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パイロットを目指すインターン生が語る、ナイトレイのインターンについて〜卒業レポート〜

こんにちは、ナイトレイ採用担当の牧野です!今年も出会いと別れの季節がやってきて、ナイトレイからは1月末から2月初旬にインターン生と業務委託の学生エンジニアが卒業しました。

今回卒業レポートを書いてくれたメンバーとの出会いはちょうど1年ほど前。
某有名大学の理工学部を卒業したのち、パイロットになる夢を追いかけて航空大学校へ通うことにした人で、面接の時には心の底から「なぜナイトレイ????」と思ったことが今でも強く記憶に残っています。

そんな彼がナイトレイで過ごした期間は9ヶ月。
そのうち1ヶ月ほど留学していた時期もあったので、実際は8ヶ月ほどの勤務だったと思います。
それでも仕事で関わったメンバー全員が「卒業するのが寂しい」と思えるほど爪痕を残して卒業していった彼の働き方、そしてインターンで学んだことなどをレポートにしてもらいましたので、ぜひ最後までご覧ください!(社会人でも共感できるポイントが多々あります...)

自己紹介

 はじめまして、航空大学校の学生の星合です。大学を卒業後、航空大学校に入学しました。学校の長期の休みの期間を利用し、株式会社ナイトレイで9ヵ月ほどインターン生として働いていました。学校の開始に伴いインターンを卒業することになったので、この経験を記事にしてみようと思います。

はじめに

記事を書くにあたって、読者はどんな人なんだろうと想像しました。

・インターン先を探している

・データ分析・GIS・観光に興味があって

・けど具体的にどんなことしたいかは定まってない

こんな感じでしょうか。というか入社前の自分がこんな感じでWantedlyの記事を読んでいましたね。

そんな人に向けて、インターンの振り返り、株式会社ナイトレイとは、インターン生に求められるもの、と書いたのでぜひご覧ください。ナイトレイのインターン生ってどんなことをしているのか、イメージが出来ると思います。

①インターンの振り返り

1.1 業務内容

 ナイトレイでの業務はすべてやりました。...嘘です。ですが、本当に幅広く経験させてもらいました。データ分析からGIS(地理空間システム)を使ったデータの可視化、営業支援、バックオフィスサポート、郵便局へのお使い、などここでは書ききれないくらいです。QGIS, Tableau, SQLなど今まで触ったことのないツールを使ったり、官公庁の方と1対1で公募案件のヒアリングをしたりなど、ここでのインターンだからこそ挑戦できたことが沢山あります。

1.2 印象的だったこと

 1つはSQLを使ったデータ分析業務です。実際のデータ分析部分に関わることができ、試行錯誤しながらも社員の方や他のインターン生と協力しながら進めました。「データ分析、やってみたいんすよね」という抽象的な要望を社員の方に伝えたところ、業務を分解してインターン生にも行えるような用意をしてくれました。そこから「何なら任せられるか」「どうしたら任せられるか」など一緒に考えてくれました。

 もう1つは業務外のことです。「せっかくGISを使える人が多いんだから航空路を可視化してみたい」という自分の趣味に社員の方々が付き合ってくれて、いろいろと教えてくれました。最終的にNLT(Nightey Light Talk)というライトな話題を月1回共有する社内イベント(参加人数は20人程度)で作ったものを発表させていただく機会も貰えました。このイベントで発表時、代表の石川さんから「マネタイズはできそうか、webで公開はしないのか」など鋭く突っ込まれたことも記憶に残っています。

▼GISを使って作成した航空路(NLTでの発表資料)

1.3 気付き・得られたもの

 インターンを通じて得たことは実務的なスキルとキャリアへの考え方、と大きく2つあります。

実務面では、オフィスで働く人もいればリモート勤務の人や、インターン生など勤務時間が入れ違いになる人などもいるため、いつ・誰が見てもわかるように報告や進捗状況を整理して、構造化してドキュメントとして残す、”伝える能力”が一番鍛えられました。「ドキュメントで残してくれるのは嬉しいけど見づらいからパワポでまとめて欲しい」と指摘され、その時は「見やすく書いているのにこれ以上どうまとめるんだ」と思っていましたが、それは読み手への想像力が欠けていたからでした。受け取り手のことを意識しながらコミュニケーションを、と日々奮闘していました。

