1
/
5

【研修内容紹介】新研修制度「うろちょろ」で実際の職場をうろちょろ。ファーストキャリアを納得のゆく形でスタートさせるために

こんにちは、ネットプロテクションズ(以下NP)広報担当です!

NPでは例年、新入社員に対して半年ほどの研修期間を設けており、様々なプログラムを実施しています。そんな中、今回ご紹介するのは2018年度より新しく始まった新研修制度「うろちょろ」。実際に先輩が働いている現場を見学することができる仕組みです。導入の背景にはどのような意図があるのか、研修を受けた新入社員はどう思ったのか。研修担当の専光建志、2018年入社の堤春陽、向井秋穂に聞きました。

(左)堤春陽 :2018年入社。
(中)専光建志:2016年入社。2018年度の研修担当。「うろちょろ」考案者の一人
(右)向井秋穂:2018年入社。

業務を持たず、ありのままの現場を知ることができる

──まずは「うろちょろ」とはどんな制度なのか教えてください。

専光
興味がある部署を新入社員自身が2つ選んで見学に行ける制度です。実施するタイミングは、入社してから2週間ほど経った4月の中盤。各部署1週間ずつ見学できます。

どの部署も事業や組織の全体感をレクチャーした後、新入社員に実際の現場を見てもらうという流れになっていました。ポイントは、実際に業務をやってもらうわけでも、ただレクチャーするだけでもなく、仕事場を自由にうろちょろし、先輩たちが仕事をしている姿を横から見てもらう点です。

──どんな目的で「うろちょろ」を行っていたのでしょう。

専光
そもそも、新入社員研修の目的は、新卒社員が仕事に最大限コミットできる状態になること。そのためには、自分自身が心から納得した状態で配属先を決めることも重要です。ところが、昨年までは、各部署の業務内容について一通りレクチャーを受けていたものの、実際の雰囲気などの肌感を持たないまま配属選択をしていました。その結果、配属後に「想像とは違った」と感じてしまうことが少なからず起きていました。配属を決める前の早い段階で「うろちょろ」を実施することで、そのギャップを埋めようと考えたのです。

また、副次的な効果として、具体的な働くイメージを持った方が、その後の研修の効果も高まるのではないかと思っていました。それに、会社として自由にいろいろなことに挑戦できる風土があるのに、研修では朝から晩まですべきことが決まっていることに違和感を感じていたことも、「うろちょろ」実施の背景にはあります。

──「うろちょろ」を設計する上で特に気をつけていたことはなんでしょう。

専光
業務を持たせないことですね。業務を持つと、達成したいという意欲や、他の人よりもうまくやりたいといった競争心が生まれ、業務にのめり込んでしまう可能性が高い。それでは、ありのままの現場を知るという目的からそれてしまうと考えたのです。

また、受け入れ側である各部署にも、「うろちょろ」のための準備体制をせずにありのままを見てもらえるようにと伝えていました。あらかじめ情報を多く伝えておくのではなく、新入社員に主体的に情報を得てほしいと考えていたからです。

より深い情報を集め、納得感のある配属希望を出せるように
──実際に「うろちょろ」を体験してみていかがでしたか?


レクチャーでは知ることのできない各部署の一面を知れました。例えば仕事の進め方。プロジェクトベースの部署もあれば、あらかじめ決められた業務内容に沿って業務を進めていく部署もありました。また、育成のスタンスも、ゼロから丁寧に教える部署もあれば、あえて具体的な指示は出さずに主体性を育むような部署もありました。そんな現場の状況リアルにを肌で感じることができました。

向井
私の場合、現場のリアルな一面がわかったからこそ、自分と部署との相性もわかりました。「うろちょろ」に行く前は、私は人と話す力をつけたいと思い、営業の部署を希望していました。しかし、「うろちょろ」の期間に実際に営業に同行してみると、営業には話す力よりも、論理を組み立てる力や多様な視点に立って考える力が求められると感じました。しかも、クライアントと商談しながら瞬間的に判断しなければなりません。じっくりと物事を考える癖がある自分には向いていないと思いました。

また、「うろちょろ」に行ってから、先輩に質問する頻度が増えました。現場を見たことで実態がよくわかり、疑問点がよりクリアになったからです。事前のレクチャーで教えてもらった内容と、実際に見て感じたことのギャップを質問することで、現在の状態の背景や、今後の部署としての方向性について、より深く知ることができました。


僕の場合は、「うろちょろ」に行かなかった部署の先輩にも話を聞きに行くようになりました。レクチャーで受けた印象と実態とでは違うことがあるとわかり、実態を知るために自分から情報を取得しに行く必要があると感じたからです。積極的に先輩と話して情報を集め、最終的に「うろちょろ」で行かなかった部署に配属希望を出すことになりました。

向井
実は私も「うろちょろ」に行かなかった部署に配属希望を出しました。「うろちょろ」で具体的な仕事のイメージが持てたからこそ、自分と相性が合わないことに気付け、他の部署に目を向けるきっかけになったと思います。自分では納得のゆく選択ができたと思っているので、これから配属先で熱量高く取り組んでいきたいです。

NPでは、今回ご紹介した「うろちょろ」をはじめとした研修制度によって現場を知ることで、納得できる配属希望を出せるようになっています。もちろん全てを知ることができるわけではなりませんが、配属前に現場の雰囲気を知った上で希望を出せることにより、配属後のギャップは小さくなります。ご興味を持っていただいた方は、是非下記リンクよりエントリーしてくださいね。

