コンサルタントから育成のプロへ。社内異動によって拓かれた、“人事エキスパート”への道のり
日本でビジネスを展開する外資系・日系グローバル企業を中心に、大手企業からスタートアップ企業まで様々な業種・職種における、バイリンガル・プロフェッショナル人材の紹介事業を展開するRGF Professional Recruitment Japan。
過去8年間で売上10倍成長を実現し、最適なキャリア創出・支援をより多くの方々に提供できるよう、リクルートメントコンサルタントを募集しています。
本記事では、リクルートメントコンサルタントからHRBP(従業員と組織のパフォーマンス向上を担うビジネスパートナー)へと転身を遂げた近藤さんのキャリア変遷を辿ります。RGFにはどのようなキャリアの選択肢が広がっているのか、詳しく語っていただきました。
Naoya Kondo
HRBP
大学卒業後、キッコーマン株式会社に新卒入社。全国の小売チェーン店や関東エリアの法人営業として従事する。2019年にRGF Professional Recruitment Japanへ入社。金融業界のコンサルタントを3年間経験した後、2022年にL&D(Learning&Development/人材育成・開発部門)へ異動。現在はHRBPとして採用・育成・企画・組織/人材開発などタレントマネジメント業務全般に携わる。
営業経験を活かしつつ、人事の専門性を身につけるためRGFへ
──これまでの経歴を教えてください。
私は新卒でキッコーマン株式会社に入社し、小売店に野菜飲料などデルモンテの商品を提案する法人営業として4年ほど勤務しました。キッコーマンを就職先に選んだのは、大学時代にカリフォルニアへ留学した経験から、「日本のいいモノやサービス」を世界に発信する仕事がしたいと考えていたためです。
その後、ご縁があって2019年にRGFへ転職しました。初めの3年間は、金融業界のリクルートメントコンサルタントとして採用のご支援を行っていました。そして2022年、社内の人材育成や能力開発に取り組むL&Dという部署の立ち上げタイミングで、研修をはじめとした人材育成に関わる仕事を幅広く経験しました。現在は、HRBPとしてタレントマネジメントの業務全般を担っています。
──転職しようと思ったきっかけは何でしたか?
前職は今でも大好きな会社で、優秀な同僚や先輩、上司が多く在籍する日系の大手食品企業でした。自分の周りの同期を始め、本当に優秀なメンバーが入社しており、新卒間もない頃は大きな夢やビジョンを描いて働くメンバーばかりでした。ですが、当時は終身雇用型で安定企業である半面、挑戦の機会が限られており、1人1人の従業員が自分の可能性を最大限引き出せているのかという点でモヤモヤが自分の中で積み重なっていました。
転職のきっかけとなったのは、新卒入社4年目頃から受講しはじめたMBAプログラムでした。経営に関する学問をさまざま学んでいく中で、人事領域の理解を深める授業に出会ったのです。その授業で、人間が持つ可能性や、よりよい組織の作り方などを学び、「自分が抱えるモヤモヤは人事の領域でプロになる事で解決できるかもしれない。」という思いが芽生えました。
──人事領域のビジネスを展開する企業は多くある中で、RGFを選んだのはなぜですか?
たしかに、人事は「採用」「育成」「評価」「組織開発」などさまざまな分野に分かれていますよね。私の最終目標は、それらすべてをカバーする“人事のエキスパート”になることです。
ではその第一歩をどこから始めるかと考えたとき、私は「まずは採用の仕事を経験するのがベストである」という結論に至りました。採用の仕事は、私がずっと経験してきた営業職と似ている部分が多く、親和性が高いと感じたためです。
また、採用業務に携われる職場は、「事業会社の採用担当」と「顧客の採用を支援する人材エージェント」の2つに大別することができます。私は人事についての専門性を身につけたかったため、まずは幅広い企業の組織や事業を知ることができる人材エージェントを選ぶことにしました。
数ある人材エージェントの中でもRGFを選んだのは、当社が日系企業でありながらグローバル志向も持つ、“いいところ取り”な会社だったからです。学生時代からの思いである「日本の良いモノやサービスを世界に発信する」という目標を、採用を通じて日本企業のグローバル化を支援する形で実現できるのはRGFだと考え、転職を決意しました。
大失敗から生まれた、仕事の質を引き上げるユニークな戦略
──入社後、最初に苦労したポイントはどこでしたか?
