こんにちは、株式会社Shake採用担当です。
いまどき「うちはAIを活用しています」と言わない会社を探すほうが難しいですよね。だからこの記事では、言葉ではなくログをお見せします。
Shakeでは仕事のほとんどをAI(Claude)との共同作業で進めていて、作業履歴が全部セッションとして残ります。代表・西野の直近3ヶ月分の履歴を、本人の了解を得てそのまま数えてみました。
目次
- 社長の「AI作業ログ」を公開します
- 営業の1日は、こう変わった
- きっかけは「自分たちが一番楽になった」こと
- AIに任せないと決めていること
- 「AIが好き」って、ツールに詳しいことじゃない
1. 社長の「AI作業ログ」を公開します
——西野さんの直近3ヶ月のAI作業履歴、見せてもらいました。想像の倍はありました。
西野:数えたら50件以上ありましたね(笑)。抜粋するとこんな感じです。
- 営業・提案:物流会社向けの基幹システム提案、製造業向けパッケージ提案書、住宅会社向け提案書、代理店向けピッチ資料……提案書のたたき台はほぼ全部AIです
- 経営管理:毎週月曜の予実管理の更新は完全に自動化(私が寝ていても月曜に終わっている)、第4期の事業計画書の再構成、営業日報、広告レポートの自動化
- バックオフィス:契約書の押印(印鑑画像の配置もAIにやらせた)、オフィス移転のときの物件の価格評価、チャットツールのAPI連携
- 発信:プレスリリースの量産(姉妹サービスHRShakerでは記事100本を1日で作りました)、セミナー資料のリデザイン、ポッドキャストの動画編集・縦型カットまで
- 新規事業:新商品の企画壁打ち、協業の検討整理
——押印と動画編集までAIなんですね。
西野:「これはAIにできないだろう」と決めつけるのをやめたんです。何かやることが発生したら、まずAIに投げてみる。それから人がやるか決める。この順番が染みついているだけで、特別なことはしていません。
2. 営業の1日は、こう変わった
——営業メンバーの実務では、どう使われていますか。
西野:代表的なのは3つです。
提案書:ヒアリングメモを渡すと、構成からたたき台まで出てきます。人間の仕事は「この会社に刺さる一枚はどれか」を考えて磨くこと。ゼロから作る時間が消えるので、提案の数自体を増やせる。うちの営業が商談の翌日に提案書を持っていけるのは、これが理由です。
議事録:録音から自動で議事録になり、タスクの抽出までやります。「議事録をまとめる時間」という概念が、もうありません。
制作物:広告バナーが必要になったとき、うちのメンバーは「AIを使いながら枚数出せるので大丈夫です」と即答します。デザイナーに依頼して1週間待つ、がない。プレスリリースも求人原稿も同じ発想で、1本書く力があるなら、仕組みにして100本出す。
——それ、仕事の「質」は大丈夫なんですか。
西野:逆です。量を出せるから質が上がるんです。提案書を月2本しか書けない営業と、たたき台が無限に出てくるから月20本の提案機会に挑める営業、1年後にうまくなっているのはどっちか、という話です。打席の数は、AIで買えるようになった。
3. きっかけは「自分たちが一番楽になった」こと
——そもそも、なぜここまで振り切れたんですか。
西野:順番としては、まず自分たちの業務をAIで徹底的に効率化したら、めちゃくちゃ楽になったんです。「これ、うちのお客さんのほうが困ってるやつだ」と気づいて、AI導入支援を事業化しました。始めて2ヶ月で15社に導入が決まったのは、自分たちが毎日使い倒している実感をそのまま話しているからだと思います。
AIの会社っぽくないと言われるんですが、うちのAI事業は超泥臭いです。全国の現場に足を運んで、紙の領収書とホワイトボードの会社に、1日でツールを実装して帰ってくる。AIを語る人は増えたけど、現場でやりきる会社が少ないので、そこがチャンスだと思っています。
——Podcastでも「AI時代は凡人が有利」と話していますね。
西野:僕は学歴なし、職歴なし、スキルなしから始まった人間ですが、断言できます。AIの登場で、何も持っていない人間が普通に戦える時代になりました。23歳の僕はタイピング練習から始めましたが、いまの23歳は初日からAIという相棒がいる。スキルの蓄積で勝負が決まらないなら、残る差は「すぐやるか、やらないか」だけです。
4. AIに任せないと決めていること
——逆に、AIに任せないものはありますか。
西野:3つあります。
- 判断:どの案件を取るか、誰を採用するか、お客様に何を提案するか。AIは選択肢と材料を出すところまで。決めるのは人です
- お客様との対話:ヒアリングも商談も納品の説明も、人がやります。うちのAI導入支援がオフライン中心なのも同じ理由です
- 最終確認:数字と固有名詞のチェックは必ず人の目を通します。AIの下書きをそのまま出すことと、AIを使いこなすことは、全然違う
あと、社内で一番言っているのは「AIで浮いた時間を、暇にするな」です。浮いた時間は、お客様に会う回数と、新しい打席に使う。時短はゴールじゃなくて、打席を増やす手段なので。
5. 「AIが好き」って、ツールに詳しいことじゃない
——どんな人がShakeに合いますか。
西野:「AIが好き」というのは、最新ツールの名前に詳しいことじゃないんです。うちで評価されるのは、何かが起きた瞬間に、まずAIと一緒に手を動かし始める人。昨日なかった業務が今日発生して、明日には仕組みになっている。このテンポが気持ちいい人には、天国みたいな環境です。
AIの経験は要りません。僕のAIの使い方も、誰かに習ったわけじゃなくて「とりあえず投げてみる」の積み重ねなので。入社したら初日からAI環境を渡して、まず自分の仕事を楽にするところから始めてもらいます。
自分の時間を取り戻して、その時間で打席に立ちまくりたい人。話しましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。「AIをちゃんと仕事で使える人になりたい」が動機でも大歓迎です(うちに入ると強制的にそうなります)。カジュアル面談でお待ちしています。