総合企画職※新卒・第二新卒
決済BigDataを活用し、つぎのアタリマエをつくる総合企画職募集!
■ネットプロテクションズについて 私たちはCreditTech×ティール型組織で「次のアタリマエをつくる」ことを目指し、「後払い決済」という新しい仕組みを作り上げてきたIT×決済のリーディングカンパニーです。 ■CreditTechとは Creditは「信用」という意味であり、Credit Techを一言でいうと「テクノロジーによって新しい信用情報を創造し、新たな信用情報に基づく次なるサービスを創っていくこと」です。 現在利用されている多くの信用情報は、年収や学歴、勤務先などの情報をもとに定義されています。ただ、そのような部分的な情報だけでは、その人の全ての面を理解するのは難しいのではないでしょうか。 Credit Techは、一面的な情報だけではわからない、人の信用力を、適切に評価することで、これまでなかった「信用できる状態」を創出する考え方です。 展開事業 ●BtoC通販向け決済『NP後払い』   http://www.netprotections.com/ ●BtoB向け決済『NP掛け払い』   https://np-kakebarai.com/ ●BtoC向けカードレス決済『atone(アトネ)』   https://atone.be/shop/ ●台湾BtoC向け後払い決済『AFTEE』   https://aftee.tw/ 「NP後払い」は2002年に事業を開始し、未払いリスクの高さから実現不可能なビジネスモデルと言われながらも、今の日本において1秒に1人、年間約3,000万人カスタマーが利用する社会インフラとなりました。 ここで培った収益基盤、事業ノウハウ、データを生かし、B2B決済、スマホ決済、そして海外へと領域を拡大中です。 また、組織においても「ティール組織」の実現を目指しており、自律・分散・協調に基づく組織運営と事業推進を行っています。 人事制度においては役職を撤廃し、「共創」と「成長」を生み出す仕組みを導入。 事業推進においても立場・役割に縛られることなく、全員が事業推進リーダーとして自律的に事業戦略・推進に関わるスタイルを採用しています。 これにより社員の自己実現と社会発展の両立を実現する会社となることにチャレンジしています。 ▼2017年度 第17回ポーター賞受賞 後払い決済事業 http://www.porterprize.org/pastwinner/2017/12/05170853.html ▼先進諸国が注目する「Credit Tech(クレジットテック)」のカオスマップを公開 https://corp.netprotections.com/news/press/2018/0130
株式会社ネットプロテクションズ
セールスエグゼクティブ
ティール×FinTechで次のアタリマエを創るセールスエグゼクティブ募集!
株式会社ネットプロテクションズはCreditTech×ティール型組織で「つぎのアタリマエをつくる」ことを目指し、「後払い決済」という新しい仕組みをつくり上げてきたBNPL市場のリーディングカンパニーです。 ※当社は2021年12月15日に東京証券取引所第一部市場へ新規上場したネットプロテクションズホールディングスのグループ会社です。 ■Credit Techとは 年収、学歴、勤務先などの一面的な情報に縛られない新たな信用をテクノロジーを利用してつくることです。人の信用力を適切に評価することで、これまでなかったビジネスの機会や価値を創出していきます。 ■BNPLとは 「Buy Now Pay Later」の略称であり、「先に買って、後から支払う(=後払い)」決済システムの総称です。BNPL市場は世界的に拡大しており、欧州や豪州、米国に続きアジアでもこれからの成長が期待されています。 ■NP後払いとは 主にECサイト等で利用できる決済手段の一つです。 利用者は購入した商品を受け取った後に、後払い事業社が送付する請求書で代金を支払える仕組みとなっており、クレジットカードを持たない若年層やクレジットカード利用に躊躇がある方をはじめとし、多くの方にご利用いただいています。 未払いリスクの高さから絶対に成立しないビジネスモデルと言われていましたが、「まず、すべての人を信用してみる」という考え方で歩み続けた結果、今では年間約1,450万人の方が利用する社会インフラとなっています。 ■事業の展開 NP後払いで培った収益基盤、事業ノウハウ、データを生かし、B2B決済、スマホ決済、そして海外やポストプライシングへと領域を拡大中です。 また2021年2月にはJCBより約60億円の大型資金調達をおこなったことで、事業成長をさらに加速させていきたいと考えています。 展開事業 ・BtoC通販向け決済『NP後払い』   http://www.netprotections.com/ ・BtoB向け決済『NP掛け払い』   https://np-kakebarai.com/ ・BtoC向けカードレス決済『atone(アトネ)』   https://atone.be/shop/ ・台湾BtoC向け後払い決済『AFTEE』   https://aftee.tw/ ・サービス体験後に購入者が自ら価格を決定しお支払いを行える決済『あと値決め』   https://pricing.netprotections.com/ ■注目記事 ・JCBとの大型資本提携を実施 約60億円の調達をおこない、事業連携を強化   https://corp.netprotections.com/news/press/2021/0225 ・後払い決済のパイオニア ネットプロテクションズ、 市場拡大中の後払い決済サービスを整理した「BNPLカオスマップ2020」を公開   https://corp.netprotections.com/news/press/202003270001
株式会社ネットプロテクションズ
株式会社ネットプロテクションズでは一緒に働く仲間を募集しています
7 いいね!
7 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング