1
/
5

実際のプロジェクトを紹介! 私たちは顧客から何を相談され、何を提供しているのか。


私たちの会社"オンサイト"の仕事について、これまで何度かストーリーでもご説明してきましたが、独自のビジネスということもあり、どうしてもわかりにくいという側面がありました。

そこで今回は、実際のプロジェクトをご紹介します。これを読んでいただければ、私たちがどのような仕事をしている会社なのかを、かなり具体的にイメージしていただけるかと思います。ぜひご覧ください。


【隠れた優良企業をさらに伸ばしたい!】

あるとき、栃木県で「県内の隠れた優良企業を発掘し、デジタル化によってさらに飛躍させよう!」といったテーマのプロジェクトが始まりました。しかし、デジタル化の専門家は県庁にも県内企業にもなかなか見つかりません。そこでお声がかかったのが、私たちオンサイトです。(知人経由のご紹介でした。本事例以外のプロジェクトもほとんどが紹介によるものです。)

そしてまず、県内の「大きなポテンシャルを秘めており、デジタル化によってさらに飛躍できそうな会社」を私たちがリサーチし、とある企業と出会いました。

その企業は、新幹線のお弁当に入っている"漬物"や大手回転寿司チェーン店の"ガリ"などを作っています。飲食店を経営しているわけではなく、完全に「裏方」としての食品メーカーです。

この会社が最も得意としているのが"生姜"。生姜商品の生産量においては国内トップシェアを誇っていますが、一般的にはあまり知られていません。まさに優良企業でありながら、さらなる飛躍の可能性も秘めていると言えます。


【生姜の可能性を広げる!】

この生姜の会社は既に大きな売上がありますが、そのすべてが「toB」であり、個人消費者向けのビジネスはやったことがありません。そのため、まずは生姜を使った個人向けの新商品を一緒に開発することになりました。

私たちは、その会社の人と一緒に何度も何度も試食をし、さらにその個人向け新商品をどうやって安定的に製造するかも提案。実際の工場にも足を伸ばし、新しい製造ラインをどこにどう設置するのかを一緒に考え、決めていきました。

そして生姜を"調味料"や"漬物"として売るだけではなく、その成分から"健康食品"としての可能性があることを見出し、全く新しい方向性の商品を考案しました。生姜をどう加工すればサプリになり得るのか。どのように加工すれば摂取しやすいか。

ただ単にたくさん作るのではなく、生姜の全く新しい使い方を考案し、生姜という食材の裾野を広げることに成功しました。


【売って、お届けするところまで】

もちろん「その新商品をどうやって売るのか?」についても私たちの出番です。

ECで売る場合、どこにどのような広告を出し、どこのECサイトに出店するのがいいのか。受注処理や発送作業はどのように進めていくのか。そういった細かい作業や設定タスクがたくさんありますが、ここはオンサイトの最も得意とするところ。既に私たちの社内にはこういったEC関連のノウハウが溜まっていますし、自動化もかなり進めていますので、お手のものです。

そして、商品の値付けや利益の出し方についても一緒に考え、決めていきました。


【商品開発から流通まですべてを】

結果、何が起きたのか。

実は、プロジェクトの初期段階では、その生姜の会社の人たちは、生姜を"健康食品"として売ることに半信半疑でしたが、今では私たちと一緒に開発したその新商品の方がよく売れています。


ここでポイントをまとめておきます。

私たちオンサイトは、

・これを売りたいという顧客の要望があり、
・それをインターネットで売る

ではなく、

・インターネットを活用したい、もっと売上を伸ばしたい、新規事業を作りたい…といった(まだ具体化する前の)経営レベルのご相談を受け、
・そのためにリサーチをし、一緒に商品を開発し、加工・製造方法や値付けやパッケージについても提案し、
・それを実際に売るための広告や流通管理といった業務についても任せてもらうことができる会社である

ということです。

バリューチェーンで言うところの上流から下流まですべてを担っているため、部分的なKPIだけ成果を出すのではなく、最終目的に合致するための"全体最適"で作戦を考えられるというのも大きなポイントです。

また、(ただの請負ではなく)相談段階から関わり、一緒にプロジェクトを進めていくため、私たちはコンサルティングの報酬もいただいています。


【面白いプロジェクトがたくさん】

他にも似たような事例はたくさんあり、例えば、ある漁業関連の会社からもご相談を受けたことがあります。こちらも個人消費者向けの商品パッケージをどうするのか(それまでは大口顧客に大きいサイズの魚しか売っていなかった)、そのための加工はどこで行うのか、どのように売るのか……といった一連のプロジェクトをすべて任せてもらいました。

現在は、京都の老舗料亭、スポーツ用品メーカー、アウトドアショップなどからもご相談を受けており、社内にはいつも面白い仕事がたくさんある状態です。

オンサイトでは「若手はまず雑用、下積み」などとは考えておらず、どんどん実践の場に立ってもらうことを大切にしていますので、20〜30代の方も面白いプロジェクトを担当できるチャンスがたくさんあります。

こういった「顧客の経営レベルの課題について、一緒に考え、提案し、実現していく」仕事にご興味がある方は、ぜひオンサイトにご応募ください。まずは面談でお話しましょう。


※関連記事
ありそうでなかった「インターネット・ビジネス・マネジメント」という仕事
https://www.wantedly.com/companies/on-sight/post_articles/387622
オンサイト株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング