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スマルナ立ち上げからリブランディングまで

初めまして。ネクストイノベーション株式会社のクリエイティブチームで働いている、ゆいです🐱

今年の1月から温めていたリブランディングプロジェクトがようやく完成し、昨日プレスリリースを打ったので、今回のリブランディングに込めた想いを書かかせていただきました。

少し長くなってしまったのですが、個人的に考えていた想いをブワーッと吐き出しているので、読んでもらえると、泣いて喜びます😭

ピルを飲むまで生理のしんどさに気づかなかった


3年前、私は毎月なぜかパートナーや家族に対してどうしようもなくイライラする時期があり、八つ当たりをしては自己嫌悪という最悪なループを繰り返していました。

私は性格が悪いんだと思い込み、どんどん自分を卑下するようになっていたのを覚えています。

当時通っていた大学で先生から

生理前にイライラしたり落ち込んだりする症状はPMSといいます。辛い人は産婦人科に行って、ピルを処方してもらうという方法がある。

と教えてもらい、そこからピルを服用したのですが、服用した翌月にはイライラがなくなり、また生理痛もなくなりそこで初めて、自分の生理はとてもしんどいものだったんだと気がつきました。

また生理が毎月一定の周期で来なかったので、パートナーと性行為時に避妊はしていても、生理が遅れると”妊娠をしたんじゃないか”と不安になることが多かったのですが、ピルを服用してから毎月生理が決まった日に来るので、不安だと思う日がとても少なくなりました。

生理の辛さや妊娠の不安に振り回されてきた私だからこそ。

私自身とても生理の辛さや妊娠の不安に振り回されてきたので、同じように悩む人に一体何ができるんだろう、そんなことを考えて今の会社で仕事をしているうちに、

今回のリブランディング、ゆいちゃん考えてみない?

と話をもらいました。

私自身社会人歴2年目で、デザイナーでもなくブランディング を学んできた訳でもなかったので、本当に私でいいのかという不安や心配があったのですが、(もらった当時はカスタマーサポートをしていました)生理に振り回されてきた私だからこそできることがあるかもしれないと思い。引き受けることになりました。

私たちはどんな世界を作りたいのか。


今回のリブランディングでは、私たちは本当は何がしたくて、どんな社会を作りたくて、そのために私たちに何ができるのか。そんなことを一番考えたと思います。

最初はうまく言語化ができず、モヤッと思っていたことが、どんどん言葉になり、

生理のある人が生理に振り回されず上手に付き合い心地よい毎日を過ごせ、妊娠の不安に振り回されず、自分自身で人生をコントロールしていくことが当たり前になる社会を作りたい。

と思うようになりました。

一人で自分の健康や人生の選択に向き合うのは本当に難しい。

22年間、妊娠をしていたらどうしようという不安は誰にも相談ができずにいましたし、生理はみんな辛いものだと思って我慢してきました。

だけど、今の会社に入ってから相談はしてもいいし、聞いてくれる場所や人も社会には存在していて、生理の辛さは治療という形で治せることもあるんだということを知りました。

私はたまたま解決策としてピルという手段を教えてもらうことができましたが、もしこの偶然がなかったらまだ生理の辛さに妊娠の不安に振り回されていたと思います。

毎日忙しく過ぎていく時間の中で、自分の心と身体に向き合って、健康や人生について考えられる時間はそう多くないし、向き合うことが怖くて向き合えない人も多いのではないでしょうか。(私もその内の一人です。)

だからこそスマルナでは、一人で向き合うのではなく一緒に向き合っていくスタンスを大事にしたいと思い、今回ビジョンでは、

生理・避妊で悩む全ての人のサポーターになる

という風な言葉を設定し、一人ひとりにあった健康の方法を選んでもらえるように、不安に寄り添い納得して進んでもらえるような環境や仕組みを構築していきたいと思っています。

(リブランディングの裏側という連載も始まるので、ミッション・ビジョン・バリューの詳細はそちらで😊✨)

ここからがスタート


今回のリブランディングプロジェクトではいったん皆さんにお見せすることができる形やデザインを整えましたが、ここからがスタートの第一歩だと考えています。これからも新しいプロジェクトや取り組みをどんどん皆さんにお伝えしていけるものを用意しています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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