皆さん、こんにちは!
株式会社みらいワークス(以下、MWS)採用広報担当です。
今回は私たちMWSの創業ストーリーをご紹介していきたいと思います。
私たちが掲げているミッション
「日本のみらいの為に挑戦する人を増やす」
この想いはどこから生まれたのか?
そのルーツには、代表取締役社長・岡本の原体験があります。
本記事では、ミッションに込められた想いをお伝えすべく、MWS誕生までの歩みをたどりながら、その背景を紐解いていきます!
ぜひ、最後までご覧ください。
そもそもMWSってどんな会社?と思った方は、下記の記事をチェック!
https://www.wantedly.com/companies/mirai-works/post_articles/1016292
ルーツとなった岡本の原体験
MWS誕生の原点は、弊社代表岡本の就職活動時代にまで遡ります。
当時、「これをやりたい」と明確に言えるものがなかった岡本は、
「短期間で自分が成長できて、さまざまな業界を見ることができる仕事を選ぼう」
と考え、なかでも人気があった外資系のコンサル業界を選び、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社しました。
大学時代、岡本がいた学科には110人ほどが在籍していましたが、大学院に進まず就職した人は7人しかいなかったようです。
日々プロジェクトに打ち込み、ITや戦略コンサルの知識を吸収していく中で、コンサルティングという仕事の面白さにのめり込んでいきました。
偶然の再会が人生の転機に
ある日のプロジェクトの打ち上げで、偶然大学時代の知人に再会します。
「うちの会社を手伝ってくれないか?」
と声をかけてもらったことから、岡本はアクセンチュアで働きながらベンチャーの経営企画を手伝うことになりました。
そして数カ月後─
「もっと本格的に関わりたい」
と、 勢いのまま転職を決意。
しかしその直後、勤めていた会社がライブドア事件(2006年にインターネット関連企業「ライブドア」が証券取引法違反の罪に問われた一連の事件)の影響を受けます。
経歴だけ見れば「活躍しそう」と言われるはずが、事件に巻き込まれたことで岡本のキャリアの足かせとなってしまいました。
途方に暮れながらも、岡本は「自分は何者なのか」を見つめ直す旅に出ます。
本を読み、起業家・フリーランスと出会い、多様な働き方を知る─
そしてふと
「自分の根底には日本人の価値観が根付いているのでは…」
と思い始めました。
母親が書道の講師だったこともあり、日本文化の中で育った岡本は、その価値観を確かめるため、47都道府県を巡る旅に出ることに。🗾
これが、MWS創業の原点となる大きな転機になりました。
「日本を元気にしたい」という想いが芽生えた瞬間
全国を巡る中で、岡本が強く感じたもの。
それは、日本の素晴らしさと同時に、加速する「地方の衰退」でした。
人、文化、食、歴史─
どれも誇れるものばかり。
しかし、県庁所在地ですらシャッター商店街となり、地域が疲弊していく現実も目の当たりにしました。
ねぶた祭りでの衝撃
その中でも特に印象的だったのは、青森のねぶた祭りでした。
最終日に、チームリーダーがメンバーに向かって
「お前ら、この1年間何のために生きてきたんだ?今日のためだよな!」
と叫んだ言葉が、岡本の胸に強く響きました。
一年間、全力で祭りに人生を注ぐ人たち。
その姿を見たとき、 岡本は自問します。
「自分はいったい何をやっているんだろう」
衰退する地域の姿に、どこか自分自身の生き方を重ね合わせたのだと振り返ります。
そしてその翌日。
岡本は起業を決意し、1カ月後の2007年9月末には法人を設立し、2008年には正式にサラリーマンを辞めて会社の社長として活動を始めました。
リーマンショックと、働くことの難しさ
独立後の岡本は、何をやるかも決まっておらず「やりたいことを見つけよう」とフリーランスのように活動をしていました。
そんな中、リーマンショックが発生。
社会は最悪の経済状況に陥ります。
それでも岡本は、自分のネットワークを頼りに、地道な営業活動を続けました。
次第に仕事は増え、気づけばひとりでは抱えきれないほどに。
そこで、新たに挑戦する機会を求めていたフリーランスや起業家の友人へ、案件を紹介し始めます。
フリーランスとして企業から業務委託を受け、多様なプロジェクトに取り組む中で、現在のビジネスモデルの原型が自然と形づくられていきました。
仕事を紹介した仲間たちは、挑戦の機会が提供されたことに想像以上の喜びを感じてくれました。
これは、コンサルタントとしてプロジェクトを成功させた時以上の反応だったと言います。
この経験から岡本は確信します。
「挑戦したい人が“機会”を得られる仕組みが必要だ。」
「日本を元気にしたい」人たちとの出会い
岡本は、仕事を紹介した友人たちに
「どうして起業したのか」
「何を実現したいのか」
を興味本位で聞いてみると、そこにはとある共通点がありました。
それは、みんな「日本を元気にしたい」という想いを持っている、ということです。
中小企業支援、地方創生、海外との橋渡し。
独立した人たちのテーマはどれも、日本の活力につながるものでした。
しかし、彼らの多くが仕事に困り、挑戦しきれない現実もありました。
独立する人は増えているのに、フリーランスを支える社会インフラが整っていない。
「能力も志も高いのに、活躍の機会がない」という人材が多いことに驚き、個人が活躍できるような仕組みを作ることが、日本を元気にすることにつながるはずだと感じました。
だからこそ、
「ないなら、つくるしかない!」
と決意したのです。
志を持つプロフェッショナル人材が輝ける社会をつくる、挑戦できる環境を増やす。
その想いを軸に、岡本はフリーランスのマッチングプラットフォーム構築へと動き出し、2010年に本格的に事業化しました。
そして、MWSの誕生へ
ミッション
「日本のみらいの為に挑戦する人を増やす」
この一文は、
ねぶた祭りで感じた日本のエネルギーと地方の危機感
仲間に仕事を紹介した時の喜んでいる姿
同じ志を持つ人々との出会い
こうした数々の積み重ねから生まれました。
創業当初の小さなオフィスから、2017年の上場を経て、今に至るまで─
弊社の原点はずっと「挑戦する人を応援したい」という想いです。
私たちはこれからも、
挑戦する人が増える社会=日本が元気になるみらい
を目指して、さらなる価値提供に挑み続けます。
代表取締役社長 岡本祥治 プロフィール
神奈川県出身。2000年に慶應義塾大学理工学部を卒業後、アクセンチュア、ベンチャー企業を経て、2012年に株式会社みらいワークスを設立。働き方改革やフリーランス需要の拡大とともに急成長し、2017年12月には東証マザーズに上場。