「コンサル」という言葉が指す仕事内容や働き方はかなり多様化しました。どこかのコンサル会社に就職したものの実態はイメージしていたものと違ったという話もよくお聞きします。そういったミスマッチが起きないよう、私たちが実際に行っているコンサル業務についてご説明します。 ■クライアント企業の課題テーマ ・ある事業が黒字化できない、あるいは利益率が低い ・新規事業を立ち上げたい、新商品を創りたい ・これまではtoB取引のみだったがtoCのビジネスも始めたい ・社内のDX化を推進したい ・インターネットメディアやWeb広告、SNS、ECサイトを駆使して新しいことをしたい ・インターネットマーケティングによる人材採用をしたい つまり、一般的な経営コンサルのような領域も扱っていますが、現場の具体的施策としてはテクノロジー寄り（特にインターネットやDXまわり）という特徴があります。 ■解決方法 ・事業戦略の構築 これはいわゆる一般的なコンサル業務をイメージしていただければよいかと思います。 ・テクノロジーを駆使した事業の立て直しや新規事業の立ち上げ ここが私たちらしい要素です。例えばECを駆使したD2Cマーケティングや、自社メディア構築などが挙げられますが、それに伴いWeb広告も扱いますし、SNS運用も行います。社内にはITエンジニアがいますので、必要であれば顧客用の新しいシステムを開発しますし、業務の自動化やAI導入も積極的に行っています。ただし自社が開発した特定のサービスやシステムを売りたいわけではなく、顧客の課題を解決するために、世の中にあるツールは何でも使いこなそうという考え方です。デジタル領域の課題は局所的に「ここを◯◯すればよい」といった単純なものではありません。顧客の状況にもよりますし、時代の流れも読みながら複数の要素をかけ合わせ、全体最適で「できるだけ顧客の負担を少なく」「できるだけ大きな成果を出す」ことに意味があります。ここが創業以来、私たちが試行錯誤を繰り返してきたことであり、最も得意としているところです。 ・上記に付随するあらゆる業務 何度も現場へ足を運ぶ。場合によっては自分でサンプル商品を運ぶ。一緒に試食しながら新しい食品開発を行う。イベントを企画運営して最終消費者（顧客の顧客）にもプロモーション活動をする。このように、課題解決のためなら最後は自分が動いてでも何とかするし、領域を決めずに何でもやります。高いスーツを着て頭良さそうにかっこいい提案をするというイメージとは違いますし、何百ページにも及ぶ完璧なコンサルレポートを作るわけでもありません。 ■顧客からの報酬形態 ・コンサルテーション 分析や提案、課題解決そのものに対してフィーを頂きます。 ・実務オペレーション 現場の実務までやり切るためには、顧客側に人やモノのリソースが足りないことが多々あります。また、細かいところに成功のための工夫ポイントがあったりしますので、大きな戦略だけ描いて「ではこの通りにやってください」ではなかなか成果は出ません。そこで私たちは、その実行部分を任せてもらうこともしています。その実行部分にも報酬を頂いているのが大きな特徴であり、私たちにとっては大きな利益を生む理由にもなっています。 ■必要な資質 ・思考スタンス いわゆる賢さのようなものは必要ですが、MBA的な教科書に書いてある経営論やマーケティング論を求めているわけではありません。私たちの事業領域は常に「誰もやったことのない問い」と向き合うため、自分で考えようとする姿勢そのものが大切です。 ・自立性 会社としては様々な制度を整えてきましたが、一方で現在は『ベンチャー企業回帰』を掲げています。決められた中で決められた通りに動くのではなく、むしろ自分で何かを作っていってほしい、動かしていってほしいと強く思っています。 ・人間性 多くの人と関わり、チームをマネジメントしながら進めていく仕事です。正しさだけでなく「◯◯さんが言うならそうしましょう」と言ってもらえるような人間性も大事になってきます。突っ込んだ本音の会話をして相手に気に入ってもらえるかどうか。「あなたが好きです」「またあなたに相談したいです」と思ってもらえるような関係を作れるかどうか。そういった点が必要不可欠となります。 テクノロジーツールを駆使して顧客の課題を解決したい、特定の商品やサービスに縛られずに何でもありのコンサルをしたい、令和の時代に通用するキャリアを築いていきたい……そんな方にはぴったりの仕事です。ご興味お持ちいただけた方は、ぜひまずはエントリーをお願いします。