こんにちは!
PLAY&co採用広報担当です。
私たちは、『世界とつながる場を作り、世界を変える出会いを創る』をMISSIONに掲げ、宿泊施設を中心とした、事業企画・マーケティング・コンテンツづくり、運営を一気通貫で行っております。
「場を作る」「出会いを創る」というMISSIONに強く共感し、想いを持っている社員が多いということが当社の特徴でもあります。
また、この想い自体にも個性があり、それぞれ異なります。
この記事を読んでくださっている方の中には、
「そもそも場を作るとはなんぞや?」と思っている方もいらっしゃると思います。
前回に引き続き社員それぞれが考える「場を作る」ということをご紹介していきたいと思います。
【この記事を読んでほしい方】
・「場づくり」や「コミュニティデザイン」「コミュニティ」などという言葉に惹かれる方
・経験はないけれど、観光業、旅行業、宿泊業に興味がある方
・PLAY&coではどんな人が活躍しているのか気になる方
【この記事を読むことでのベネフィット】
・PLAY&coにはどんな人がいるのかが分かる
・PLAY&coではたらく人のリアルが分かる
今回話してくれたメンバープロフィール
手塚 愛(てづか あい)
2022年12月にアルバイトスタッフとして入社。2023年に社員登用。
現在は、&AND HOSTEL MINAMISENJUの支配人として活躍中。
―PLAY&coに出会うまでの道のりを教えてください。
私は大学卒業後、一般企業への就職・結婚を経て、それらを全て捨てて国内のアドレスホッピング(多拠点生活)を経験しました。。
今まで当たり前と思っていた「就職して、結婚して、子供を産んで・・・」という人生を私は望んでいないという事実に直面し、生きていくために自分自身を発見したくて、慣れ親しんだ環境を飛び出したのです。
その中でさまざまなゲストハウスに滞在しましたが、そこでの出会いと経験は、当時の私を本当に自由にしてくれました。毎日が出会いと別れに満ち溢れ、過去も肩書きも国籍も何も関係ありません。こんなふうに自由に、今だけにフォーカスして誰かと出会うことは、それまで経験がありませんでした。
そして出会う人々の多くが自分自身を持ち、当時の私には想像もできないような人生を愚直に楽しんでいる姿も刺激的でした。
そうしたアドレスホッパー生活にひと区切りをつけて、少しの休息期間をとったうえで改めて社会に出よう(自立しよう)と思った時、自然と心に浮かんだのはゲストハウスでの日々。
旅のある空間で社会生活を再出発しようと決めて仕事を探し、PLAY&coに出会いました。
―最初に応募したのは、実は宿直スタッフだったとか。
そうなんです。
当時は実家に住んでいたのですが、まずは家を出て家族に干渉されない環境で、落ち着いて自分自身の生活を作りたいと強く願う様になりました。
ゲストハウスでの住み込みヘルパースタッフはすでに経験があったため、宿直という仕事自体はイメージがありました。
(※当社の宿直スタッフは住み込みであるため、住む場を確保したい方からも人気のポジションです。現在も募集中であるためご興味がある方はこちらからご応募ください)
ですが応募から面接に至る中で、宿直スタッフではなく、アルバイトとしてしっかりお給料を稼ぐ形で仕事に挑戦してみたい、と感覚が変わり、&AND HOSTEL ASAKUSA KAPPABASHIのフロントアルバイトスタッフとして入社することになりました。
半年後、これは全く予期していなかったことですが、縁あってPLAY&coに正社員として入社することになりました。
理由は、ホステルの仕事が想像以上に肌に合い日々が楽しかったことと、働く中で、当時の社員の方々の素直でまっすぐな姿勢に感銘を受け、「ここで正社員に挑戦しなかったら、もう私は一生、会社勤めなんて経験できないだろう(?)」とまで思えたからです。
―アルバイトを経て、正社員に・・・!現在のお仕事を教えてください。
&AND HOSTEL ASAKUSA KAPPABSHIの支配人、自社運営ヴィラの開業運営を経て、現在は&AND HOSTEL MINAMISENJUの支配人として、店舗運営からスタッフマネジメントまで幅広い業務を担当しています。
南千住のアルバイトスタッフは非常に個性が強いです。それぞれが意志も想いもあり、特徴的なスキルまで持っています。
これだけアルバイト全員にガッツのある施設は、珍しいのではないでしょうか。
現場担当社員は現在は私一人ですが、アルバイトスタッフとのやり取りからは多くの刺激を受けていますし、本当に学びが多いです。
支配人ならではの業務でいうと、私は数ある業務のなかでもシフトづくりは好きですしこだわっている作業でもあります。
ホステルの雰囲気を創るのはなにより、メインで接客や清掃を担当するアルバイトチームです。
彼らの醸す空気感が、施設の色になります。
アルバイトスタッフ同士が信頼関係で繋がり、互いを大切に想い合うチームになっていくかどうか。
一人一人の得意不得意/個性/夢や目標/乗り越えたい人生の課題に対して、適切な経験を提供できているかどうか。
その肝が、シフト作成にあると思っています。
誰と誰がどのタイミングで出会うか、どの頻度でどんな業務を担当してもらうか、今、誰と誰がより関係を深め、影響を与え合うタイミングなのか、、、、
いつも一人一人の人生に想いを馳せながら、かつチーム全体を俯瞰して、シフトを作成しています。
―スタッフ同士のつながりも戦略的に考えているのですね!
