「使えて、効果が出る」 MAをつくる。少数精鋭で120社の売上を動かすシナブルの現在地
EC事業者の"本当の課題"に、技術で応え続けて
株式会社シナブルは、EC/OMOに特化した統合型マーケティングオートメーション「EC Intelligence」を開発・提供する企業です。
サイト内検索・レコメンド・Web接客といったサイト内施策から、メール・LINE・Webプッシュへのセグメント配信やシナリオ自動配信まで——本来なら複数のツールに分かれてしまう機能を、すべて"一つのデータ基盤"の上でネイティブに統合しているのが特徴です。他社サービスでは施策ごとに別々のツールを使い分けなければならず、設定や管理に時間もコストもかかりがち。EC Intelligenceは、それらを1つのプラットフォームでトータルにカバーすることで、業務効率とコストパフォーマンスを大きく高めます。
この強みを武器に、いまでは日本を含む10か国・120社以上のECサイトで活用されています。単に導入されるだけでなく、「使えて、効果が出るMA」として、継続的にご利用いただいています。
ツールの「分断」への違和感から、すべては始まった
シナブルの原点には、代表・小林裕紀が抱いた「システムの分断」への強い違和感があります。
小林は前職で大手ECパッケージベンダーの経営に長く携わり、国内の大規模ECの裏側を支え続けてきました。そこで目にしたのは、「優れたマーケ機能がそれぞれバラバラに存在するがゆえに、担当者がデータ連携や運用の調整に追われ、企画や分析といった本質的な業務に時間を使えない」というリアルな現場でした。施策を一つ実行するたびにCSVを手作業で抽出し、別のツールにインポートする。本来、顧客と向き合うことに時間を使いたいEC担当者が、そうした作業に時間を奪われている——小林は、この状況に強い疑問を感じていました。
「ECの売上に関わるマーケティングシステムは、すべて一つの基盤に統合されるべきだ」。この揺るぎない理念のもと、既存ツールをAPIでつなぎ合わせる妥協ではなく、ゼロから統合型のソリューションをつくる。その構想を実現するため、小林はエンジニア2名(現CTO・開発部長)とともに、2014年にシナブルを創業しました。
少数精鋭・エンジニア中心。ハイスキルな仲間と、スペシャリストを目指せる
シナブルの魅力は、ハイスキルなメンバーとともに、スペシャリストを目指せる環境にあります。社内には、大規模ECのシステム開発に15年以上携わってきたエンジニアが在籍。ほとんどのメンバーが、要件定義から開発、リリースまでを一人で担えるスキルを持っています。ECに関する豊富な知見をもとに、システムパフォーマンスを追求しながら、市場と顧客のニーズに合わせた新機能・サービスを次々と生み出しています。年2回のメジャーバージョンアップを続けられるのも、モジュール化された自社開発体制があるからこそ。ある機能のためにつくった基盤を別の機能に即座に応用できるため、システムの拡張は"足し算"ではなく"掛け算"で加速していきます。
そしてシナブルには、管理するためだけのマネージャーはいません。「最小限の管理で、個人が自立して開発できる環境が理想」という考えのもと、一人ひとりに大きな裁量を委ねています。進捗管理からプログラミングまで自分の判断で進められるため、エンジニアとして深くスキルを伸ばせる環境です。
フラットな組織だから、"本当に課題を解決する"プロダクトが生まれる
シナブルはフラットな組織です。開発・営業・コンサルの職種を問わず、新しい機能や技術の提案、お客様から寄せられたフィードバックが日常的に飛び交います。売上情報も全社員がオープンに共有し、自分の関わった機能がどう成果につながったかを、誰もが実感できます。
だからこそ、生まれるのは"自分たちの思い込み"ではなく、現場のお客様の課題を起点にしたプロダクトです。実際に、EC Intelligenceは以下のような成果を生み出しています。
- リピート売上2.38倍(アパレル):消費サイクルに合わせた再購入促進とAIレコメンドの強化で、導入1年で達成
- CVR40%改善(アウトドア):検索結果0件ページをWeb接客とネイティブ連携で改善し、わずか1か月で実現
- 検索経由売上1.5倍(総合EC):サジェスト・類義語辞書・表記ゆれ吸収など、検索体験を最適化
- MAコスト50%削減+LTV向上(食品・ワイン):バラバラだったツールをEC Intelligenceへ一本化
"無理な売り方"をしない。100%自己資本が守る、誠実なものづくり
シナブルの経営姿勢でユニークなのは、2014年の創業以来、外部資本を一切入れず「100%自己資本・無借金経営」を貫いている点です。
大型の資金調達で急拡大を目指すモデルでは、出資者への短期的な利益還元のために「顧客の身の丈に合わない売り方」を強いられがちです。シナブルが自己資本にこだわるのは、そうした短期的な売上至上主義を排除し、エンジニアが誇りとこだわりを持ってものづくりに没頭できる環境を守るため。そして何より、純粋に「顧客の売上・利益を向上させること」だけに向き合うためです。
この姿勢は、導入後の伴走サポートにも表れています。サポートメンバーは全員がフロントエンドエンジニアの経験者。マニュアル通りの案内でテクニカル部署へ"たらい回し"にすることはなく、要件定義の相談から、HTML/CSS/JavaScriptの実装まで、ワンストップで直接伴走します。
働き方も、一人ひとりの事情に寛容に
シナブルはフルリモートワークが基本です。子育て中のメンバーも複数在籍しており、「子どもが熱を出して急にお迎えに行かなくてはいけない」といった場面でも、メンバー同士が寛容に、柔軟に助け合う文化が根づいています。仕事と生活のどちらかを諦めるのではなく、お互いの状況を思いやりながら支え合う。少数精鋭だからこその効率の高さで、無理なく長く働き続けられる環境を大切にしています。
これからのシナブル
私たちは、これからも世の中のニーズを捉えたサービスを展開するため、EC Intelligenceの機能を進化させ続けます。事業・ユーザーのさらなる拡大に向けて、開発組織も強化していきます。
求めているのは、学習意欲が高く、自ら考えて走れる方。開発時には「悪い面はきちんと指摘し、ミスは正直に報告する」誠実な文化が根づいています。プログラミングスキルを伸ばしたい方、腰を据えてものづくりに向き合いたい方は、ぜひ一度お話ししましょう。
自分が提案し、開発した機能を、120社を超えるお客様に使ってもらえる。そして、その成果が売上となって返ってくる。そんな手応えを、シナブルで一緒に味わいませんか。