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フルリモートに飽きたので、2歳と0歳の子どもを連れて一週間温泉でワーケーションしてみた

※このストーリーは、小さなお子様がいる+フルリモートにはもう飽きた! という方向けの内容です。非常に長く、読むのに時間がかかるため、該当しない方は見ないことを推奨します。※


こんにちは、COOの長田(おさだ)です。

突然ですが、フルリモートって、いいですよね。

無駄な移動時間もなくなるし、満員電車の苦痛に耐える必要もない。
パフォーマンスが上がらないな、と思ったら、周りの目を気にせず仮眠することも、気分転換に漫画を読むなんてこともできちゃいます。

RITもフルリモートに移行してから2年以上が経ちました。
当時は結構チャレンジングだったのですが、思い切って判断してよかった、と心から思っています。……が、

もーーーーー 飽きた!!!!飽きました!

風情の”ふ”の字もない白い壁に囲まれた仕事場、優に20週は超えたであろう出前と自炊ご飯の無刺激なルーティーン、生命の息吹を感じることのない無機質なお風呂、最早棺桶にすら見えてくるベッド、、、

このままでは、毎日死んだように働くだけの人型納税ロボットになってしまう!!!!

ということで、

ずっとやってみたかったけれど、これまでなかなか実践できなかった「ワーケーション」にチャレンジしてみました。

家族でのワーケーションの難しさ

思い立ったが吉日! チャレンジのワクワクに心躍らせながら、実際にワーケーションの計画を立てようとしたのですが、

、、、大変です。

思いのほか制約が多くて、ほんっとーに面倒臭かったです。


1. 高い

ワーケーションという名目上、最低1週間くらいは行きたくなるわけです。

そうすると、家族4人で四泊五日以上になるので、旅行感覚で奮発してしまうと、国内でも2〜30万円くらいかかってしまいます。

また、あくまで”ワーケーション”なので、休暇を使った旅行は別で計画することになり、費用は極力抑えなければいけません。


2.「 “癒し”と遊び”と子どもへの配慮” を叶えてくれる場所」が少ない

ワーケーションとは、鳥籠のような閉塞感のなかで屍化した人間を、非日常的な環境で働かせることで生命の息吹を吹き込む行為(あくまで私見です)であり、

“癒し” 、つまり “温泉” が前提となります。(あくまで私見です)

しかし、子どもは違います。
彼らは、まだこの世に生を受けて2年しか経っていないにも関わらず無限にも思える体力を持ち、如何なるシチュエーションでも”楽しむこと”を徹底して追求する求道者であり、

“遊び” が必須です。

※もう少し年齢が上になると候補は広がったのですが、2歳児が楽しめる場所が意外にないことを知りました。また、妻が車を運転できないこともネックになりました。

最後に、“子どもへの配慮”
0歳児の入浴が可能であったり、布団の用意やオムツの処理がしやすいなど、安心して宿泊できる場所が条件として加わると、本当に少なかったです。


3.部屋以外で働ける場所がない

子どもが遊ぶことを考えると、全てを妻に任せることはできないため、
業務に支障をきたさないようにしながら、日中子どもと過ごす時間が必要でした。

それをするためには、子どもが起きる前、寝た後に少し働く必要があり、部屋以外で仕事ができる環境が必要でした。

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もしかしたら他の会社では、更にここから労働インフラ、制度、社内の空気感みたいなものを乗り越えないといけないと考えると、相当難しいのだろうな、と思いました。

これらの壁を乗り越えて、記念すべき初ワーケーションの候補地は、


「伊香保温泉街」 に決定しました!!!


※健保の保養施設なども漁ったのですが、上記条件を満たせなかったです。どなたかもっと良い場所、選択肢があれば、是非おしえてくださいm(_ _)m


いざ、実践!!!

ようやく実践編です!

まず、ワーケーションする週のカレンダーをみてみましょう。

平常時と比較してMTGは少ない方ではあるものの、これらを問題なくこなしつつ日中の時間を空けられるように、早朝に仕事をする形にしてみました。


※通常、深夜時間(22:00以降)の勤務は禁止ですが、例外としてちょっとチャレンジしてみました

ただし、問題もありました。

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問題1.このために購入したといっても過言ではない、ipad Airが、ビデオチャットツールのバーチャル背景に対応していない、、、!

これが地味に苦労した問題でした。
(毎回「カメラの調子が悪くて、、、」と言い訳をしてカメラなしでMTGしていました)

よく調べてから買いましょう、、、。


問題2.デスク、椅子がよくない

これは覚悟していたのですが、デスクは低く、椅子も普通の椅子のため、如何に負担をかけないようにするかの調整に苦労しました。

クッションを使ったり、立って仕事をしたり、など。

普通に働くのが前提になるため、職種によっては最重要要件になるかと思います。


問題3.託児サービスがあった方がよい

日中に私が面倒を見れるように調整したものの、どうしても妻の負担が多くなってしまいました。

託児サービスがある宿泊先もあったのですが、費用が嵩んでしまうことや日中調整すればいけるかな、と楽観的に考えてパスしてしまいました。

育児を気にせず、ゆっくりできる時間をつくってあげられたらよかったな、と思いました。
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このように、いろいろな問題や面倒な準備などありましたが、

普通に働きながら、ふらっと絶景の貸切露天風呂に入ったり、


仕事の合間に小さな遊園地行ったり、


仕事終わりに、準備と後片付けを気にせず家族で美味しいご飯を食べたり、


子どもと一緒に布団にダイブしたり、

本当にワーケーションに行って良かったです。

★今回は、美松館様にお邪魔させていただきました。サービスもお風呂もご飯もすごくよかったです!


RITの働き方

RITは、原則フルリモートでのワークスタイルで、それらを支えるためのさまざまな制度や取組みがあります。

勤務地自由
 ー 現在13都道府県にまたがり活躍中
●各種デバイス、デスク、椅子等の補助
●リモートワーク手当(給与とは別途毎月支給)
●ワーケーション制度
 ー 以下サービスを導入(https://livinganywherecommons.com/)

※その他制度が気になる方はコチラ

また、RITでも徐々に子どもがいる社員が増えてきているため、
今回の検証結果を踏まえて、家族向けに特化したワーケーション支援の導入も検討中です。


最後に

RITでは、社員全員の生産性を最重要に考えており、
どのようなライフステージであっても、どのような役職、職種であっても 楽しく、負担なく働ける環境を目指しています。

同時に、「社員にとって最適な制度は、社員が知っている」という考えのもと、誰もが新たな制度の導入を提案することができます。
※導入予定のワーケーション制度は、入社3年目の26歳の社員が起案しました

まだまだ小さな会社で苦労も絶えないですが、
大きな会社にいるときには、こんな働き方ができるとは全く想像がつきませんでしたし、
働きやすい会社を自分達で創っていけることが本当に楽しいです。

「大手は魅力的だけど、もっと自由に働きたい」「自分が思う最高に働きやすい会社をつくっていきたい」「もっと家族を大事にしながら働きたい」などの思いがある方は、お気軽に問い合わせして、話だけでも聞いてみてください。

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