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【社員インタビュー】「富裕層を支えることで個人にできない規模の社会貢献ができる」

【早坂遥】ウェルスマネジメント部 所属

大学卒業後、2017年4月に東北の大手地方銀行へ入行。市役所内店舗にて、預金為替事務・公金業務・窓口相談・出納元方業務に従事。その後県外の中京圏の支店へ異動し、左記業務に加え融資プロパー事務を経験した後、県内支店へ戻り、資産運用業務に従事。2022年8月にPrivateBANKに入社しました。

「行員としての自分を誇れないと感じた」

ー前職ではどのような業務をされていたのでしょうか?

特殊店舗への配属が多かったので、一般的な銀行業務に加え、店舗特有の業務を多く経験しました。たとえば、市役所内店舗では、市の公共事業に係る膨大な振込や公務員の給料・財形管理、震災義援金の受領などを行っていました。毎日市のお財布を管理しており、行員よりも市の会計課の人とのやり取りが多かったです。中京圏の支店では、少人数の店舗だったため、融資の一部とすべての預金業務を担当しておりました。通常業務に加え、小切手・割賦・為替の精算、さらには日銀での現物のやり取りや、保存文書・用度品の管理まで、一人でなんでもやらなければならない状況でした。メンタルは大幅に削られましたが、この経験からマルチタスクに対応する素地が培われたと感じています。

最後は本店所在地県内の店舗に配属になり、ようやく一般的な銀行業務を体験することができましたが、人が多い分、人間関係や業務の細分・複雑化、営業目標の高さに苦しめられました。

ー転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?また、転職先としてPrivateBANKを選んだ理由を教えてください。

転職動機はシンプルで、銀行のネガティブ体質が合っていないと感じたためです。金融機関の都合上致し方ないのですが、先例・手続を遵守するあまり、実務に即さないマニュアル通りの対応と現場の板挟みにあうことは常でした。ミスに対する感度も非常に高く、それ自体は素晴らしいことなのですが、ストイックさは他責の強さに繋がり、緊張感とストレス性の強い空気の中で自身のパフォーマンスを高めることは難しいと感じておりました。

転職活動をする中でPrivateBANKを見つけ、お客様のプライベートを会社ぐるみでお手伝いする仕事という特殊性と、在籍される方の多くが金融機関経験者という境遇の近さも後押しして興味を惹かれました。大学では美術史を専攻していたため、アートの分野に関われるかも…!という下心もありました。入社の流れは、転職サイトからエージェントを通じて応募し、リモート面接を中心に選考していただきました。

「奨学金の振込からサウナ施設のリサーチまで」

ーPrivateBANKではどのような業務を行っているのでしょうか?

現在は、ウェルスマネジメント部のアシスタント事務を担当しております。主に、お客様のお持ちの不動産や事業にかかる支払いの管理、出資先の委任状対応、税理士への書類提出のサポートなどをしております。銀行と違い、画一的な手続やスケジュールに雁字搦めにされていない反面、お客様の状況に合わせて個別に対応を考える必要がありますが、責任ある仕事の業務フローを作成したり、真の意味でのコンプライアンスを毎日の仕事に反映させることができるのは、非常に楽しくやりがいを感じます。時には年末年始のご旅行の手配や、クリスマスケーキの予約、サウナ施設のリサーチをお願いされることもありました。一番思い出深いのは、お客様の財団法人の奨学金事業のお手伝いを任されたことです。銀行時代の為替の経験を活かし、1件の組戻しも訂正もなく完遂できたのは誇らしかったです。

ー転職してから現在までの振り返りをお願いします!

最初の3か月は、OJTにて基本的な事務の流れを勉強しました。携帯の契約や、出産祝いのお品選びなど、本当になんでもお任せいただけるんだな…!と驚きの連続でした。現在のチームで担当者として配属された後は、タスク管理をはじめバックオフィス全般を任されるようになり、ようやく1年が経過したというところです。これは営業の方の受け売りですが、「お客様のプライベートをお手伝いすることにより、お客様自身がスタートアップ企業への出資や寄附について考えていただく時間ができ、その結果大きな社会貢献ができるのってすごいことだよね。」という言葉に非常に感銘を受け、日々の業務のやりがいに直結しております。

顧客の「Go」と同時に手続きが完了するまでにもっていきたい

ーこれからPrivateBANKでどのような仕事をしていきたいですか?

バックオフィスの使命として、「後ろは任せて!」と言える存在になりたいです。お客様にご愛顧いただくほど、ご依頼いただくタスクは増加し、カバー範囲も広がります。営業担当はお客様と同じ目線・スピード感でサポートをされながらマルチタスクをこなしています。その中で事務方ができることは、整然と整理されているデスクを作ることだと思いますので、日々の業務の効率化と厳正な処理に努めていきたいです。理想としては、営業担当の方に対して、「今あるタスクと期限はこう、必要書類はこちらで、あとは顧客のGo待ちです。想定される他の選択肢はこれ、その場合の手続はこちらになります。」と先を読んだ対応ができるまでに持っていくのが理想ですね。

ー最後に、どんな人にPrivateBANKの新しいメンバーになってほしいですか?

自身への戒めを込めてですが、「気づきの多い」方ですね。バックオフィスはあらゆる書類・データが集まる責任あるポジションになります。その中で、営業の方からいただいた情報と照らし合わせ、齟齬がある場合はすぐに共有し、傾向を見つけることができれば、提供できるサービスの質が向上しますし、ミスも未然に防ぐことができます。金融機関と違って、これさえ守っておけば自分は守られるという絶対のマニュアルはありませんが、「そのやり方、ナイスアイデアですね!」と受け入れてもらえる土壌があります。コンプラ意識を高く持ちつつホスピタリティを忘れず働ける方、興味関心の幅が広い何でも屋さん、気づきの多い方、ぜひお待ちしております…!

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