スタッフインタビューvol. 13 「成長し続けること」

アスリートへのコーチングを仕事にしたいと思っていたところでプロジェクトアドベンチャー(PA)に出会ったジョー(小田桐翔大)。AP講習会(PAJが主催する指導者養成講習会)を経て2014年より非常勤ファシリテーター(PAプログラムの指導者)として企業、主催講習会、青少年プログラムで活躍しています。

ファシリテーターとしての変化

 ファシリテーターを始めた頃、中高生のプログラムが多く、そのときにすごく思ったのは昔のドラマ「サトラレ」みたいだなと思いました。「サトラレ」は自分の心を相手に勝手に読まれてしまうというものなのですが、例えば「今日はしんどいなぁ、早く終わらないかな」と思ってやるとうまくいかなかったり、「ちゃんと向き合おう」「一緒に楽しもう」と思うとその心持ちが場に影響したりします。それが不思議と大人よりも小中学生など若い世代の方が動物的に感じ取る気がします。そういう意味でも自分が良い状態でいることは大切にしたいですね。そもそも自分が良い状態でいないとプログラムに影響すると強く思っています。しっかり寝たり、気持ちを込めたり、ちゃんと調整したいです。

 この何年かでのファシリテーターとしての自分の変化は、素の自分に近づいてきた感じがするということです。最初はファシリテーターモードみたいなものがあり、テンションをあげて楽しませる、エンターテイナーのようにしている自分がいて、頑張ってたんです。スイッチを入れて人前に立つみたいに。今は自分の中でがんばっていないというか、無理していない状態ですね。過剰に盛り上げようとしませんし、自分が良い状態でいるのはもちろんなんですけど、自然にいる、素でいることを大切にしています。普段の自分とファシリテーターモードの自分を2人比べても、そんなに変わらず、両者が近づいてる感じです。それは僕自身にとっても楽ですし、参加者からしても親近感がわきやすいんじゃないかと思います。

研鑽のためのフィードバック

 ファシリテーターとして成長していくために心がけていることは、いろいろチャレンジしてみるということです。自分の中で自動化されたアクティビティやふりかえりばかりをやったり、慣れているものだけやっても進化がありません。あとはフィードバックをもらうことも大切だと思います。独立して6年目で少しずつ歴が長くなって、自信も少しずつついてくる中で、フィードバックされるのを少し嫌がったりする自分が出てきて・・。フィードバックは成長していく上で、とても価値があるものだと思います。フィードバックしてくれたことへの感謝を忘れずに、なるべく素直に向き合える自分でいたいなと思います。

 最近はプログラムのディレクターもやるので、他のファシリテーターにフィードバックをする機会もあります。フィードバックはとても難しいです。例えば、今日初めてファシリテーターとしてグループを担当して、初めてチャレンジをしている人に、いろいろ細かいことを言ってもその人の中に入っていかないし、その人にとってプラスではないと思うので、今日はここだけ伝えようと的を絞ったり、伝えないことが最善だと思うこともあります。あとはそのフィードバックが自分の価値観でしかないのかなと迷うこともあります。そういうときは「これは自分の考えだけど、こう思った」と伝えるようにしています。いいところも絶対にあるはずなので、良い面にも目を向けて、良い面と改善点をセットで伝えられたらいいなと思います。

自分の癖を知る

 以前に抽象的な問いを投げかけるのが上手なトレーナーと一緒にグループを担当したときに、自分は具体的に問いを設定しがちだなと気づいたんです。僕は、抽象か具体かで言うと、具体寄りな思考なんです。解釈のズレが無いように具体的に伝える必要のある、前職の営業や添乗員の経験は大きかったのかもしれないですね。この辺りは、自分の伸びしろだと思うのでチャレンジしていきたいなと思います。活動のインストラクションは具体的でいいと思うんですけど、ふりかえりの問いを抽象的に投げてみたり、プログラム終盤に従って具体をどんどん抽象にしてみたりとか。そういうのは自分の幅として大事だなと思います。自分の癖を知っておくのは大事ですね、具体に寄りやすい自分を意識するのは大切だと思います。自分の癖ということで言うと、最初の頃、添乗員癖で、元気がなさそうな人やグループに入っていない人、あまり満足度が高くない人の方が目につく癖がありました。それはあまりフラットに見えていなかったということに途中で気づいたんです。それからは自分の価値観は脇に置いて、フラットにグループを見ること、ニュートラルに関わる自分でいることを大切にしています。

これから目指したいこと

 企業やスポーツチームの組織改革やプロジェクトにもっと関わっていきたいです。「遠くにいて一年に一回、研修する人」ではなく、もっと近くで力になれる、そんな存在になれたらいいなと思います。

 また最近はPAJの主催講習会の担当もしているので、PAの理念である「フルバリューコントラクト」などを大切に過ごしたいですね。日々の生活の中で誰かを大切にできなかったりして反省したりするんですけれど、そういう意味で自分を磨いていきたいし、気づけばコンフォートゾーン(自分にとっての安全な場)で固まっている自分もいるので、日々チャレンジしていく、実践していく、そういう自分でいたいです。自分が大切だと思っていることを自分自身も体現して、成長し続けていきたいです。

(20180223)

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