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当時の就活軸は?入社後ギャップは?新卒で入社した3年目社員がPR TIMESの「なか」を紹介!【23新卒向け説明会レポ】

PR TIMESでは、2023年新卒・総合職の採用を実施しており、今年は全7回にわたってオンライン会社説明会を実施してきました。

説明会のコンセプトは、新卒入社の先輩社員が、就活当時に自分が知りたかった情報を包み隠さずすべて伝え、就活生の背中を後押しすること。今回は会社説明会のレポートとして、2020新卒として入社した長澤史佳と柏木択斗による同期同士のパネルトークの様子をお伝えします。

※本レポートでは、説明会冒頭の会社説明パートは割愛し、パネルトークの内容を中心にお届けします。

登壇社員紹介

PRパートナー事業部 長澤史佳(2020年卒)

Jooto事業部 柏木択斗(2020年卒)


——まずはお二人の現在の仕事について教えてもらえますか。

長澤:PR TIMESというとやはり、プレスリリース配信のイメージがあると思うのですが、私がいるPRパートナー事業部では名前の通り、企業の広報・PR活動全体にも伴走して行きます。自分たちでPRの企画を立て、それを実行して結果検証するところまで、お客さまと一緒に走っていくための事業部です。

柏木:私はPR TIMESが運営するタスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」の営業・販売や販売後のサポートをしています。Jootoは、組織が取り組んでいる事業を遂行するため、役割分担をして、どの業務をいつまでにやるのかを決めて業務の整理をするためのSaaS事業です。業務の整理だけではなく、コミュニケーションやマネジメントの課題など、抽象的な部分も明確化・言語化し、Jootoの利用を通じて一緒に解決を目指します。

PR TIMESの「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」というミッションに通ずる部分になりますが、情報発信のお手伝いだけでなく、その前後の行動の過程もしっかりとサポートしていきたいなという思いで日々仕事をしています。営業として組織のいろいろな立場の方とコミュニケーションを取らせていただくのでとても勉強になるのですが、特に経営層の方々に提案したり、会話の中で新たなニーズを見出すことができたりというのは、新卒で入社した私にはとても学びの多い環境です。

長澤:柏木さんといえば、秋の社員総会でも個人賞で「Super Homerun賞」を受賞していましたよね。

柏木:そうですね。2年目の上半期で受賞しましたが、入社から1年半働いてきて、特に印象的なのは最後の半年間でした。最初の一年は軸が“自分”に向いてしまっていたのですが、Jootoというサービスがお客さまの課題解決に役立っているということが経験を通してわかるようになり、お客さまを起点に物事を捉えることができるようになったのが、受賞につながったのかなと思います。

過去の経験から、逃げ道のない成長環境が「就活軸」に

——学生時代の取り組みや就活中のご自身の“軸”についても教えてください。

柏木:私は高校時代にオーストラリアへの留学を経験したのですが、日本人は私1人という状態で、スタートアップ3社でインターンをするなど能動的に取り組み、実際に成果を出すという経験がすごく楽しかったんです。就職活動の軸には、その経験もあったと思います。一方で、留学後部活に戻らなかったり、辛いことから逃げてしまった経験もあって、そこが自分のウィークポイントだと感じていたので、逃げ道のない成長環境に身を置こうと心がけていました。また大学時代は動画制作に没頭していたのですが、自己表現というよりは人のために作ることに喜びを感じていた部分もあったので、その3つの軸を持って就活をしていました。

長澤:私もカナダの田舎町に留学していました。帰国後は「ハフポスト」や「フォーブス」でインターンをしながら、自分の興味のある分野で記事を書かせていただいたりもしていました。その経験もあり、自分の記事を通して新しいことを知ったり、行動を起こすきっかけになるということは就活の軸にしていましたね。それらの経験から、社会のためになっていることを日々実感しながら働けること、またインターンや留学で経験したことにつながる仕事、年齢性別問わず活躍できる多様性のある環境に身を置けるかどうかを軸にして就職活動に取り組んでいました。


社会のために働きたい自分には、合うかもしれない

——そうした就職活動を経て、なぜPR TIMESに入社を決意したのでしょう。

柏木:インターンしていたベンチャー企業でPR TIMESのサービスは見ていました。これだけ多くの企業さんに使っているサービスに自分も関わってみたい、という好奇心もありましたね。あとは面接の中で、当時対応してくださった先輩が自社サービスに誇りを持っていると伝わってきたこと、熱い思いをそれぞれが秘めていて、自身の取り組んでいる仕事に対する責任感があるのを感じたことも大きかったです。大きな企業だと年功序列的な感覚が強いのかなというイメージもありましたが、バリューの中にOpen and Flat for breakthroughというものがあり、新卒や新しい人材もチャレンジしやすい環境なので、個人として成長できそうだと思ったのも決め手の一つですね。

