MJEでは数ヶ月に一度のペースで、「社内報」を16ページの冊子として発行しています。
従業員同士の相互理解を深めることができる、コミュニケーションのきっかけとなるツールになればという思いで作りはじめて、かれこれ1年以上が経過しました。
そんな「社内報」であれば、普段の私たちが何に喜び、どんなことを考えながら仕事をしているかが伝わるのではないか……?
ということで、普段は社内向けに発信している社内報を、Wantedlyのストーリー上でもこれからちょっとだけお見せしていこうと思っています!
第一弾は、MJE社長の大知の連載記事より抜粋してお届けします!
社内で幾度となく話題にされてきたMJEにおける「成長」の定義を、2019年8月に全従業員に向けて改めて発信した内容になります。
■MJEの代表が考える「成長」
MJEが昔から大切にしていて、会社の志向性の1つとしても掲げている「成長」についての考え方をお話ししたいと思います。
「成長し続けることは素晴らしいことだ」という価値観ですが(当然、世の中的にはそうではないという価値観もあり、決してそれを否定するわけではありません)、それはどのようなことを指すのでしょうか?私はこの話をよくしますが、改めて言及させていただければと思います。
私たちが定義する「成長」とは
①出来なかったことが出来るようになること
②気づかなかったことに気づくようになること
③分からなかったことが分かるようになること
④自立心が養われていくこと
このようなことです。
表現を変えると
①今、出来ていないことにチャレンジする習慣をつけようね!
②自分の価値観や観念はまだまだ狭いと考えて、もっともっと広い視野で色んな価値観を吸収していこうね!
③常に知的探究心を持って知識の幅を広げようね!
④責任の矢印は常に自分に向け続けることで、「他人に依存しにくい力」を養っていこうね!
というようなことになります。
■「成長し続けること」が良しとされる理由
ではなぜMJEでは「成長し続けること」を肯定的な価値観として捉えているのでしょうか?
この思想の根底には、抗えない時代の流れである「終身雇用制度の崩壊」があります。
トヨタの豊田会長や経団連の中西会長が宣言したように、大企業でも終身雇用制度は名実共に崩壊しつつあります。古き良き日本の会社の在り方が、人口減少や少子高齢化の影響を受けて、制度的に持たなくなったのです。
このような時代の中で、MJE社が社員の皆さんに対して与えることができる、最も貢献的なことは何なのかというと、「自らの力で生きていく能力」という財産を養うことだと考えています。(※「自らの力で」といっても、あくまでも皆さんと出来る限り長く一緒に働きたいと思っていますし、そのための努力は怠りません。)
この不確実な社会を生きていくための力を養うことは、皆さんにとって最も大きな武器(財産)となるのではないでしょうか。
それが「成長し続けること(習慣)」なのだと思っているのです。
■「成長」するための方程式
では「成長」というものは、どのようにしたら手にいれられるのでしょうか?
私たちはそのために以下のようなことが重要だと捉えています。
-「自らの力で問題や課題に本気で取り組んだ経験と回数」こそが成長率を決定する。-
教育には2つの考え方があります。
・教えてもらう
・自らの力でチャレンジする
当然、初歩や基礎の段階はカリキュラムなどを通じて「教えてもらう」ことが重要です。しかしその先は「自らの力でチャレンジする」ということが成長にとって重要になってきます。
私は学校の授業だけで英語をペラペラにしゃべれるようになった人に会ったことがありません。留学など海外での生活によって、「それがないと困る状況で一気に学んだ」という経験を通じて英語を話せるようになった、という人がほとんどなのではないでしょうか?
成長とは受身ではなく、主体的な行動が必要になってくる、とてもしんどいことなのかもしれません。
しかし、常に新しい「出来ること」が増えていくこと、それはすなわち、生きていく能力を養われていくことなのではないかと、私は考えています。
まとめに入ります。
成長し続けることは、すなわち、この社会において必要な生きていく力を養っていくこと。
そのためには受身ではなく主体的な行動が必要になってきます。
ぜひ皆さんも、自らの仕事やその周辺について、新たな”出来ること”の探求、そして、知識や気づきの幅・深さの追求を、日ごろから心がけていってください!
(出典:2019年8月30日発行 MJEグループ社内報)
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