『日本一の学生集団』を作るために、ぼくが教育系スタートアップで意識していること
こんにちは!
今週から始まる「週刊センセイプレイス」のトップバッターを務めますのは、学生採用&コミュニティマネージャーの米原(よねはら)です。
センセイプレイス株式会社(以下、センプレ)に新卒として、今年入社しました。
第1回目の今回は、
・ぼくがセンセイプレイスに出会ったきっかけ
・今やっていること
・ぼくが目指す「日本一の学生集団」
についてお話したいと思います!
◆ぼくがセンセイプレイスに出会ったきっかけ
まず初めに、自分の人となりを知っていただけるように、ぼくがどんな人生を歩んできたか振り返っていきたいと思います。
センプレに出会う前までの自分を改めて振り返ってみると、いわゆる「地元の優等生」のような人生でした。父親の仕事の影響で生まれはアメリカ、幼少期に帰ってきた後、小学校3年生から東京の私立中学を目指して塾に通い、合格。
通い始めた中高でも野球部と落語研究部を兼部しながら、生徒会長を務め、友達とバンドを組んではライブを開催。学校の勉強も真面目にこなし、指定校推薦で念願の早稲田大学に入学…周囲の人からはレールのど真ん中を走っているような青春時代を送っていたと映ることでしょう。
しかし、そんな時に大きな試練にぶつかりました。それは、「社会に出てやりたいことが見つからなかった」こと。
みんなと同じように就活をしていて「やってることも面白そうだし、人気の大企業だけど、なんか違う」と感じながらも、「いずれ自分に合う会社が見つかるだろう」という安易な考えが常にありました。
幼少期の頃からやりたい、面白いと思えることはすぐに見つかってきました。それにチャレンジするだけの行動力もあったので、就活でもいずれ見つかるのではないかと思っていたのです。
しかし、そこまで世の中は甘くありませんでした。何度説明会に行っても、何度面談をしてみても、見つかることはありませんでした。なんとか就職先を見つけることはできたものの、モヤモヤが胸につっかえたまま、就活を終えることになりました。
そんなぼくに転機が訪れるのは2017年11月。サークルの先輩から「センプレという会社の採用の手伝いをしてくれないか」という誘いを受け、代表の庄司に出会ったことがきっかけです。
そして実際に話を聞いたところ、従来の「教育」から、自ら主体的に学び、学習者の伴走する「共育」へ変えたいという想いに、非常に感銘を受けました。
ぼく自身は教育業界に興味があったわけではありません。しかし、このビジョンを達成するために大切にしていたキーワードである「対話」。これがぼくの心のつっかえを取り除いてくれました。「ここで働くことが、ぼくにとって本当に意味のあることであり、エキサイティングな日々を送れる」と感じ、センプレにジョインすることを決意しました。
◆センセイプレイスでぼくが今やっていること
センプレでは、サービスの中心を担う「センセイ」をはじめ、自社運営しているBlogの編集・企画、毎日配信しているYouTubeの編集・企画など、たくさんの部署が存在しています。
特徴的なのは、そのほとんどが学生主体で運営されていること。センプレの原動力は、受験経験を乗り越えた大学生たちです。その学生たちはみんながセンプレのビジョンに共感し、それぞれの立場でミッションを達成すべく、日々業務にあたってくれています。
そんな学生が主体になって活動している会社で、いったいぼくが何をしているのか。まず、センプレのビジョンに共感してくれる学生を探し、その学生たちを採用するための面談をしています。ぼくが学生採用マネージャーになってからまだ3ヶ月ほどですが、50人以上の個性的かつ熱量のある学生と面談をしました。その学生たち一人ひとりが、それぞれ様々な経験や想いを持っていて、それを聞かせてもらっているだけで非常に刺激になります。
さらに、センプレに対して帰属意識を強く持ってもらえるように、毎週平日には「夕会」を行っています。夕会では、社員や学生を問わず、その時間にいる全員に対して「センプレに所属している」という意識の再認識であったり、部署を超えた同じ仲間としての絆を深める時間ということを意識し、毎週テーマを設けてメッセージを伝え、個々人の中で深めてもらえることを意識しています。
5月に始めたばかりの夕会ですが、「気が引き締まって、頑張るぞという気持ちになる」、「今まで顔しか知らなかった人とも話せるようになった」という声がたくさん上がってきています。強い想いを持って関わってくれる人の繋がりが強くなり、その想いに惹かれてまたアツイ学生が関わってくれるようになる。会社の規模や熱量が大きくなっていく瞬間を間近で感じることができて、非常にやりがいがあります。
◆ぼくの目標は、センセイプレイスを「日本一の学生集団」にすること
ぼくが学生採用&コミュニティマネージャーになる前から比べると、学年や学部はもちろんのこと、通っている大学やこれまで過ごした場所など、まさに多種多様な学生が集まる場所になったと胸を張って言えるぐらいまでの規模になってきました。
田舎の自称進学校から早稲田大学に合格した人もいれば、疑問や違和感を感じながらも従来の教育観の中で人生を歩んできた人もいます。色々な価値観を持ちながらも、お互いを高め合える「共育的学生集団」を作りあげ、センプレで成長してもらいながら活躍してもらうことはもちろんのこと、センプレで得た経験をもとに、それぞれの人生で飛躍してもらえるような「日本一の学生集団」を作ることがぼくの夢です。
「日本一の学生集団」を作るというぼくの夢は定量的なものではないので、人数を無限に増やせばいいわけでもなく、お金をつぎ込めばいいわけでもありません。常に関わる全ての人に対してフラットに対話をし、意見を取り入れながら改善を繰り返していく必要があります。日々自分に対して、相手に対して、組織に対して想いを巡らせ、考え抜く毎日です。
まだまだ「日本一の学生集団」を名乗るのには程遠いですが、今言えることが1つあるとすれば、「日本一の学生集団」になるポテンシャルは半端じゃなくあるということ。
「受験や教育に対して何か変えたいと思っている」
「何かに対して本気になってみたいけど、今いる環境で本気になれていない」
と思った学生が、今ではセンプレで自身の受験経験と情熱を持って業務にあたってくれています。
そんな彼らとともに過ごす日々は、本当にエキサイティングで学びが多く、ぼく自身も彼らにパワーをもらいながら成長できている実感があります。「日本一の学生集団」を作れたその時、ぼく自身、どこまで成長できているのか、今から楽しみでなりません。