今回は新卒でNECTに入社し、現在人材開発部でマネージャを務める井上久美さんにインタビューしました。
学生時代は「それなりにやっておけばいい」と少し斜に構えていた彼女が、なぜ今、人材開発部のマネージャーとしてメンバーの成長に誰よりも熱く伴走しているのか。
そこには、自身の殻を破った研修での原体験と、「すべての経験を糧にできる」という想いがありました。
井上 久美 / 人材開発部マネージャー
青山学院大学卒業後、株式会社NECTへ2021年新卒入社。現場での営業やリーダー職を経験したのち、社内公募制度を利用して人材開発部へ異動。現在はマネージャーとして部署の組織づくりに奔走している。
「それなりでいいか」と、斜に構えていた学生時代
ーー学生時代のことを聞かせてください!どのような学生生活を送っていましたか?
今思い返すと恥ずかしいのですが、ひねくれた学生生活でした(笑)。
元々は海外文化に興味がある、家から通える、という理由で青山学院大学の外国語系の学部に進学しました。英語は得意だったので、そこそこの勉強量で受験も合格でき、「大学でも何とかなるだろう」と思っていました。
ただ、いざ入学すると、周りには帰国子女など英語が堪能な人ばかり。絶対に越えられない壁を見てしまい、早々に「ここは私が勝負する場所じゃない」と諦めてしまいました…
そこから、何かに一生懸命になっている人を、どこか冷ややかな目で見ていました。今思えば眩しかっただけなんですが、当時は頑張らない自分を正当化しようとしていて。
誰も聞いていないようなマニアックな音楽を聴いたりして、「みんなには分からないことをしている自分」でいることで、アイデンティを保っていましたね(笑)。
ーー就職活動はどのように進めていったのでしょうか?
最初は、なんとなく色々な企業を受けていましたね。売り手市場だったので、選ばなければどこかしら拾ってくれるだろうなと。
そう思っていた矢先、まさかのコロナ禍になってしまい、一気に求人がクローズしたんです。最終選考も全部キャンセルになり、0からのスタートとなりました。
「このままではやばい!」と思った時、一気にスイッチが入り、自分の強みやキャラクターを活かせそうな、「営業職」を業界問わず、とにかく受け始めました。
ーー大変な経験でしたね!営業にはどんな強みが活きると思ったのですか?
どんな環境でも、どんな相手でも対応できる「対人能力」です。
実は就活前にマレーシアに半年間留学していました。
日本の常識が全く通用しない異文化に適応しながら、生きていけたことが自信になったんです。綺麗な英語が話せなくても、現地の人と泥臭くやり取りして、何とか生き残れた対人経験は、営業の世界でも活きると思いました。
その過程で、たまたまNECTに出会いました。
ーーNECTはどんな印象でしたか?
面接が和気藹々としていて、本当に楽しかったです!
他の企業の面接は、淡々と見定められている印象があり、「他の人と同じように振る舞わないと」という息苦しさがありました。
でも、NECTの面接は全然違いました。
ただガクチカを聞くのではなく、「ステイホーム何しているの?」「この前こんなことあってさ〜」みたいに、とてもフランクに話してくれました。私のちょっと砕けた対応にも「井上さん、面白いね!」と笑ってくれて。
ここまで人に興味を示す会社があるのかと驚きましたし、ここなら「自分らしく成長できるかも」とビビッと来て入社を決めました!
「もっと本気出せるよね?」自分を見透かされ、スイッチが入った瞬間![]()
ーー最初から人材開発志望ですよね。どのような経緯がありましたか?
新卒研修の経験がきっかけですね!
