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「後悔のない就活」を追い求めて

Photo by Spencer Goggin on Unsplash

はじめまして。

22年卒オズビジョン内定者の堀内陽向と申します。

今年度も就活解禁日を迎えましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

私は2022年3月現在、インターンとしてマーケティンググループに所属しています。

「自らの就活経験を共有することで、就活生の皆さんと会社の採用活動に貢献したい!」と思い立ち、この記事を執筆している次第です。

私の就活体験が皆さんの糧となり、振り返った時に「後悔のない就活だった」と、感じてもらえれば嬉しい限りです。

さて、今回は私が就活を始めてからオズビジョンに出会い、内定をいただくまでのお話をします。

(オズビジョンの選考体験は別記事でつぶやく予定ですので、気になる方はぜひご覧ください。)

高校時代から観光業界を志望し、大学でも観光学を中心に学んでいた私が、なぜポイントサイト”ハピタス”を運営するオズビジョンに入社を決めたのか。

この決断に至るまでの失敗や葛藤を、時系列に沿って皆様に共有したいと思います。

就活はじめたて期

私が就活を本格的に始めたのは、大学3年生の6月。

新型コロナウイルスが世界的に蔓延してしまった時期です。

本格的に始めたと言っても、この頃は気になった企業の1dayインターンに参加する程度でした。

この頃の自分は、就活に対するモチベーションはそこそこあったものの、特に計画立てて進めているわけでもなかったため、自己分析などもほとんど進んでいませんでした。

そのため、自分の就活軸すら定まっておらず、就活を楽観的に見ていた部分もありました。

本当に後悔のない就活をするためには、計画立てて念入りに準備することが必要なはずなのに、心のどこかで「なんとかなる」と考えていたのだと思います。

最近、ふとした時に当時の就活メモが目に止まりました。

そこには「お客様への貢献を実感できるから。」という、観光業界を志望する動機が書いてありました。

これを見た時、本当に準備不足だったなと思いました。

正直な話、上の志望動機は実感度合いに違いはあれど、観光業界に限らず全ての業界・企業に該当することだと思います。

つまり、「本当に観光業界でなければならない理由」がこの時の自分にはありませんでした。

「後悔しない就活がしたい」と思いながらも、業界研究はおろか自己分析すら不完全なままで就活を進めていきました。

そして、観光業界はコロナ禍で大打撃を受けたため断念し、次は人材業界を志望するようになります。

ここから現実を目の当たりにし、打ちのめされる日々が始まるのです。

就活打ちひしがれ期

知人から紹介され、志望した人材業界。

職業という人の一生を左右するかもしれない物に携わり、求人者と企業のマッチングを通して「誰かに貢献したい気持ち」を満たせるのであれば、自分にとって天職だと考えていました。

しかし、人材業界の選考で待っていたのは、数多くのお祈りメールでした。

当時の自分は人材業界での就職しか考えていなかったので、内定を得るために「自分が企業側の価値観に合わせる就活」をしていたのです。

こうなった理由としては、当時は業界研究などを疎かにしており、視野がとても狭かったため「人材業界しか自分に合わない!」と思っていたからだと思います。

その結果、当然のように二次面接までたどり着くことなくお祈りされる日々が続きました。

全く選考が進まない現実に絶望を感じ、心身ともに打ちひしがれていました。

今振り返ってみれば、自らを押し殺して入った会社では、必ず後悔していたのだろうなと思うので、ここでうまくいかなかったことが「後悔のない就活」につながったと、感じています。

就活迷走期

人材業界での就活で心身ともに疲弊した私は、「とりあえず内定が欲しい」という考えになり、就活エージェントに登録しました。

ここからは、当初の「後悔しない就活」よりも「内定を獲得すること」が目的となっていました。

業界業種問わずエージェントから紹介された会社の説明会を受け、自分に内定をくれそうな企業はないか、血眼になって探しました。

この時は、紹介された企業以外にも、銀行や地方創生事業、アミューズメントや建築、不動産、飲食など、多くの企業で選考を受けていましたが、案の定どの会社も自分に合っているのかいまいちわからないままでした。

