~ロボットを身近な存在に~ SEQSENSE member interview #4

今回は4月にロボティクスソフトウェアチームに入社した畑尾の社員ブログになります。

東大、産総研、Googleとこれまで一貫してロボットの研究開発に携わってきた畑尾が、ロボットベンチャーのSEQSENSEになぜ転職をしたのか聞いていきたいと思います。
まずは、自己紹介からお願いしたいと思います!

ロボティクスソフトウェアチームの畑尾です。現在は自律移動に関するソフトウェアを開発しています。具体的には警備ロボットSQ2を用いてエレベーターに自律移動で乗り降りしたり、ビル入口付近にあるフラッパーゲートを通り抜けるためのシステムを開発しています。

-研究職時代について教えてください
大学時代は主にロボットの研究をしていました。4年時に稲葉研究室というヒューマノイドを研究する研究室に配属され、ここからロボットの開発に携わることになりました。4年生の時はヒューマノイドロボット、修士では上半分だけがヒューマノイドで、下半身が全方位台車のロボットによる自律移動の研究をしていました。博士時代はパーソナルモビリティーの自律移動に関する研究開発に従事し、学部時代から博士まで一貫してロボットの自律移動に関する研究に携わっていましたね。

研究の軸はロボットの中でも自律移動という領域でしたが、当時SLAM等の自律移動に関する技術は黎明期であり、研究室内でもソフトウェアが整備されていませんでした。またGoogleで検索しても、ほとんど文献が出てこないという状況でした。そのため知識を得るためには論文を読み込まないといけない時期でした。大変なことは想定されましたが、研究室の教授に勧めて頂き、それがきっかけでこの領域に興味を持ち、研究することに決めました。自分が論文が好きというよりは実用的なものを作るところに魅力を感じるタイプだったということもありますが。

博士課程修了後には、産総研にポストドクターとして就職しました。そこでは自律移動ロボット2台と自動運転車両の計3台を共通のソフトウェアシステムを用いて自律移動を行わせるというプロジェクトやレーザースキャナーで移動物体を追跡するシステムの開発を行っていました。またALSOKとの共同研究で、不審者や敷地に入ってきた人を検出するシステムの開発をしていました。当時セキュリティーショーにも出展しており、ALSOKジャンパーを着たことを覚えています。今のお仕事でもALSOKさんとの関わりがあり、縁を感じます(笑)

-なぜ研究職を辞めてGoogleのエンジニアとして就職したのですか
研究とエンジニアリングでは、異なる基準で成果が評価されます。研究では新規性が重視されるのですが、エンジニアリングでは信頼性が要求されます。ロボットを動かすためには地味な作業を続ける必要がありますが、そればかりでは新規性をアピールすることは難しくなります。論文を書くよりそういった作業の方が好きだったこともあり、新規性を追い求めるよりも実環境で働ける信頼性の高いロボットを作りたいという思いが強くなっていきました。
そのころ、東大の研究室の先輩方と同級生が立ち上げたSchaftというヒューマノイドロボットを開発する会社がGoogleに買収され、彼らに誘われてGoogleに入社しました。Schaftは本気で二足歩行型ロボットの実用化を目指しており、そこに強く共感しました。また、Schaftには自律移動の研究に従事していた人が多くなかったので、自分の経験を活かせるのではないかという思いもありました。

-今なぜSEQSENSEに転職したのでしょうか
Googleでは実用化にこだわって開発していましたが、最終的には製品を世の中に出せないままグループが解散することになってしまいました。研究ではロボットが一回動いたら評価されますが、製品は100回中、100回失敗せずに意図した動作を行えなければいけません。まだまだ二足歩行型ロボットをそのレベルに持っていくことは困難でした。
産業用ロボット以外のロボットはなかなか産業になりません。あの有名なASIMOが開発されてから10年以上経過した今も、まだヒューマノイドロボットは普及していない状況です。それどころか、Pepper以外のロボットを街で見かけることもほとんどありません。まずは、ヒューマノイドではなく車輪型でも良いからとにかくちゃんと動くロボットを普及させていきたい。Googleで実用化を本気で目指していたからこそ、その思いは日に日に強くなりました。
SEQSENSEは、技術面での最先端を目指すのではなく、堅実なビジネスプランに基づいて警備ロボットの開発を行っているのが特徴だと思います。ロボットを普及させたいという野望に最短で近づくには、この会社で働くのがベストだと判断したのが転職の理由です。

-今後はどのようなことをやっていきたいですか
いち早くロボットを実用化して色々な人に見てもらいたいと思っています。ロボットは非常に値段が高く、人間の代わりに導入してもペイできないと考えている方は多いですが、実際にはそうではないということを多くの人に知ってもらえれば、さらに新たな市場が開けると思います。

-どんな人と働いていきたいですか
刺激を受けたいと思っているので、様々な技術的バックグラウンドを持った方々と働きたいと考えています。ロボットの業界に閉じずに、別の分野の人とも積極的に関わっていきたいです。前職ではロボットの研究者に囲まれていましたが、SEQSENSEではクラウド、AI等、最新の技術に精通しているエンジニアがたくさんいます。そうした優秀なエンジニアの方々からどんどん吸収していきたいと思っています。知れば知るほど、まだまだ知らないことが多いと気づく毎日です(笑)

-最後に一言
SEQSENSEはエンジニアのことを第一に考えてくれる会社です。世間に目を向けるとエンジニアをソルジャー的な感じで扱うところがあるみたいですがまずそれがありません。

会社選びの基準で行くと安定を取るか、リスクを取ってでも自身の成長を図るかという考え方があるかと思います。しかし、終身雇用はなくなってきつつあるので、むしろエンジニアとしてどこでもやっていけるようなスキルを身に着けることのほうがリスクを減らせるという考え方もできます。SEQSENSEのやっていることはチャレンジングと思うかもしれませんが、挑戦するからこそ、スキルを身に着けることができると思います。

SEQSENSEは雑務も少なく、エンジニアリングに専念できる会社です。エンジニアとしてスキルアップを目指す人には非常に魅力的だと思います。

ご興味のある方は是非、門を叩いてみてください!!


今回のインタビューは皆さんいかがでしたでしょうか。
ロボットに情熱を捧げる、弊社の魅力を少しでも伝えられていたら幸いに思います!
これからたくさんの挑戦が待ち構えていると思いますが、弊社のエンジニアと共に挑戦したいという方は是非ご応募してみてください!

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