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新卒入社の2人は、ゲームプランナーとして何をしているのか?ゲーム事業部での実態を語る!

採用広報インターンの牧野です!

今回はゲーム事業部でタッグを組む、村上さん・アルベルトさんに話を聞きました!ゲームが大好きな2人が、モンスター・ラボでのゲームづくりについて熱く語ります!

ー現在の仕事内容を教えて頂けますか?

 村上:比較的大きなゲーム案件を担当していて、プランナー業務を行なっています。プランナーの業務として、まずお客さんからどのようなゲームを作りたいか要望を聞き、それを元にチームで話し合って企画書を作り提案します。その後デザイナーやエンジニアに発注書・仕様書を出して段々とゲームを形づくって。簡単にいうと、お客さんとデザイナー・エンジニアとの間に立つコミュニケーション役ですね。

 アルベルト:私も村上さんと同じ案件を担当していて、ゲームのプランナー業務を行なっています。メインはインゲームのUX、アート周りの確認、デザイン面の発注などです。よくゲームプランナーはゲームのストーリーを作っていると思われているのですが、実際はゲームを面白くするための機能を考えたり、ディレクターやプロデューサーと話し合って具体的な仕様を落とし込んでいく作業を行なっています。映画製作に例えると、ゲームプランナーはカメラワークや脚本の一部など企画を決める人です。

ーなるほど!では、なぜゲームプランナーになりたいと思ったのですか?

 村上:元々ゲームが好きで、中学生の頃からオンラインゲームをずっとやっていました。大学生の頃が一番ゲームにはまっていて、ネトゲ廃人になりかけるところでした(笑)。元々ゲームに加えてIT業界にも興味があったので、大学生の頃にゲームを作るゲームプランナーになりたいと思い就職活動をしていました。

ーそうなんですね。では、アルベルトさんはいかがでしょうか?

 アルベルト:まず、日本でゲームを作りたいと思った理由は、アメリカの”リアリティーが強い楽しさ重視”のゲームではなく、日本の”人の感情を動かす”ゲームを作りたかったからです。例えば、最近私がハマっていたゲームの「NieR Automata(ニーア オートマタ)」は、段々話が深くなりダークな部分が多くなっていきました。全部クリアした後に嬉しさや楽しさはなく、一日中家に引きこもり悲しい感情になってしまい、ずっと連絡しなかった友達に連絡したんです。このゲームを通して人はいつかはこの世からいなくなってしまう、もっと周りの人を大切にしなければいけないと感じたからです。このように人の感情を動かし、ゲームをするだけではなくゲームが終わった後にも学ぶことがある日本のゲームは凄いと思いました。日本に来る前はよくFF(ファイナルファンタジー)をやっていたのですが、終わったときには毎回人生の教訓を得た感じがしました。私もこのようなゲームが作りたいと思い日本語の勉強を始め、大学でも日本語を勉強して、卒業後に日本に来ました。

ーありがとうございます!次に、お二人の学生時代について教えて下さい

 村上:プライベートでは、家にこもってゲームしていたり、友人と飲みにいったり、アルバイトをしたりと割と好きなことをしてマイペースにのんびりと過ごしていました。大学は慶應義塾大学のSFCというキャンパスにいました。元々人に興味があったので、精神分析のゼミや認知科学が専門のゼミに入って表情分析なんかをやっていました。マイペースで個性的な人が多いキャンパスで、起業を考える人も多く、私も最初は起業しようと動いていましたね。その当時はオンライン英会話がとても流行っていたので、それに関連したサービスをつくったり、友人と色々アプリを作ったりしていました。他にも、とりあえずなんでもやってみようと思い興味のある授業のワークショップで色々なものをつくったり、アルバイトをしたり、インターンに参加したり。

 進路を考え始めた時に、起業しようか就職しようか迷っていたのですが、やはりスタートアップのような勢いのあるチームの中で働きたいと思うようになりました。それでWantedlyで会社を探していたときにモンスター・ラボを知り、多様性を重んじる会社理念を見て直感的に自分に合ってると感じ、オフィスまで話を聞きに行きました。 

 アルベルト:元々ゲームプランナーになりたかったのですが、イタリアには情報が少なく何をすべきかわかりませんでした。ですが、日本でゲームをつくりたいと思っていたので、イタリアのローマ大学で東洋学を学んでいました。日本語だけではなく、源氏物語といった古典を含め夏目漱石、村上春樹の作品といった日本文学や日本史なども勉強しました。ローマ大学は賑やかな大学で、日本語を勉強している人はみんな日本が好きで趣味が合う人も多く、とても楽しかったです。

 大学卒業後は、やはり日本でゲームをつくりたいと思っていたので、来日して日本電子専門学校でゲーム企画を勉強しました。特に毎月行われたゲームを企画するイベントはとても良い経験になりました。先生が決めたテーマを元に企画書の作成、プレゼンテーション、ゲームの作成を行なってグランプリを決めるこのイベントを通して、発想力、プレッシャーと戦う力、大勢の前でプレゼンテーションをする力を高めることができました。

ーお二人とも様々なことを経験されてきたんですね!入社してからはどのような仕事を行なってきましたか?

