クライアント様の採用成功に向け、求人原稿の作成から効果改善までを一貫して担うポジションがクライアントサクセス(採用サポート事務職)です。
今回は、日々ターゲットに響く言葉を探求し続けているクライアントサクセスチームの遠藤さんに密着。
「どうすれば応募が増えるのか?」と試行錯誤しながら、お客様の想いを丁寧にかたちにしていく1日の様子をお届けします!
PROFILE
遠藤 栞 (Endo Shiori)/クライアントサクセスチーム
2024年12月入社。前職では工業用部品メーカーの営業事務として、受発注業務を担当。「こなすだけの仕事」から一歩踏み出し、言葉を通して価値を届ける仕事がしたいと感じたことがきっかけでリライアスへ入社。
「伝える」ではなく「伝わる」原稿を作る面白さ
――遠藤さんがリライアスのクライアントサクセス職を選んだ理由を教えてください。
前職では工業用部品メーカーの営業事務として働いていたのですが、業務としては「正確にこなす」ことが中心で、もう少し自分の考えや工夫で価値を出したいという思いが強くなっていました。
学生時代、演劇部で脚本を作ったり役を演じたりしていた経験もあり、「ただ事務作業を回すだけではなく、言葉で人の行動を変えられる仕事がしたい」と感じるようになりました。
クライアントサクセス職は、クライアントの想いを聞き取って言語化し、“伝える”ではなく“伝わる”文章に落とし込む役割があります。さらに、数字を見ながら改善していける点も、自分の性格ととても合っていると感じました。
事務経験で培った丁寧さを活かしながら、文章という強みでクライアントに貢献できることに魅力を感じ、入社を決めました。
――実際に働いてみて、イメージとのギャップはありましたか?
入社前は“文章を作る仕事”という印象が強かったのですが、実際には 原稿の入稿や更新、掲載内容の管理など、求人媒体に正しく情報を届けるための細かな業務がとても重要だと感じました。
こうした業務は一見地味に見えるかもしれませんが、1つの更新作業が応募数に直結することもあるため、スピードと正確性が求められる領域です。
思っていた以上に影響が大きく、責任感を持って取り組んでいます。
一方で、ライティングや分析もあり、“文章をつくる仕事”と“求人の公開状態を整えたり、管理する仕事”の両方にしっかり向き合える環境は、良い意味でのギャップがありました。
どちらの仕事も最終的にはクライアントの採用成功につながるので、役割の幅が広いことにやりがいを感じています。
ライティング、分析、そして改善。クライアントサクセス担当遠藤さんの「とある1日」
――実際の1日のスケジュールを教えてください。
▼ 9:30 / 始業・タスクチェック & 原稿更新
始業後は、まずその日のタスクを整理するところからスタートします。進行中の案件や期限を確認しながら、優先度を決めていく大切な時間です。
タスク整理ができたら、掲載中の求人原稿の更新作業に着手します。朝は特に集中できるので、この2時間で一気に進めることが多いです。
▼ 11:30 / 応募者データの取り込み
午前中の原稿更新が一段落したら、応募者データの取り込み作業に移ります。
新しく応募があった方の情報をシステムに反映し、クライアントがスムーズに確認できるよう整えていく業務です。
▼ 12:30 / ランチ
気持ちをリセットする大事な時間です。同じチームのメンバーと行くこともあれば、ひとりでゆっくり過ごす日もあります。
この日はチームメンバーと近くのお蕎麦屋さんに行きました!
▼ 13:30 / 求人原稿の作成・入稿・修正対応
一番集中する時間帯です。
クライアントから頂いた情報から、求職者に伝わる魅力をどう切り取るかを考えながら原稿を作成します。文章だけでなく、写真や構成も含めて「どうすれば読みやすいか・ターゲットに刺さるか」を細かく調整していきます。
▼ 15:00 / チーム内での進捗確認(デイリーMTG)
午後は、チーム全員で進捗を共有するミーティングを行っています。
それぞれのタスク状況を確認し、業務量が偏っているメンバーがいればフォローし合えるように調整する時間です。
▼ 17:00 / 効果分析・修正
掲載中の原稿の効果状況をチェックして、タイトルを変えたり写真を調整したりと細かい改善を行います。「どうすれば求職者が興味を持つのか」を探りながら、小さな仮説と検証を積み重ねていきます。提案内容をまとめてクライアントに共有することもあります。
▼ 18:30 / 終業
その日のタスクを整理して仕事を終えたあとは、しっかりリフレッシュの時間。
私はアイドルが好きなので、平日はライブ配信を見たり、週末の現場に向けて準備をしたり、いわゆる“推し活”に使うことが多いです。
自分の好きな時間を持つことで、翌日の仕事も良いリズムで臨めています。
狙い通りのターゲットからの応募が、一番の喜び
――遠藤さんが仕事で一番「ガッツポーズ」したくなる瞬間はいつですか?
