「文化がないのが文化」。柔軟な組織で挑む、AI時代のテックリードが描く開発の未来【社員インタビューVol.2】
2025年4月に新設された株式会社ミラクル経理。
上場企業 令和アカウンティング・ホールディングス株式会社を親会社に持ち、
安定した事業基盤のもとで、ゼロから新しいプロダクトづくりに挑戦しています。
社員インタビュー第2弾では、
ミラクル経理のテックリードとして開発チームを牽引する北野良寛さんにお話を伺いました。
製造業の社内SEから、自治体向けSaaS開発、そして創業間もないスタートアップへ。
なぜ今、このフェーズに飛び込んだのか。
AI駆動開発が当たり前になりつつある時代に、
エンジニアは何を考え、どんな価値を発揮すべきなのか。
「文化がないのが、ミラクル経理の文化」
その言葉に込められた、開発と組織づくりへの想いを語っていただきました。
社員紹介
北野 良寛(きたの よしひろ) / テックリード
富山大学 知能情報工学科卒業。
新卒で小松ウオール工業株式会社に入社し、約9年間社内SEとして基幹システムの保守・運用に従事。
その後、ITベンダーにて自治体向けSaaS製品の開発を経験。
よりスピード感のある開発と、プロダクトへの深い関与を求め、2025年にミラクル経理へ参画。
現在はテックリードとして、開発チームのマネジメント、技術選定、AI活用の推進を担っている。
目次
社員紹介
ユーザーの反応がダイレクトに届く環境を求めて
「人間が思考停止しない」AIとの共存
「文化がない」からこそ、最適解を即断即決できる
失敗を恐れず、AIと並走できるチームへ
ユーザーの反応がダイレクトに届く環境を求めて
──まずは、これまでのキャリアについて教えてください。
新卒では地元の製造業である小松ウオール工業に入社し、約9年間、社内SEとして基幹システムの保守運用を担当していました。その後、ITベンダーに転職し、自治体向けのSaaS製品の開発に携わりました。
──そこから、ミラクル経理に入社を決めたきっかけは何だったのでしょうか?
前職では自治体がクライアントだったため、どうしても導入までの期間が長く、事業成長のスピード感に物足りなさを感じていました。
「もっとプロダクト開発の手触りを感じたい」
「自分の仕事が、誰にどう役立っているのかを実感したい」
そんな思いが次第に強くなっていったんです。
そんな時に声をかけてもらったのが、ミラクル経理でした。
入社の決め手は大きく3つあります。
1つ目は、プロダクト開発にどっぷり関われること。
2つ目は、AIを活用した最先端の開発に挑戦できること。
そして3つ目は、向上心や自主性の高いメンバーと働ける環境です。
これまで経験してきた環境とは明らかに違うスピード感と熱量を感じ、
「ここなら、自分が求めていた挑戦ができる」と思い、入社を決めました。
「人間が思考停止しない」AIとの共存
──現在の業務内容と、テックリードとして意識していることを教えてください。
現在は、開発チームのマネジメントを中心に、
毎月のバージョンアップに向けたタスク整理や進行管理、メンバーのフォローを行っています。技術スタックとしては、フロントエンドに Material UI、バックエンドに Spring Boot を採用しています。
Spring Bootは、データの入力・蓄積に強く、
経理業務という特性上、堅牢なデータ処理が求められるミラクル経理のプロダクトに最適だと判断し、技術選定は私が主導しました。
──開発環境として、AIを積極的に導入されているそうですね。
はい。AIエージェントの「Cursor」を導入したことで、
コーディングスピード自体は劇的に向上しました。
ただ、その一方で見えてきた課題もあります。
AIは99.999%の正解を出せても、最後の0.001%や、設計・テスト・意思決定といった「思考」が必要な部分は、人間にしか担えません。
テックリードとして一番危惧しているのは、
AIに頼りすぎて、人間が「思考停止」してしまうことです。
AIとどう役割分担し、人間がどこで価値を発揮するのか。
そのバランスを取りながら、開発フロー全体のボトルネックを解消していくことが、
今の自分の大きなミッションだと感じています。
「文化がない」からこそ、最適解を即断即決できる
──ミラクル経理の社風や開発文化について教えてください。
一言で表すなら、
「文化がないのが、ミラクル経理の文化」ですね。
これは決してネガティブな意味ではありません。
固定概念や過去のやり方に縛られず、
その時々の状況や時代に合わせて、最適な選択を柔軟に取れるという強みだと思っています。
特に意思決定のスピードは圧倒的です。
ライブラリの選定や開発手法の変更など、現場レベルの判断は非常に早い。
複雑な承認フローはなく、「良いものはすぐ試す」という姿勢が徹底されています。
また、最大のユーザーである親会社・令和アカウンティング・ホールディングスの現場との距離が近いのも特徴です。
リアルなフィードバックを直接受け取り、すぐにプロダクトへ反映できる。
このサイクルを回せるのは、エンジニアとして本当にやりがいを感じる瞬間です。
失敗を恐れず、AIと並走できるチームへ
──今後、どのようなチームを作っていきたいですか?
失敗を恐れず、素早く試行錯誤できるチームを作りたいですね。「まずやってみて、ダメならすぐ直す」そんなマインドセットを大切にしたいと思っています。
最低限の規律は守りつつも、
メンバーが自由に意見を出し、自分のやりたいことに挑戦できる環境を整えていきたい。
AI技術の進化は非常に速いので、
その変化を楽しみながら、チーム全員で並走し、進化し続けられる組織でありたいです。
──最後に、未来の仲間へメッセージをお願いします。
ミラクル経理では、「自分で考え、自分の仕事をやり遂げられる人」、そして「期待以上の結果を出そうとする意気込みのある人」を求めています。
会社も社員もお互いに刺激し合い、高め合える環境は整っています。AI時代における新しい開発の形を、ぜひ私たちと一緒に模索し、作り上げていきまましょう!