はい。
PLAY&coに入社してくるスタッフは、自覚・無自覚の差異はありつつも、
何かを変えたいという想いをその根底に持っています。
だからこそ、私はスタッフ教育に力を入れたいのです。
日々の売り上げをあげることはもちろん大切ですが、私が一番大切にしていること、モチベーションに繋がることはそこだけではありません。
一人ひとりのスタッフが輝くようにできる限りのアシストを行い、
それぞれの個性が花開くような土壌・環境を私なりに醸成することこそ、自分ならではの仕事だと考えて日々実行しています。
そして結果それが、売上にもレビューにも強い影響を与えるのです。
自身の挑戦としても、「私ならでは」によって、誰かや世界に影響を与えたい、そう考えています。
(例えば、ゲスト満足度の向上に私の介在価値を提供できるとか。)
私は単に「正しさに当てはめることだけが正解ではない」と思い、日々生きています。
ただ正しい答えや過去の通例を話すだけであれば、それは私でなくてもAIに聞けば済んでしまうはず。
私がこの「場」に介在するという価値は、そう言った正しさや過去の通例だけではない、私ならではの強い信念とエネルギーを周りの人に提供するということだと思うんです。
―スタッフへの想いと手塚さんが大切にしていることが伝わってきます。
手塚さんにとって「場を作る」とはなんだと思いますか?
「可能性を最大化すること」だと思います。
”最大化”と言っても、「何かを大きくする」わけではありません。
むしろ、「本来の姿を取り戻す」行為だと思っています。
たいていの場合、人は、過去の経験などから自分に蓋をしてしまいがちです。
不安や恐れから、行動や発言に制限をかけてしまったりとか。
私がつくる「場」にいる人たちに伝えたいのは、何かを恐れる必要はないということ、そのままでいて良いということ、「あなたらしさ」を発揮することは自然なことで、少なくとも私はそれが素敵なことだと思っているよ、ということです。
もちろん私も人間ですから、なにもかもを許せるわけではありません。私自身が視野狭窄になることも多々あります。
だからこそ、そんな葛藤のなかでも自他を許容していく力を養い、目の前に現れる個性に対して過去も前例も偏見もなく新鮮な心で向き合うことを心がけています。
それによって私は、「この人にはこんなところがあったんだ!」と、同じ人や場でも、新しい出会いに気付き、それを楽しむことができています。
その姿勢はまた、スタッフやゲストがジャッジを恐れずに、リラックスして発言をできる空気感にも繋がっていると感じています。
1秒前でさえ過去。目の前はいつも新鮮で新しい。何にも囚われぬ心で見つめていく。
そうした体感のベースには、旅する中でゲストハウスで過ごした、あの目まぐるしい新陳代謝の日々があります。そしてそれは物理的な空間によるものではなく、いつかの私自身が世界に望んでいた、 ”在り方” そのものだったのだと、今は気付いています。
私自身が一つの“場”であるからこそ、どこに置かれても、私は私らしさを発揮していけるのです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回もPLAY&coの社員の想いや熱量が少しでも伝われば嬉しいです。
私たちは、採用活動も積極的に行っています。
「世界とつながる場を作り 世界を変える出会いを創る」というビジョンに共感いただける仲間を募集します。
皆様ぜひ、求人もお読みください!