手応えを感じない日々が続く中、一人のエージェントさんとの出会いをきっかけに少しずつ状況が好転していきます。

就活立て直し期

そのエージェントさんは私の自己分析に沢山の時間を費やし、真剣に向き合ってくれました。

それまで自己分析は1人で行っていたのですが、振り返ってみるととても辛いものでした。

例えば「自分の強み」を分析した時、考えれば考えるほど強みだと感じられなくなっていったのです。

おそらく面接での失敗の連続が原因で、自信を喪失していたからだと思います。

その時は、「自分よりもできる人は沢山いるのに、それは本当に強みと言えるのか。」など、ネガティブな感情しか浮かびませんでした。

自信喪失→自己肯定感の低下→ポジティブに思考できなくなる のループにはまっていたので、本当に苦しい時期だったなと思います。

一人で行う自己分析で自信を喪失し、半ば投げやり状態になっていたところで、その方に出会えたのは本当に幸運でした。

誰かに意見を聞いてもらいながら自分と向き合うことで、自分だけでは気づけなかった側面や、良さを見出すことができたのですから。

以上の経験を踏まえて、これから自己分析をするという方は、ぜひご友人やご家族など信頼できる方に相談しながら進めることを強くお勧めします。

そこから徐々に自信を取り戻し、エージェントさんはもちろん、身近な人にも相談しながら自己理解を深めていきました。

そうしてようやく自らの就活軸が定まりました。

私が導き出した軸は、「自らのビジョンの達成に近づけること」。
そしてビジョンをこのように打ち立てました。

「多くの人から信頼され、会社の成長に貢献できるビジネスパーソンになること」

これは、就活始めたての私が書いていた「他者への貢献を実感できること」に対し、「その結果どういう人間になりたいのか」という問いを立て、何度も何度も自分に向き合った末に導き出した答えになります。

この答えに辿り着いたタイミングで、エージェントさんから紹介していただいたのがオズビジョンでした。

オズビジョンとの出会い

大学4年生の5月。

エージェントさんから紹介していただき、オズビジョンの「腹割りミートアップ」に出席しました。

「腹割りミートアップ」とは、会社の良い部分はもちろん、悪い部分も全て開示するという、オズビジョン独自の会社説明会のことです。

就活生に対して、文字どおり「腹を割って」真剣に向き合う姿勢を目の当たりにし、他の会社説明会では感じたことのない、心の底からワクワクして武者震いするかのような感覚を覚えました。

それは、「この会社でなら自分のビジョンを達成できそうだ」という期待感です。

正直、このような会社説明会は色々受けて来た中でも、オズビジョン以外で体験したことがありませんでした。

「人の幸せに貢献し、自己実現する集団である」という理念や、働く方々のお客様に対する貢献意欲の高さや仕事に対する熱意、個性を尊重し互いの強みを活かしあう風土など、さまざまな面で自分のビジョンを追求できる環境だと感じました。

この出会いから、私はオズビジョンへの入社を強く志すことになりました。

内定獲得、長い就活の終わり

5月の終盤から始まり、7月の初旬まで続いた長い選考の末に、私は内定をいただきました。

選考については別の記事で詳しくお話しますのでここでは割愛します。

本当に本当に、長い道のりだったので内定の連絡をいただいたときは、強い達成感を感じ、一人でガッツポーズをしたのを今でも鮮明に覚えています。

オズビジョンの選考では、面接が進んでいく過程で自らの価値観とオズビジョンの持つ価値観をひたすらすり合わせていき、「なぜその価値観が形成されたのか」という、根底の部分まで開示していきます。

それを踏まえた上で、オズビジョンでなくてはならない理由を述べ、最終面接を終えました。

私の場合は、一連の選考を通してより一層自己理解を深めることができたので、もしオズビジョンの選考に進もうと考えられている方がいれば、ぜひ素の自分を出して面接に臨んでみてください。

結果が採用でも不採用でも、自分自身を深く理解できる良い機会になると思います。

就活を振り返って

振り返ってみれば、本当に険しい道のりでした。

「自分がどんな人間か」すらまともに話すことができないところから始まり、そこから挫折や苦悩の日々が続きました。

時には「自分は社会に必要とされていないのか?」なんてネガティブなことしか頭に浮かばないほど、メンタルが落ちた時期もありました。

それでも支えてくれる方の期待に応えたい、後悔したくないという気持ちのおかげで、なんとか最後までやり切ることができました。

ここまで読んでくださった方は、きっと就活に真剣に取り組み、何か学び取ろうしている方だと思います。

血反吐を吐きながらも、就活という長いレースを完走した私から言えることはただ一つ。

あなたを必要としてる場所はきっとあります。

その場所と出会うためには、自分のことを誰よりも知ってあげることが大切なのです。

自分と向き合うことは辛いことです。

自分の全てが弱みにしか見えないことが私にもありました。

でも、そこを乗り越えて理想の居場所を見つけることができたなら、きっと過去の自分に胸を張って言えることでしょう。

「後悔のない就活だった」と。

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