 村上:2015年4月に入社し、最初は自社サービスのカードバトルゲームの運営に、サービス終了まで携わりました。思い入れのあるゲームだったので、サービス終了は皆の心に残る一大イベントになりました。1年目でこの経験ができたのはとても良かったと思っています。そこからは、自社のカジュアルゲームの開発に携わった後に、街づくりゲームのチームに入り、運営を数年間行いました。プランナー業務以外にも、AD的な業務やマネジメント等、広く経験出来てとてもいい勉強になりました。自分でタイトルをつけた自社ゲームがApp Storeで2位になったこともあります。今はこのような経験を活かして、本格的なゲーム開発に携わることができているので自分としては満足していますね。

 アルベルト:初めはインターンとして入社し、RPGゲームのコンテンツ周りやデバッグを管理していました。その後チームの人数変更に伴い自分がやる仕事が増えてきて大変でしたが、短期間で様々な仕事を経験できました。こうしてインターンとして働いた後、2016年から正社員として新卒入社しました。別の案件の手伝いなども行いつつ、今年の2月くらいから村上さんと今の案件をやっています。


(2人で会議中)

ーでは、モンスター・ラボのよさはズバリ何なんですか?

 村上:一番は未経験でも裁量が大きいことですね。大手だとやりたいことがあっても組織が大きい分役割が細分化されていて、自分の今の担当以外で機会を得るのが難しいですが、この会社はコミットする姿勢次第で挑戦できるのが良いところだと思います。入社した頃はゲーム事業部の社員も少なかったので必然的に色々な業務に携わることになり、たくさんのことを学びました。忙しかったけど楽しかったですね(笑)。自由度も高く、フラットでいつも居心地がいいなと感じています。

 アルベルト:様々な仕事を任せてもらえるので知識を広げられますし経験もできるので、自分がやりたいことやどのようなプランナーになりたいかを明確にしやすいです。また、国籍が多種多様なところも良いと思います。私がいるゲーム事業部では私以外にもイタリア人社員がいたり、アメリカや中国など海外出身の人たちもたくさんいます。

 村上:私もそこはとても良いところだと思います。国籍は違いますが、みんな互いにコミュニケーションを取ろうとする姿勢があってとても良い環境です。私も中国メンバーの方とやり取りする機会が多かったのですが、やはり最初は意思疎通をするのに苦労しました。今は中国拠点の方たちが日本文化を理解してくれて、逆に中国人以外のメンバーは中国文化を理解しようとする姿勢があるのでとてもやりやすいです。このように、世界中の人に共感してもらえるゲームをつくれるのはモンスター・ラボの良いところですね。

ーなるほど!職場の人と仕事以外で関わりはありますか?

 村上:一緒によく呑みに行きますね!あとは趣味が同じ人と休日に出かけたりします。みんなで舞台を見に行ったり、バーベキューに行ったり、カラオケに行ったり。アルさんとカラオケに行くときは洋楽とかビジュアル系を歌いますね(笑)。

 アルベルトさん:そうですね(笑)。あとはランチに行ったりもします!プライベートな話題も共有していて、みんな仲良く友達みたいな関係です!

 村上:あまり仕事とプライベートの境界がないというか。本当に、友人に近い関係です!


(事業部メンバーで休憩中の写真)

ー楽しそうですね!休みの日は何をされていますか?

 村上:ゲームやネットサーフィンをすることが多いですね。ハロプロやアイドルの動画を見るのも好きです。あとはNetflixで海外ドラマを見たり、時々サバゲーをやったりしています。お酒が好きなので友人と飲みに行くことも多いです。

 アルベルト:私は、妻と一緒によくコスプレをしています。撮影会のための衣装づくりも妻と一緒にやっているんですよ。他には筋トレをしたり、ゲームしたり、友達と飲みに行ったり、アメリカドラマを見たりします。最近はカメラワークに興味があって、アメリカドラマの「Breaking Bad」や「Better Call Saul」、「Game of Thrones」などを見ています。

(アルベルト夫妻の本格的なコスプレ写真)

ーお二人が今後やっていきたいことは何ですか?

 村上:開発の経験がまだまだなので、もっと専門的な業務に携わりたいです。また、全体像を見てゲーム自体をどういう方向に持って行くか、どのようにプロデュースするかも考えていけるようになりたいです。プランナースキルを増やしつつ、徐々にディレクター業務もやっていければ。プライベートでは猫を飼ってまったり暮らしたいです(笑)。

 アルベルト:一番の夢は、人の感情を動かすゲームをつくることです。また、日本でも海外でもうける世界観のゲームを作っていきたいと思います。

(2人で談笑しながら進めていく。)

ー最後に、ゲームプランナーになりたい学生の方へメッセージをお願いします!

 村上:学生の間に、社会人になってからは出来ないことをたくさんやって、知見を広げていくといいのかなと思います。未経験のものに挑戦して新たな視点を得ることで発想力も拡がり、ゲームづくりに活かしていけると思うので、やりたいことは何でもやってください!

 また、自分の好きなジャンル以外のゲームも広くプレイして分析してみたり、サーバーやデータベースなどの具体的な知識を身につけておくと、入社してからスムーズにゲームづくりができると思います。

 アルベルト:私も村上さんと同じで自分の好きなゲーム以外のゲームもやることをお勧めします!いろいろなゲームをやった人ほど多くの目線ができて強みになると思います。また、ただゲームで遊ぶだけではなく学生の頃から開発側になりきって、自分だったらどういうゲームにしていきたいか想像していくといいと思います!

ーありがとうございます!

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