やはり前職とのギャップに苦しみました。営業職といえば、自社商品のことを誰よりも深く理解している存在として、詳しい情報や魅力をお客様にご紹介するのが一般的です。私自身も、担当していた野菜飲料のことであれば栄養価、製造工程、野菜の産地まで細かく把握していて、お客様の疑問には何でも応えられていました。
しかし人材エージェントの場合、自分は顧客と求職者をつなぐ第三者の立場となります。顧客の会社で働いたことはおろか、その業界自体にも身を置いたことがないため、当然クライアントや候補者であるお客様のほうがその業界や仕事の知識量が多い状態です。そのような情報格差がある中で、企業や求職者に提案しなければならないことに難しさを感じていました。
──その苦労はどのように克服していったのでしょうか?
1度経験した大きな失敗が、自分を変えるきっかけになりました。
ある求職者の方に求人をご紹介した際、その方から「私って、この会社から内定をもらえそうでしょうか?」と質問を受けたんです。私はそのとき、あまり深く考えず「大丈夫だと思いますよ」と軽く背中を押すような回答をして、そのまま応募の手筈を整えました。しかし期待に反して、その方の採用は書類選考の段階で見送られることとなってしまったんです。
そのことを求職者にお伝えしたところ、「人生をかけて転職活動をしているから、書類選考の段階で落ちたことに納得がいかない。不採用の理由を説明してほしい」と連絡をいただきました。ですが、私はその方が納得するような答えを出すことができませんでした。
そこで自分の浅はかさに気づき、企業研究や業界理解は綿密に行うこと、分からないことは分からないとハッキリ伝えることを徹底するようにしました。
──意識改革によって、その後の業務には何か変化が起きましたか?
金融業界はとても領域が広いので、自分の戦うフィールドをグッと絞ることにしました。
私が専門領域として選んだのはファンドの会社(複数の投資家からお金を集めて、株式や債券、不動産などにまとめて投資する会社)で、その中でも特に道路や橋、飛行機、船などのインフラに投資するファンドに焦点を絞り込みました。その領域だけは誰よりも語れるようインプットとアウトプットを重ねた結果、より質の高いリクルーティングが行えるようになりましたね。
それでも、業界に所属している方ほど詳しくなれるわけではありません。大切なのは、その業界でキャリアを積む上で、その方にとってどのキャリアパスが最適か、そして企業にとって、転職マーケットや雇用環境を踏まえどのような人材を採用することが事業成長につながるかを伝えられることです。転職エージェントだからこそ提供できる情報の質を高めることの重要性に気づかされました。
過去の経験があるから、HRBPとして活躍できる
──近藤さんはリクルートメントコンサルタントから職種転換し、現在はHRBPとして活躍されています。社内異動の理由やきっかけについて教えてください。
先ほどお話ししたとおり、私は人事のエキスパートになることが最終目標であり、RGFではまず初めに採用領域における専門性を高めることを目標としていました。また入社当初から、専門性を身につけたと判断できる段階を「シニアコンサルタントまで昇格すること」に設定していました。
順調に実績を積み重ねた結果、2021年下期にはシニアコンサルタントに昇格する目処が立ちました。実はそのタイミングで、採用以外の専門性が身につく他の会社への転職も視野に入れていたんです。
しかし同じタイミングで、今まで接点があまりなかった役員クラスの方から「これから挑戦してみたいことはあるか?」と急に話しかけられまして。そこで正直に、育成や評価など採用以外の領域に興味があることを打ち明けました。その結果、社内での有志活動として、シニアコンサルタントの業務と並行して、新人社員の育成に関わらせてもらえることになったのです。その後、社内の人材育成や能力開発に取り組むL&Dという部署を発足することになり、正式に社内異動することになりました。
──異動後は、どのような業務に携わっているのですか?
