「地域おこし協力隊に興味はあるけれど、任期後のキャリアが不安…」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
地域おこし協力隊は最長3年間という期限がある制度だからこそ、
「任期後にどんな働き方ができるのか」は、多くの人が気になるポイントです。
実際には、任期後も定住・なるテックのメンバーとして働く人 、別の地域で経験を活かす人、地域で起業する人など、さまざまなキャリアの選択肢があります。
本記事では、地域おこし協力隊の任期後に多いキャリアパスを、実際の事例とともにご紹介します。あなたの「地域での理想の暮らし」を形にするヒントを見つけてください。
地域おこし協力隊について
地域おこし協力隊とは、都市部から地方へ移住し、地域活性化に取り組む制度です。観光や情報発信、イベント企画などを通して地域と関わりながら活動します。
任期は最長3年間で、その期間の中で新しい働き方や暮らし方を見つけ、任期後のキャリアにつなげていくことも大きな特徴です。
【村で継続して働く】
地域おこし協力隊の任期終了後も、東成瀬村に残り働き続ける方もいます。今回は、現在もなるテックで活躍する田口さんと森岡さんのお二人にお話を伺いました。
まずはじめに田口さんにお聞きしました。
なぜ地域おこし協力隊に応募しようと思ったのですか?
地域おこし協力隊に応募した理由は、なるテックがあったからです。入社前は家に引きこもり、人と関わらない生活を送っていました。「お前には価値がない」と言われた経験もあり、自分に自信を持てずにいたのですが、「ここに入れば誰かの役に立てるかもしれない」「自分も変われるかもしれない」と思ったことが応募のきっかけでした。
任期後のキャリアについて、当時はどのように考えていましたか?
応募した当時は、正直なところ任期後のことはあまり考えていませんでした。ただ、「目の前の人のために何ができるか」を大切にしながら、自分にできることや、やった方が良いと思うことには全力で取り組もうと考えていました。
なぜ村に残ろうと思ったのですか?
村に残ろうと思った理由は、なるテックで必要としてもらえたからです。
ある方から「そのままで価値がある」と言っていただいたことがありました。自分の行動だけでなく、存在そのものを認めてもらえたように感じ、とても印象に残っています。また、この村には自分が大切にしたい人たちがいます。その人たちとこれからも関わり続けたいと思い、村に残ることを決めました。
次に前回の記事でインタビューさせていただいた森岡さんにお聞きしました。
任期後のキャリアについて、当時はどのように考えていましたか?
3年という任期は常に意識していましたし、不安もありました。この期間でスキルを身に付け、任期後には自立して働ける状態にならなければいけないと考えていました。
そのため、「任期後をどうするか」だけでなく、「今何を身に付けるべきか」を意識しながら、日々の業務やプロジェクトに取り組み、経験を積んでいきました。
なぜ村に残ろうと思ったのですか?
案件を重ねるごとに、自分自身の成長を実感できたことが大きかったです。未経験からIT業界に入り、仕事として評価されるレベルまで成長できたことで、「もっとここで成長したい」と思うようになりました。
また、リモートワークを活用しながら、子育てと仕事を両立しやすい環境が整っていたことも、村に残る決め手になりました。
【別の地域・環境で働く】
一方で、協力隊での経験を活かし、新たな環境へ挑戦する方もいます。今回は、任期終了後に県外への転職を決めたYさんにお話を伺いました。
なぜ地域おこし協力隊に応募しようと思ったのですか?
もともと大阪に住んでいましたが、都会での暮らしに少し飽きを感じており、「一度田舎で暮らしてみたい」という思いから応募しました。地域おこし協力隊は、地方へ移住しながら新しい挑戦ができる点が魅力でした。
任期後のキャリアについて、当時はどのように考えていましたか?
当時は任期後について明確には決めていませんでした。まずは地域での暮らしに慣れ、自分に合う環境なのかを実際に経験してみたいという気持ちが大きかったです。
村を離れる理由はなんですか?
理由としては、これまで培ってきた経験やスキルを活かせる仕事の選択肢が、秋田県内ではまだ限られていると感じているためです。
東成瀬村となるテックでの経験を通して、多くのことに挑戦し、自分自身も成長することができました。その経験を活かしながら、今後はさらにキャリアの幅を広げていきたいと考え、新たな環境で次のステップに挑戦することを決めました。
【村で起業する】
地域とのつながりを活かして起業するという選択肢もあります。今回は、東成瀬村で起業した永山さんにお話を伺いました。
なぜ地域おこし協力隊に応募しようと思ったのですか?
地域おこし協力隊そのものに興味があったというよりも、まずはITスキルを身につけ、自分の力で生きていけるようになりたいという思いが強くありました。その挑戦の場として、地域おこし協力隊に応募しました。
任期後のキャリアについて、当時はどのように考えていましたか?
当時は、ITスキルを身につけた後に東京で美容サロンを開業し、リモートワークと両立したいと考えていました。今振り返ると、自分の将来のことを中心に考えていたように思います。
村で起業しようと思ったきっかけは何ですか?
自分の目標を達成できたのは、受け入れてくださった村の皆さんや、交流のあった秋田県の方々のおかげだと感じています。
そのため、これまで支えていただいた方々へ恩返しがしたいという気持ちが芽生え、それが東成瀬村で起業しようと思ったきっかけになりました。
まとめ
以上のことから、地域おこし協力隊の任期後の選択は一人ひとり異なります。地域に残って働き続ける人もいれば、新たな環境へ挑戦する人もいます。
今回お話を伺った皆さんに共通していたのは、東成瀬村での経験が、その後の人生やキャリアにおける大きな財産となっていることでした。
もしこの記事を読んで、「地域で働くことに興味がある」「新しい環境で挑戦してみたい」と感じた方がいたら、ぜひ募集記事やカジュアル面談をチェックしてみてください!
皆さまとお話しできることを楽しみにしています。