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【資格】「基本情報技術者試験」受験者の実録!

Photo by Robbie on Unsplash

こんにちは!
株式会社スピードリンクジャパン(以下SLJ)の奥野です!
今日は私が「基本情報技術者試験」という資格を取るためにやっていた勉強法についてお話ししたいと思います!
基本情報技術者試験について具体的なイメージを持ちたい方、勉強方法を模索している方はぜひ読んでみてください!
さっそくですが、ここで重大なお知らせ。。。

前回の受験では不合格でした!!期待外れですみません!!

この記事では私が1度目の受験でやってよかったこと、やらなくて後悔したことをお伝えします。
よろしければ参考にしていただき、どうか、一緒に合格出来ますように。

それでは参りましょう!

自己紹介

まず簡単に私の自己紹介をさせてください。興味のない方はどんどん飛ばしちゃいましょう!

奥野結(オクノユイ)
新卒・文系未経験でSLJに入社しました。
特に情報系の勉強をしていたということでもなく、ダンスをするかユ二○ロ店員として働く毎日を送っていました!
私がなぜこの業界・会社を選んだかは別の記事に書きましたので、興味があればそちらも見てみてください~!

現在は入社して2年目。研修後から現在まで給与会計アプリの保守運用を行っています!
具体的な仕事内容についての記事も今後書く予定ですので、ぜひチェックしてみてください^^

基本情報技術者試験とは

知っている方は読み飛ばしていただいて大丈夫です!

ITの基本的な知識、技術が求められる資格。マネジメントなどの領域についても問われる国家資格。CBT方式です。
IT関連の資格の中では比較的取得しやすいとされており、4つのレベルのうち2番目のレベルに分類されています。
この資格を持っているとIT一般の知識があることが証明できるので、エンジニアとして持っていて損はない資格です!
令和5年度以降は開催期間は特になく、通年受験が可能となりました。
IPA公式サイトから会員登録後、受験手続が可能です。

試験は以下の2種類で構成されています。
① 科目A試験:4つの選択肢から解答を選ぶ問題60問(旧:「午前試験」)
② 科目B試験:「アルゴリズムとプログラミング」「情報セキュリティ」に関連する問題20問(旧:「午後試験」)

上記①は90分間、②は100分間です。2種類の試験の間には10分間の休憩を取れるそうなので、最大所要時間は200分間の試験ということになります。

令和5年度以降は上記2種類の試験を別日に受験することができなくなっています。ご注意ください!

また、試験の合格ラインは60%です。
それぞれの分野(テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系)の正答率でひとつでも60%を下回ると不合格になります。

この記事の中では用語を以下のように使い分けます。
午前試験:令和4年度以前の四者択一問題のことを指します。
科目A試験:令和5年度以降の四者択一問題のことを指します。
午後試験:令和4年度以前のプログラミング言語を選択して解答する問題のことを指します。
科目B試験:令和5年度以降のアルゴリズムなどの問題群のことを指します。

使用していたテキスト

ここからは私がやっていた勉強法について。

まずテキストは、「いちばんやさしい」シリーズの基本情報技術者試験版。

これは本当にいいですね。絵や図を用いてわかりやすく解説してくれます。
また章末問題があるので、それを解きながら学習を進められます。

ただここで注意していただきたのは、これは午前試験のみの対策本であるということ。

令和5年度版の「いちばんやさしい」シリーズもおそらく科目A試験のみの対策本になっているので、科目B試験は別の対策が必要になります。

勉強時間の確保

「毎朝1時間は必ず勉強する」私がやっていたのはこれだけです。

「いや、あなた不合格ですよね?」という批判についてはこの後の章で弁明させてください。
すみません…(;'∀')
あとは、監視される状況を作るということも意識していました。

SLJに新卒で入社すると、同期どうしで仲良くなるための企画がたくさん用意されています。
その活動の一環で私たち22年卒の同期は、「discord」というチャットアプリを導入していました。

私は毎朝8:00~9:00で勉強するよ、と同期に宣言し、勝手にdiscordのボイスチャンネルに入って勉強することにしたのです。
「朝、いるはずだから暇だったら入ってきてね。」「もしよかったらちゃんとやってるか確認してね。」と。

