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働き方改革、誰がやる? どうやる? 答えは全部○○にある。

「24時間戦えますか」

と、ビジネスマンを謳った派手な時代はとうに過ぎ、今や時代は「働き方改革」。

24時間不眠不休で仕事に勤しむことをCMがきらびやかに後押ししていました。応援された大人たちが作り上げたのが、24時間戦うことを当たり前とした会社の礎。そして、かつての戦士たちは続々と引退を迎え、残されたのは「24時間戦えますか体質の社会」と「自由に生きる若者」たち。

24時間戦う気などない者たち(想定)が、24時間戦うことが当たり前(想定)の社会にいる。ミスマッチ!

社会には、その他にも色々なミスマッチが起こっていて、それらへの対策として起こっているのが「働き方改革」であると思っています。

日経ビジネス誌にこんな記事があった。


経営者と派遣の「二刀流」

(中略)
2年前に企業したマーケティング会社を運営しながら、週半分を他社のマーケティング部門で派遣として働く。

少し前では考えづらかった働き方ではないでしょうか。
これまでは、正社員で働くのがベストで、それが難しい場合や事情によっては派遣社員で働くというケースが多く、経歴として「正社員ではない」というのは、ネガティブな印象があったように思います。

しかし、テレビドラマによる影響などから、派遣でもプロフェッショナルな仕事をする人材がいることに注目が集まった時期もありました。

そして今、派遣社員はむしろ正社員よりも比較的自由に個性を活かしながら働ける形として、見直されているようです。

正社員で働くという場合、日本では未だ多くの会社は「副業禁止」であり、週5日8時間の固定勤務という形が多いのではないでしょうか。

副業推奨したり、フレックス制を導入したりするケースも聞きますが、まだまだ一部の企業の話に過ぎません。

国の対策として打ち出される「働き方改革」に対し、企業は真摯に向き合い、色々な策を講じていることでしょう。経営陣は、より、働きやすくなるように、と頭をひねっているはずです。

ただ、本質的には、やはり働いている本人が「どう働くのか」ということに向き合わない限りは、始まらないのです。働き方改革は「自分」がやる以外にないのです。
自分の肩書きは「経営者」というひとつのものでなければいけないと、誰に決められていたのでしょうか。

なんとなく、頭の中に「経営者はそれ以外していないものだ」というような思い込みがありませんか。

経営者が他の会社の社員として働くなんて、ちょっと考えづらいです。

でも、当たり前だと思っていたことを、当たり前にせず、「自分はこの仕事もしたいけれど、こっちの仕事もしたい」とふたつ選んでもいいのです。ちょっとわがままな自分の思いを最速で形にするには、どうすればいいのか? ということを考えられる人が、今回の記事のように「経営者と派遣社員の二刀流」を実現するのだと思います。

もちろん、企業の就業規則を守ることは大前提になりますが、世の中には本当にたくさんの働き方があります。正社員、派遣社員、フリーランス、請負、アルバイト、パート、契約社員などなど、自分がやりたいことをするための方法ならば、いくらでも転がっているのです。

必要なことは「自分が何をしたいのか」これだけなんですよね。

まずはしっかりと、自分自身と向き合って、「何をしたいのか」「どう、やりたいのか」を決める。

その次のステップが、それを実現できるように会社や社会、仕事と付き合っていくことなんだと思います。

自分の人生観と仕事観が連携すると、人生から無駄な時間がどんどんなくなるのです。

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