L&Dでは、人材エージェント未経験で入社された方々が、リクルートメントコンサルタントとしての第一歩をスムーズに踏み出せるよう支援する、育成トレーナーとして活動していました。有志で活動していた頃はまだ組織が立ち上がっていなかったのですが、続ける中で会社に必要な機能であると考えて頂き、正式な部署として確立されました。現在は育成だけでなく、HRBPとして採用・育成・評価・組織・人材開発など、ヒトと組織に関わる幅広い分野で、経営層や現場の従業員と連携しながら、組織全体の成果向上を支援する役割を担っています。
L&DやHRBPの仕事は、過去の経験なしには成り立たないものだと感じています。育成用のテキストや資料を体系的に作成できているのも、必要な心構えを熱意を持って伝えられるのも、すべて過去の経験があってこそです。リクルートメントコンサルタントの仕事に全力で向き合ってきた積み重ねがあるからこそ、今の自分があると考えています。
──RGFでは社内異動の機会は多くなく、基本的にはリクルートメントコンサルタントとしての活躍が期待されています。そのような環境下で、近藤さんの社内異動が実現した理由は何だと考えていますか?
私がキャリアの転換を考えたタイミングと、L&Dという部署やHRBPというミッションを新たに発足させようとしたタイミングがたまたま重なったことが、1番の理由だと思います。そう考えると、私はとてもラッキーでしたね(笑)。
ただ、私が今この役割を担えているのは、経営陣の方が自分の挑戦したいことに耳を傾け、まずやらせてくれたからだと思っています。RGFでは、リクルートメントコンサルタントとしてキャリアを積むのが一般的ですが、上司や経営層との距離が近く、自分の挑戦したいことを伝えやすい環境があります。事業状況にもよりますが、私のようにタイミングが合えば、新しいキャリアを開拓するチャンスも掴めると思っています。
リクルートメントコンサルタントは、成長機会に恵まれている
──HRBPとして、どのようなやりがいを感じていますか?
RGFの事業価値の源泉は、何といってもリクルートメントコンサルタントの存在にあります。企業や求職者の可能性を解き放つために最前線で介在価値を発揮しているのはコンサルタントの方々ですからね。
HRBPは、そんなリクルートメントコンサルタントの働く環境や成長環境を整える、とても重要な役割を担っています。私たちの仕事によって現場で働く人々のパフォーマンスが向上し、それがダイレクトに企業や求職者の未来につながっていくと思うと、とても大きなやりがいを感じます。
──どんな方がRGFにマッチしていると思いますか?
一言でいえば「素直な人」が、当社にマッチしていると思います。RGFで経験したことを素直に受け止めて、自分なりに改善や試行錯誤を重ねられる方、思考停止せず主体的に行動し続けられる方と、一緒に働いていきたいですね。
──最後に、RGFへの応募を検討している方にメッセージをお願いします。
リクルートメントコンサルタントは、他の仕事より成長機会がとても多い仕事だと個人的に思っています。
前提として、企業・求職者の両方に向き合わねばならないため、必然的にBtoB・BtoCどちらの営業も経験することができます。加えて、人材は重要な経営資源の1つであるため、経営最適を考えながら適切な候補者とマッチングすることで企業の課題を解決していく、コンサルティング能力も求められます。
すべてのプロセスで介在価値を発揮するには、とにかくたくさん頭を使わなければなりません。とても難易度が高い仕事だからこそ、経験を積めば換えのきかないビジネスパーソンへと成長するはずです。
組織や人材への貢献度の高い仕事がしたいと考えている方や、どこでも重宝されるようなプロフェッショナルへ成長していきたい方は、ぜひRGFの門を叩いてみてほしいです。