こうすることで誰かが見ているかもしれない、誰かが来てくれるかもしれない、言っちゃったからサボれない、という状況を作りました。

性格的な部分が大きいですが、これは本当に効果的でしたね!勉強時間をしっかり確保できた理由の一つです。

勉強方法

私にとって最大の難関は継続するということ。多くの人がそうかもしれません。
私事ですが、本当にもう、へたくそなんですよ。勉強が。(笑)

絶対無理な計画を立てる

計画が狂う

やる気がなくなる

これがいつものパターンです。あとは前半めっちゃ勉強するけど後半はノータッチで挑むパターンもあるあるですね。勉強下手か。

そのため、今回は勉強のハードルをとにかく低くすることを意識しました。

まずは理解できなくてもテキストを1周読む!

問題を解きながら1周する!

これを約3か月使って実施しました。

理解できなくてもいい、と思うと気が楽でとにかくテキストが読み進められる!
進んでいる感覚が気持ちよくて継続できる!というわけです。
1周目で「単語に聞き覚えがある」「この後どんな問題があるか何となく知っている」という状態を作ることができれば、2周目は案外やりやすいものです!

ただこれに時間をかけすぎると2周目に何も覚えてなくてしんどくなるので、1周目はササっと行きましょう!

あとはひたすら過去問を解きまくることで足りない知識を補完します。
これは過去問道場というサイトがオススメです!

なぜ不合格だったか

ここでみなさんがずっと気になっていたであろう、不合格となってしまった原因についてお伝えします。

私の敗因はただ1つ。
リサーチ不足!!!

ここまで引っ張ってそれかい、と思うかもしれません。
また、鋭い方はここまでに午後試験の勉強方法に触れていないことに気づいているかもしれません。

そう、午後試験の対策がズタボロだったのです。

もちろんある程度の概要は調べ、科目が2種類あるんだなということは知っていました。
ただ「基本情報技術者試験」で参考書を調べると、「これ1冊で合格出来る!」と謳った午前試験の対策本しか出てこないのです……。

それを信じた私は1冊だけをただひたすらに勉強して大敗。
多少の疑問はありつつも「まあ、最悪免除制度もあるしな!」と思い、モヤッとを放置してしまったのです…。

科目A試験には免除制度がある

ご存知の方もいるかもしれませんが、タイトルの通り科目A試験には免除制度があります。
これは午前試験のころから継続で設けられている制度です。

ここで弁明ですが、私は3か月間、非常に真面目に勉強をしていたので、午前試験はしっかりと合格ラインに達していました。
これで安心と思っていたのですが、しかし、これもリサーチ不足!!!

免除を受けるためには事前に指定カリキュラムの受講が必要だったのです。
IPAから認定を受けたカリキュラムを受講し、関連の手続きを完了させなければこの制度は使えないとのこと。

私はこの制度を「基本情報技術者試験を受験して午前試験が合格点に達していれば、次回の受験で午前試験が免除される」制度だと勘違いしていたのです。
正しくは、「午前試験(科目A試験)相応のカリキュラムを受講して修了試験に合格したものが、午後試験(科目B試験)のみの受験で資格を取得できる」制度なのです…。(免除制度について、詳しくはこちら

衝撃ですね(笑)
見事に振り出しに戻ってしまいました。

次の試験に向けて

科目A試験の免除は受けられませんが、現在は科目B試験を中心に勉強しています。
なんてったってほぼノータッチ状態なので…^^; 先に解答のコツくらいはつかみたいところです。

令和5年度からは新しい試験になっているので、先ほどお伝えした「過去問道場」を検索しても過去の問題は出てきません。そのかわりにいくつかのサンプル問題が用意されているので、ぜひ活用してみてください。

ただ、科目A試験に関して試験内容はほぼ変わらないようなので、対策として過去問を実施するのは効果的だと思います◎

それでは、これから資格取得に向けて一緒に頑張りましょう~!!

読んでいただきありがとうございました!

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