自分が関わった原稿で、応募増加や採用決定に貢献できたときです。
以前、『パンの製造』という言葉で募集を出した際、どうしても工場での流れ作業のような「単純作業」をイメージした応募が多く、クライアントが求める層とのミスマッチが起きていました。 そこで、原稿内の言葉をすべて『パン職人』や『パン調理』に書き換えてみたんです。
すると、応募の“質”が一変。 クライアントが求めていた「本格的にパン作りを学びたい20代・30代」からの応募が集まるようになりました。
「製造」か「職人」か。言葉のニュアンス一つで、読み手が抱くイメージはここまで変わるのだと驚きました。「あ、この言葉でちゃんと伝わったんだ」と実感できる瞬間は、思わずガッツポーズしてしまいますね。
また、お客様から「採用が決まりました!」と連絡をいただけた時は、本当にやりがいを感じます。
表には見えにくい細かな積み重ねが、ちゃんと成果につながったと確信できる瞬間は思わずガッツポーズしてしまいます。
――逆に、大変なことはありますか?
求職者の動きが落ち着いている時期や、求める条件がかなり細かい案件だと、思ったように成果が出ないことがあります。
「このままでいいのかな?」と不安になる瞬間も正直あります。
ただ、手が止まるというより、とりあえずできることから手をつけてみるタイプなので、掲載内容を整え直したり、言い回しを変えたり、とにかく小さな改善を積み重ねていきます。
難しい状況でも「じゃあ次どうする?」と気持ちを切り替えて進めていくプロセスが、この仕事らしい部分だなと感じています。
一緒に働く未来の仲間へ
――今後の目標を教えてください。
採用に関わる仕事をしていると、ただ情報を整えるだけでは届かない“会社の温度”のようなものがあると感じます。
その空気感と、そこで力を発揮できる人の未来が、重なる瞬間をつくりたい。そんな思いが私の原稿づくりの原点にあります。
これからはもっと、「その会社らしさ」と「その会社で輝ける人」を丁寧につなげられるようになりたいです。読み手の心に静かに灯るような言葉を選んで、未来の誰かの背中をそっと押せる存在でいたい。
そして最終的には、社内外を問わず、関わる人たちの表情が少しでも明るくなるような、そんな仕事の輪を広げていけたらいいなと思っています。
採用がうまくいって喜ぶクライアントさんも、新しい職場で希望を感じる求職者の方はもちろん、一緒に働くメンバーも!
その一つ一つに、ささやかでも温かい影響を届けられるような人でありたいです。
――最後に、リライアスのクライアントサクセス職にはどんな人が向いていると思いますか?
リライアスのクライアントサクセスは、文章に触れる時間が多いので、言葉を考えるのが好きな人は、きっと楽しめると思います。
また、原稿づくりや掲載管理は細かい作業が多いので、コツコツ丁寧に進めるのが得意な人も向いています。
それから、私たちのチームは今、リーダーを中心に「お互いにサポートし合える環境」づくりを進めているところです。
日々のちょっとした気づきや工夫を積み重ねて、チーム全体がもっと働きやすくなるよう、みんなで動いています。
だからこそ、周りの変化に気づけたり、自然と言葉を交わせたりする人が来てくれると、一緒にこの環境を育てながら成長していけるんじゃないかなと思っています。
「文章が好き」「丁寧な仕事が得意」「誰かの役に立つのが嬉しい」どれか一つでも当てはまる人なら、きっと活躍できると思います。
私たちは、リライアスのビジョンに共感し、共に成長していける仲間を募集しています。 もし「もっと詳しく話を聞いてみたい」「面白そうな会社だな」と思っていただけたら、ぜひご連絡ください!
あなたとお会いできることを、社員一同楽しみにしています!