「クライアントのEC担当者は前向きなのに、なぜか社内調整でプロジェクトが止まってしまう……」
大きなブランドや大手企業のECを支援していると、必ずぶつかるのが社内稟議とステークホルダーの壁です。
ワンプルーフでは、こうした現場のリアルな課題を解決し、メンバー全員のスキルを底上げするための社内勉強会が定期的に開催されています。
今回は、弊社取締役の仲村とコンサルタントの山本が登壇した、出店営業・ディレクターチーム向け勉強会の模様をレポート!
全19ページに及ぶ濃密なスライドの中から、ECコンサルタントとしての視座をガラリと変える核心部分と、ワンプルーフの学びの文化をお届けします。
1. 毎日がアップデート。ワンプルーフが勉強会を重視する理由
ワンプルーフには、日々の昼礼で最新AIツールや実務Tipsをシェアするだけでなく、今回のように経営陣やスペシャリストが直接ノウハウを伝授する本格的な勉強会が数多くあります。
フルリモートワークだからこそ、インプットの質には徹底的にこだわる。一人のトッププレイヤーの知見を全員の武器に変えるこのカルチャーこそが、未経験からでも市場価値の高いプロへと最速で成長できる理由です。
今回のテーマは、大手ブランドのECを動かすための社内稟議のプロジェクトマネジメントでした。
2. そもそも大手企業は、なぜ楽天市場に公式出店するのか?
勉強会の第一章で共有されたのは、ブランド公式ショップがモールに期待する本質的な意義です。
意外かもしれませんが、大手になればなるほど、目的は短期的な売上だけではありません。
・市場秩序の形成とブランド保護
公式が秩序の軸として出店することで、非正規流通や価格崩壊を防ぐ。
・消費者とのダイレクトコミュニケーション
普段は小売店を挟むBtoB企業が、直接ユーザーの生の声を拾い、商品開発に活かす。
・スピード検証ができる実験環境
自社ECより圧倒的に早くPDCAが回せるため、テストマーケティングの場として活用する。
勉強会では、コンサルタントは「売れますよ!」と数字だけをアピールするのではなく、こうしたブランドにとっての長期的資産を言語化して経営層に伝える視座の高さが必要だと語られました。
3. 組織図ではなく“力関係”を見る。3つの企業タイプ別攻略法
さらに勉強会は、企業の事業構造を以下の3つのタイプに分類し、それぞれの具体的な社外・社内攻略アクションへと踏み込みます。
① 外資系(グローバル企業)
・特徴:日本法人は前向きでも、最終決裁権は海外のグローバルHQが握っている。
・攻略法:日本法人を説得して満足せず、彼らが本国へ説明しやすいよう英語のHQ説明資料や海外ブランドの成功事例をこちらが用意し、日本法人を社内の営業マン化する。
② ナショナルクライアント(国内大手・BtoB主力)
・特徴:圧倒的に営業部が最強。既存の販路や卸先との関係性を一番に気にする。
・攻略法:EC担当者とだけ話し続けても100%失敗する。最優先で営業部長を巻き込み、既存販路を毀損しない棲み分けのシナリオを提示する。
③ DtoC系(自社EC中心)
・特徴:経営直轄で意思決定が非常にスピーディー。
・攻略法:定性的なメリットは響かない。ROIで殴る。CPAやLTVの明確な試算数値を出し、新規獲得チャネルとしての妥当性を数字で証明する。
誰が決めるかではなく誰が止めるかを見抜くーー。
この超実践的なノウハウが惜しみなくシェアされ、参加したメンバーからも多くの質問が飛び交いました。
最後に:プロとして、どこまでも成長できる環境がある
勉強会の最後は、「大手企業への支援は、ニーズのヒアリングではなく、社内稟議を通すプロジェクトマネジメントである」という言葉で締めくくられました。
ワンプルーフのコンサルタントやディレクターは、単に画面の向こうでECの数値をいじるだけの存在ではありません。クライアントの組織に入り込み、一緒に稟議の壁を乗り越えるパートナーです。
こうした本質的なビジネススキルを、仕組みとして学び、お互いに高め合える環境がワンプルーフにはあります。
19期目を迎え、さらに支援の質も、社内の教育環境も研ぎ澄まされているワンプルーフ。 プロフェッショナルとして圧倒的に成長したい方、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししましょう!
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