当初は、学生時代からの癖で、周りの様子を伺いながら、浮かないように立ち回っていました。意見が浮かんでも飲み込んだり、適当にやり過ごそうとしていたんです。
そうしたら当時の研修講師の方に、「それなりでやってるけど、本気じゃないよね?」とズバッと見抜かれまして…(笑)
なんでバレたんだろうと驚きましたが、心の奥底では「頑張りたい」と願う自分がいることにも気づいていました。その言葉をきっかけにもう逃げるのはやめよう、一回100%の力でやり切ってみようと腹を括ったんです。
本気で取り組み、自分の意見をぶつけ、仲間と切磋琢磨することがめちゃくちゃ楽しいことに気づきました。
冷めた目で見ているよりも泥臭くても全力でやった方が人生は面白いと気づかせてもらったからこそ、今度は自分が誰かの成長のきっかけや変化の気づきを与えられる人になりたいと思い、人材開発を強く志望するようになりました。
ーーそこから現場を経験して、人材開発部へ異動されたとお伺いしています。そこまでの流れを教えてください。
現場のリーダーをしている時に、人材開発への公募に申し込み、異動することになりました。
そこまでの道のりで本当にお世話になったのが当時の営業担当の方です。
NECTには手厚いキャリアフォロー体制があり、私が現場にいた当時、営業担当の方が本当に親身に伴走してくれました。
「将来人材開発に行きたい」と伝えた時も、そのために営業やリーダー経験が必要だと明確な道筋を示してくれたんです。
また、公募のタイミングで「私にはまだ早いのでは」と躊躇した時も、「今まで積み重ねてきたから大丈夫!絶対に挑戦しなよ!」と力強く背中を押してくれました。
目標やステップを一緒に考える体制があり、機会も与えてくれる。個のキャリアに向き合ってくれるNECTの良さを体感した出来事でした。
現場経験があるからこそ寄り添える。人材開発部のリアルな業務とカルチャー
ーー人材開発部ではどのような仕事から始めましたか?
まずは一人のメンバーとして、現場で稼働している約70名のスタッフを担当するところからスタートしました。
定期面談を通して日々の悩みを聞いたり、モチベーションの管理をしたり、中長期的にどういうキャリアを築いていきたいのかを一緒に言語化していく、いわば現場メンバーの「伴走者」としての仕事ですね。
自分が営業時代に当時の営業担当の方から伴走してもらって助けられたように、今度は自分が現場メンバーのキャリアにしっかり寄り添おうと、必死に取り組んでいました。
ーー現在はマネージャーとして、どのようなことに取り組まれていますか?
主に自分のチームのメンバー4名のフォローをしています。
1人70名の方を見るのは、かなり大変なので、密に連携をとりながら、一人で抱え込まないような体制を作っています。
大事にしているのは、自分から「自己開示をする」こと。
距離感があって「この人は私のことを理解していない」と思うと、絶対に人は悩みを教えてくれません。だから、まずは自分から心を開いて、柔らかい部分を出すことで、メンバーも安心して本音を話してくれるようになるんです。
今思うと、NECTの面接で「自分の素を出せた」のも、面接官の方が、私に興味を持ち、自分のことを話してくれたから。気づけば自分もそのスタンスで、みんなと話すようになりました!
ーー人材開発部として、どんな時にやりがいを感じますか?
メンバーの入社から現場での活躍、そして次のステップへと羽ばたいていく瞬間を見れた時ですね!
現場で悩んでいた子が、フォローを経て成果を出せるようになり、最終的に希望を叶えた時は、「この仕事をしていて良かった」と心から思えます。
最近、以前からサポートしていたメンバーが念願叶って人材開発部へ異動となり、一緒に働き始めました!
定着率が90%と高い会社なので、目をかけた子が咲く瞬間を長期目線で見届けられる環境だと思います。
すべての苦しみが、誰かのための「引き出し」になる。私たちが描く組織の未来
ーー現在の人材開発部の状態を教えてください。
実は今めちゃくちゃ面白いフェーズです!
以前からメンバーの個性に応じたオーダーメイドの研修を作りたいと言い続けてきましたが、人数不足で実現できていませんでした。
それが今、部長の武西の圧倒的な推進力と頼もしいメンバーが増員されたことで体制が整いました。本当にやりたかった個性に合わせた研修づくりをどんどん形にしていける、組織の第二創業期のような段階にいます。
ーー今後部署として、どのようなことを目指していますか?
これまでNECTが泥臭く積み上げてきた人が辞めない組織づくりのノウハウや未経験を一人前に育てる仕組みを体系化し、組織力としての再現性を作ることです。
そしてゆくゆくは社内だけでなく、同じように組織づくりに悩む他社様に対しても外部サービスとして提供していけるようなビジネスにまで昇華させていきたいと考えています。
ーーそんな未来に向けて、これからどのような人と一緒に働きたいですか?
何があっても「すべて自分の糧になる」と、捉えられる人です!
人と深く関わる仕事ですから、自分が誰よりも一生懸命フォローしてきたメンバーが離職してしまうような、悔しい経験もたくさんあります。
でも、自分が傷つき乗り越えてきたプロセスが、将来誰かを救うための引き出しになるんです!
自分の失敗も泥臭い苦労も「誰かのためになる」と、ポジティブに変えていける。そんなタフで熱いパッションを持った方と一緒にこれからのNECTを創っていきたいです!
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