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「読み手を選ぶ広告」はありか、なしか。【スパイスボックス新人インタビュー vol.6】

こんにちは、スパイスボックス採用広報担当の松原です。4月に入社した新人の就活手記の公開も今回で最後。6人目はファッションビルの広告が大好きだった森田優衣です。彼女が広告の「作り手側」に思いを馳せるようになったきっかけとは?

【名前】森田優衣
【出身地】東京が長いです(転勤族のため3つの小学校に通いました!)
【出身大学】横浜国立大学 都市科学部
【趣味】宝塚、お菓子作り、漫画、岩盤浴、バレーボール、街歩き
【好きな言葉】案ずるより産むが易し
これ、ちゃんと案じていたからこそ、終わったときに「易かった」と思えたのではないかなと思います。物事全般、いろいろな人の気持ちを想像して自問自答しがちな私を肯定し、背中を押してくれる言葉だと解釈しています。

広告を考える側への転機

昔から、パルコやルミネといったファッションビルの広告が好きでした。ファッションビルは、様々なブランドを詰め込んだ大きな箱です。パルコにもルミネにも入店しているブランドは山ほどある。それでもたしかにパルコとルミネは違う。そう思えるのは、その大きな箱にブランディングという魔法がかけられているからです。

だからこれらの広告表現は、読み手にある種の教養と感性を期待していると思っていました。そしてルミネの広告を面白いと思える自分に、酔っていたのです。

就職活動中にとあるコピーライターから、「読み手を選ぶ広告はありだと思うか」と聞かれました。私はありだと答えました。次の瞬間、彼は私を見限った様子で立ち去りました。

ショックでした。そして大きな間違いに気がつきました。広告は芸術ではないし、感性で読み解くものではなかったのだと。では何なのか。その答えを探すために、宣伝会議のコピーライター養成講座の門を叩きました。そこで得た広告への正しい理解と、自分の強みの発見が、スパイスボックスと私を繋いでくれたのです。

考えることを大切に

スパイスボックスに入社を決めた理由はずばり、先輩方との価値観の一致です。私はクリエイティブ職採用だったのですが、選考を通して現場の社員の方々とたくさんお話することができました。就職活動といえば、ほとんどが人事の方と向き合って、ちょっぴりOB訪問をして、どこに配属されるかわからないのが一般的だと思っていたので、「入社したらこの先輩方のもとで働けるんだ!」という実感が持てたことはとても心強かったです。

また、スパイスボックスはSNS領域に強みを持っています。従来のマス広告や屋外広告よりもずっとピンポイントの層に深く、確実に共感を起こそうといった覚悟を感じ、「既存の慣習や価値観で生きづらい人が少しでも身軽になれる世界をつくりたい」と考えている私自身が、エンゲージメントされたのだと思います。

私はこれまで「考えすぎ」「内省しすぎ」とよく言われました。でもスパイスボックスの皆さんは、この「考えすぎ」を肯定してくれたように思います。これからも、日常のあれこれに高くアンテナを張って、自分の中でたくさんの切り口を持てる人間になりたいです!

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