそ、私たちが広い視点で物事をとらえるために必要なことなのです。

今、私たちが取り組んでいる「本質をとらえる」ということは、はっきりした正解があるものではありません。ですが、そんな答えがないものに真剣に向き合い、考え、自分が納得して出した答えの積み重ねの先にきっとステキな未来がやってくると信じているのです。

マインドフリーが取り組む「Focus core, Create different」のプロジェクトは次のステージへコマを進めました。第1回目のプロジェクトを終え、第2回目のテーマは「家」。

「家」と言えば思いつくのは、住むこと、身の安全を守ること、家族がいる場所、資産や財産、受け継ぐもの…などさまざま。ですが、家が「家」として成り立つその本質はどんなところにあるのでしょうか。私たちは案外、考えたことがありません。そんな形、人、時間、素材などさまざまな要素が絡みあって成り立つ「家」というモノについて、いま真剣に向き合おうとしています。

誰かの答えではなく、私たちが考えたモノ。その積み重ねの先にステキな未来があると信じて。

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