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「誰のために勉強するか?」

こんにちは!

SEKAISHAの笠巻です。

今回は安田さんに「なぜ勉強するのか?」という問いについて語っていただきました。

「いいから勉強しなさい!」という親は大勢いますが、「なんで勉強しないといけないの?」という問いに答えられる親はそれほど多くないでしょう。

20歳の青年はそんな難問に、どんな答えを出したのでしょうか?


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こんにちは、インターン生の安田知生です。

昨今は、大学の期末試験に追われて保湿がおろそかになっているのが悩みです。

生活の多くの時間を勉強に当てることになるこの試験前の時期、私は毎回疑問に思っていることがありました。

「なーんで勉強してんだろう?」「誰のために勉強するんだろう」「なぜ勉強するんだろう?」

私と同じ疑問を抱いたことがある方は、少なくはないんじゃないでしょうか。

私たちは当たり前のように小学校に入り、当たり前のように授業を受け、勉強をする行為自体について考える前に勉強をすること自体が習慣化するシステムの中で生きています。

今まで私の回答は「親に言われたから」「そうしないと卒業できないから」「就職できないから」

でした。

しかし、このあいだ考えてみたときに、ある一つのポジティブな答えにたどり着くことができました。

「勉強をするのは、みんなのため」

これが今の私の答えです。一見よくわからないですよね。

でも、私はこう思って勉強し始めたことで、今までの勉強とは違う勉強を実践することができているように感じます。

あくまで持論ですが、お付き合いいただけると、嬉しいです。

「勉強とは筋トレだ!!」

って言う先生、皆さんの学校にいらっしゃいませんでした?

私の中学校では、英語の先生がこれをひっきりなしに言っていました。

当時は私も「何を言っているんだこの人は。」と冷ややかに捉えていました。

しかし、幸か不幸か、この度私はそのころの自分を訂正し、その英語の先生に頭を下げなければならないような脳科学研究の結果を見つけてしまいました。

それは、「勉強は脳のシナプスを太くする行為である。」という研究結果です。

例えば、腕立て伏せをすればその際に負荷をかけた胸筋や上腕二頭筋の筋力が上がり筋肉が太くなる。

勉強もこれと同じということを、その結果は伝えていました。

勉強をしていて、暗記したり考えたり読んで理解しようとしているその時、それぞれの行為で私たちの脳のシナプスに負荷がかけられています。

それによりそのシナプスが太くなり、次に考えるときにより大きな負荷に耐えられるようになる。らしいです。

その結果として、多くのことを考え、暗記し、理解できるようになる。

思わず「勉強は筋トレだなぁ」

とつぶやいてしました。できることなら中学の英語の先生に謝りたいくらい、悔しいほどに納得してしまいました。

それからは、「よっしゃ、いっちょシナプスパンプアップさせるか!」

と言う意気込みで勉強をしています。少し勉強自身にも動きが出ている気がして、楽しいです。

でもこれだけでは「みんなのために勉強する」というのはいまいち理解できませんよね。

これにたどり着いたのは、僕がもう一つの大きな研究結果を発見してしまったからです。


「幸せとはいい人間関係である」

ご存知の方も多いかもしれませんが、これはハーバード大学成人発達研究が75年に渡り2000名以上の被験者の人生を観察し得た研究結果です。

私は、これを知ったとき少し驚きました。

こんなに世界はシンプルなのか。数多くの人々が、富や地位、金銭や名誉などを、人生をかけて、それが幸福への道であると信じて、愚直に追い続けているにも関わらず、本当の幸せは周りの人々といい人間関係を気付けているかで決まってしまうのか。

多くの人々が幸せになるために様々なアクションを起こしているのに、答えは足元に転がっていたのか。

そんな気分でした。

私自身も、大学生ながらに何が幸せか、迷いました。家族と仲がいいことなのか、やりたいことがあることなのか、たくさんお金を稼ぐことなのか。

そんな中でも結局明確な答えは見えなくて、わずかなヒントを頼りに大学生活を送っています。

しかし、そんな中に大きな光が差し込んできました。

自分自身、誰かのために動くことが好きでした。現在もボランティアをしていたり、後輩の面倒を見るのが好きだったり、何かを教えるのが好きだったり。それこそ、教員免許の取得を目指していたり。

なので、この結果は安直に嬉しいと言うのが本音でした。これからも、自分のままで活動していこう。そう思えました。

そのときに、「いい人間関係の構築に勉強を生かすこともできるんじゃないか?」

と言う疑問が浮かび上がってきました。

答えは、YESです。

と言うか、YESと言えるようにしよう、と思いました。

自分で鍛えた自分のシナプスを誰かのために使おう。

他の人が持ち上げられなかった重りを、私の脳のシナプスも利用して持ち上げよう。

そうすれば人間関係もよくなるし、お互い幸せじゃないか。

そう思うことができました。

そうするといつもの勉強にもワクワク感が生まれ、「みんなのためなんだからテキトーなことはやっていられない」と言う気の引き締まりも生まれました。

こんな感じで、試験を乗り切ろうとしています。本日もシナプスを鍛える時間なので、ここらで筆を置かせてもらおうと思います。

あなたも一緒に、みんなのために脳のシナプス、鍛えませんか?

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