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【シリーズ 自己実現の群像 2】ハピタス事業 ToCチーム 長山翔太

「ハピタスユーザー、すなわちお客さまのことをとことん考えぬくエンジニアで在れ」。それが長山に与えられた期待だ。To Customer。略して「ToC」チームに所属。スペシャリストの道を究めることを望む人が多いエンジニア。長山は誰かの「ありがとう」を引き出すことに徹底的にこだわる。無論、会社の意向でもある。しかし「会社の意向だから」と無理に自分を納得させ、上っ面で仕事をするような人物に、後輩の指導・育成まで任せることはない。入社4年目。長山はベトナム出身の新卒3人をはじめ、事実上、後輩の育成をほぼ一手に引き受けている。「感謝の授受」を自己実現の原動力にするこの社員をご紹介したい。

20年生きて培った価値観は、信じるに足るもの

たまたま友達に誘われて、就活の経験の足しにでもなればいいかと思って参加したのがオズビジョンの説明会でした。漠然と「どうせなら人に感謝されてお金をもらいたい」と思っていました。説明会で「私たちは“人の幸せに貢献し、自己実現する集団で在る”という企業理念を大事にしています」と聞いて、なんか近いな、と。ただ今振り返ってみると、確かに漠然とはしていましたが、「感謝の授受」は、実は私にとってとても大切な価値観だったのだと思います。そしてそれは今後もきっと変わらないのだろうと思います。学生であったとしても、人が20年生きて培ってきた価値観というのは、それなりに人格の中核になるもので信じるに足るものだと思います。

その後行われた選考はとんでもないものでした。1泊2日の合宿形式。「数年後のオズビジョンを考えて、社員全員の前で発表せよ」というもの。これが1次選考です。それ以降もプレゼンに次ぐプレゼン。問われるのは自分。徹底的。はた目から見たら「異常」に映ったかもしれません。

社員の方が合宿の場にやってきて、深夜、いや朝まで真剣にいっしょに考えてくれる。差し入れをしてくれる。演技や演出だったら見抜きますよ。僕らのことを心の底から本音で応援してくれていることがわかった。信じるに足る会社だと思いました。ここなら私の価値観をあずけても大丈夫、そう信じ、入社を決めました。

「人材育成」が私の天職だった

正直に言うと、入社当初は「言うほどユーザーに近いわけじゃないんだな」と思っていました。今でこそエンジニアがユーザーに直接インタビューするような機会もありますが、5年前はそうでもなかった。「感謝の授受」、大丈夫かな?、と。

が、仕事を続けるうちに視野が広がり、ビジネスの構造が見えてきました。するとわかったことがあります。ユーザーに直接接触することが全てではない。ユーザーに接する業務、それ自体を支援することも、結果的にユーザーから感謝をいただくための手段になるじゃないか、と。その手段の中でも重要なのが人材育成。いろいろな可能性を秘めた「人」を育成すれば、感謝を創出する機会を等比級数的に増加させることができる。中長期的な視座が必要となりますが、感謝を生み出すもっとも効果的な打ち手だということがわかりました。

その思いを汲んでもらうことができ、現在、ベトナム出身の3人をはじめとして、ToCチームの人材育成を任せていただいています。支援することで自分も成長できる。感謝もされる。人が成長することで、ユーザーからの感謝をさらに生み出すことができる。「感謝の授受」、できました。

「感謝の授受」で実現する最高の自己実現

ですから指向としては、マネジメントを目指しています。さらにエンジニアとしてもスキルアップし、教えられる領域を拡大し、教えに教えていく。そのことを通じて「感謝の授受」という私自身の価値観を実現させていく。それが私の「自己実現」です。

誤解を恐れずに言えば、早めに仕事から引退できたらいいな、と思っています。大型二輪の免許も持っていますし、趣味もツーリングなので、大排気量バイクで悠々ツーリングにいく未来。いいですねえ。釣りも満喫したい。

ただ、そこに「感謝の授受」が欠かせないんですよ。じいさん同士でツーリングに行っても、最後に「ながちゃん、楽しかったよ。ありがとう。またよろしくな」という感謝の交換をしたい。そういうじいさんの集団。なんか良くないですか。

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