長澤:就職活動の中で、他社の面接で「利益をあげるために、あなたならどうしますか?」と聞かれたことがありました。その顧客第一主義な質問や言葉に強く違和感を抱いていたので、PR TIMESのPublic Firstという価値観に出会った時に、社会のために働きたいと思っている私には合うんじゃないかなと感じて。お客さまの先にいる社会に目を向けて、価値・利益向上を目指す姿勢に共感したんですよね。PRパートナー事業部はメディアにプレスリリースするなど情報提供をしているので、メディア経験者として活かせると感じています。お客さまとの関わり方が深く、自分で企画・実行までできるので、自分で考えて行動する力が養えますし、自分で記事を書くことよりも、社会に潜んでいる無関心を関心に変えられるようなことがしたかったんです。

入社後ギャップは?社員数が少なく担当業務も多い

——ではいい面、悪い面どちらでも構わないので、入社後のギャップをお聞かせいただけますか?

長澤:まずポジティブな面からいくと、Public Firstが本当に体現されていることです。2019年の10月くらいに大規模な台風が起き、その際災害関連のプレスリリースはすべて無償化して対応していました。当時、私は入社したばかりだったので社員のみなさんが同じ志を持って行動されているのを見て、感動したのを覚えています。ネガティブな面でいくと、社員数が少なく担当業務は多い、というところですかね。新卒2年目からたくさんのお客さまを担当させていただいて、体力的に大変なところもありました。

あとは変化への柔軟な対応は必要ですね。昨年はPRパートナー事業部のチーム編成が変わったり、部署移動で新たな部長が配属されてくるなどの変化がありました。ただそれも、チームに対する当事者意識を強めるきっかけになったので、悪い面だけではないかなと思っています。

柏木:ポジティブな面は、とにかくOpen and Flatの意識が徹底していることです。年次が低くても、議論するときは対等。プロジェクトへの参加も誰でも・いつでも可能なので、代表や取締役と一緒に業務を通して、フラットな立場からフィードバックをいただけたり、自身の至らない点に気づくことができます。ネガティブな面は、研修自体が各部署で実践を通して学んでいくスタイルなので、マナー研修とかを期待されているとちょっとギャップがあるかもしれませんね。

正念場を経て「自分から行動しよう」と覚悟を持てるようになった

——入社してからいろいろな経験を重ねてきたと思いますが、特に正念場だったと思えるエピソードはありますか?

長澤:私はApril Dreamですね。PR TIMESが2020年から始めた取り組みで、エイプリルフールとして知られる4月1日を、“嘘”ではなく、”夢”を発信するエイプリルドリームにするプロジェクトです。夢のエネルギーで社会をより良くできるんじゃないかと意気込んで立候補しました。ただ、入社して1年半後くらいだったこと、ベテランの先輩ばかりだったこともあり、自分になにができるか分からなくなってしまって……代表の山口さんから「なにもしないなら他の人に変わってもらいますよ」と言われてしまったんです。

そこからできていない自分を自覚しつつ、「自分から行動しよう」と覚悟を持てるようになりました。その結果、企業から765件、個人から797件、合わせて1559個の“夢”が2021年4月1日に発信することができました。行動しなきゃ変わらないということを身をもって実感しましたし、この経験があったからこそこの先もがんばれると達成感を感じたプロジェクトでした。

柏木:私も...、同じくApril Dreamですね。4月という期限があることへの焦りもありますし、Jootoの営業として働きながら、新規でご契約いただく企業の獲得、ご契約いただいているお客さまのサポート、施策の実行と改善などなど…とにかくじぶんが動かないと進まないことが多いので。今は一生懸命働きすぎていて、なにを得られているのかうまく言語化できないのですが……(笑)。自分の志望動機の中にあった「逃げ道を作らない」という側面から考えても、自分ができると思っていた以上のことをできるようになったり、踏ん張れるようにはなれたのかなと感じています。

——最後に、PR TIMESで働いて、感じている醍醐味について教えてください。

柏木:みなさん、本当に一生懸命働いているんです。真剣だからこそ、自分が困った時にも気軽に相談できるし、みなさん忙しいはずなのに、絶対にしっかり答えてくれる。「成長したい」という理由で入社した自分にも、今就職活動中で同じように考えられている方にも、いい環境なのではないかと思います。

長澤:やっぱりPublic Firstという考え方から生まれている、社会貢献事業ですね。いろいろと条件はありますが、スタートアップの会社は2年間無償でプレスリリースをするサービスや、困っているお店とPRパーソンを繋ぐ「4MEETS PROJECT」、また、NPOやNGO向けの社会貢献団体応援プログラムもあるので、ビジネスを通して社会貢献したい、という人には合うんじゃないかなと思います。

——お二人とも、たくさんの質問に答えていただきありがとうございました!!

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執筆=倉本亜里沙、構成=田代くるみ(Qurumu)

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