 キャリアへの考え方で気付いたことは、自身への反省も含めて「とりあえずでも自分の軸を設定しておくこと」です。印象的だった業務にSQLでのデータ分析を挙げましたが、それを知ったのは入社してしばらく経ってからで、実際に業務に関われたのはもっと後でした。やってみれば興味があると分かったものの、そもそも自分の中に選択肢が無ければそんな業務があることにすら気付けないものです。自分の中に軸を持ってそれを深堀りして、違うなと感じればまた別の軸を設定して深掘りする、そのサイクルをちゃんと回していればもっと早くからデータ分析業務に関われたな、と心残りがあります。


②株式会社ナイトレイとは

2.1 雰囲気

 いい意味で入社前とギャップがありました。ベンチャー企業というイメージが先行し、ガツガツとしたイケイケドンドンな雰囲気を想像していましたが、真逆で人当たりが良くて話しやすい人が多いです。それぞれがそれぞれのスタンスを持っていて、”個”があっての組織、という印象を受けました。

 毎週金曜日はみんなでランチに行ってましたが、そこでよく話を聞いたらどこか尖ってる、そんな人がいっぱいいます。旅行好き、カメラ好きな人も多かったですね。オフィスには誰かしらのどこかのお土産がよく置いてありました。

2.2 ナイトレイのインターンとは

 多彩な人がいます。コードを書いている人の隣ではデザインをしていて、リモートではGISツールを使って作業している。これがいつもの光景です。なのでインターン生として1つの業務を行うというよりは、個々に自分の興味関心のある分野の作業を行うことが多いです。ただ、協業が無いかというとそんなことは全然ありません。去年ごろからインターン生間のタスク状況の情報共有やマニュアルの整備がかなり充実してきて、誰かの業務を引き継いだり、リモートとオフィスで一緒に業務を行ったりしています。

 また、月に1回インターン生だけで集まってライトに業務の振り返りや、この先やってみたいことの共有をしています。「何がやりたいのか」「それは会社に還元できるのか」「どうやったら実現できるか」互いにアドバイスしあって、インターン生だけで成長を助け合う、そんな体制が出来つつあります。


③インターン生に求められるもの

 卒業生の視点からみた「こんな人はナイトレイにマッチしてる」を挙げてみます。

・キャッチアップ力がある

 これには2つの側面があります。一つはビジネス的な文脈の「業務の状況を把握すること」です。何となくでも社内の動きを追うことで、ほんの少しでもその業務への知識があったり、1単語でも関連するワードを言えたりすれば、任せる側からの信頼も得られやすいんじゃないか、という戦略を自分は立てていました。

 また、「目標に対して、そこに追いついていく」という意味も含んでいます。元々自分にスキルがあればあるに越したことはないですが、それが必須ではありません。むしろいかに身に着けようとするか、その気概があれば誰かが教えてくれます。

・自律的に動ける

 これが一番大事です。”個”が重視されるので、自分からやりたいことを見つけに行く姿勢が大事になります。自分のやりたいことがはっきりしている人はそれに関連した業務を行い、フィードバックを貰ってさらにレベルの高い業務を任される。というサイクルを回せます。一方で「次こんなことやったらいいんじゃない」とか「これやってみない?」みたいな声を待つ姿勢はあまり歓迎されません。なので、誰かに自分の向かう先を導いてもらいたい!って人には向いていないと思います。逆に、「これがやりたい」「それは会社にどう貢献できるか」を明確にすればみんな親身になって実現に向けて一緒に考えてくれます。

 正直業務の約半分は雑務や単純作業なので、ぼーっとしてると何も出来ずに貴重な学生時代の自由時間を消費するだけになります。その時間を費やす価値がそこにあるか、その時間を使ってしたいことは何なのか突き詰めたら、自分の軸や目標が見えてくるはずです。そのビジョンがナイトレイとマッチしていたら活躍できること間違いなしです。


④最後に

 「とりあえず社会経験を積みたい」というとんでもなくふわっとした理由で入社したにもかかわらず、いろんな業務を経験させていただき、本当に貴重な9ヵ月でした。入社してしばらくたってから自分に軸や実現したいことが無いことにやっと気付きました。そこから自分なりに軸を作って、いろいろ挑戦させていただけたのはやはり「やりたいことは何でもやらせてもらえる」社風と優しくて親身な社員とインターン生のおかげです。短い間でしたがお世話になりました。

 さて、ここまで読んでくれた方々のナイトレイへの解像度は上がったでしょうか?この記事を読んでいいな!と思った方、まずはエントリーしてみてください!

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