# 入社7年目の私に見る、当社エンジニアのキャリアパス
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ITエンジニア職を志望されている皆さんへ。「この会社に入ったら、自分はどう成長していけるのか」。その問いに、制度の説明ではなく実例で答えたいと思います。書いているのは、創業初期から在籍して7年目のエンジニアです。いいことばかりでなく課題も書きますので、読んだうえで「面白そうだ」と思えた方は、ぜひ最後の一文まで読んでください。
キャリアパスの全体像
私の7年間をまとめると、こうなります。
入社〜初期
WEBエンジニア(メンバー) 簡易的なコーディング
中期
フロントエンドエンジニア React / TypeScript による画面開発 専門領域と当事者意識
現在
- PM / PL(プロジェクトの責任者・リーダー) システム設計の最初の段階からプロジェクトを主導 「何を作るか」を決める力
## 私たちの技術スタック
普段使っている技術を先に紹介しておきます。
- フロントエンド(画面側): React / TypeScript
- バックエンド(サーバー側): Django(Python)
- インフラ: AWS
WEBシステム開発ではよく使われる構成です。入社時点で全部できる必要はありません。
Step 1:簡易コーディングからのスタート
入社当時、会社はVR事業から、企業のシステム開発を請け負うSIer事業への転換期でした。私も、当初思い描いていたのとは違うWEBエンジニアとして働き始めました。最初の仕事は簡易的なコーディングが中心で、言われたものを形にするのが精一杯でした。
このとき会社は人員整理をせず、社員それぞれの次の役割を一緒に探しました。人を切り捨てない会社だと入社直後に分かったことは、のちに新しい役割を引き受けるうえでの安心材料になりました。
## Step 2:「やれる人がやる」でフロントエンドへ
転機は社内の体制にありました。当時、フロントエンドの専任者は社外のパートナー(業務委託)頼みで、社員に担い手がいなかったのです。
そこで私がその領域を引き受けることになりました。やれそうな人にまず任せてみる。少人数の組織だったからこそ、この役割が私に回ってきました。
Step 3:PM/PLとして設計から携わる
現在はPM/PLとして、「何を、どう作るか」を決める設計の段階(上流工程)からプロジェクトに携わっています。
フロントエンドを自分で開発した経験は、ここで役立っています。設計の時点で、実装の難しさや現場の負担をある程度見積もれるからです。
当社は、職種や肩書きで人の役割を固定しません。私の7年間も、そのときどきで役割が変わってきた結果です。
当社の「まだ足りないところ」
1. 教育体制はまだ発展途上です。
私が入社した頃は、体系的な研修やOJTの仕組みがほとんどなく、自分で調べて学ぶことが中心でした。少人数なので、困ったときにすぐ聞ける距離に先輩はいますが、手厚い研修を期待して入ると、ギャップがあると思います。教育体制はこれから整えていく段階で、入った方にも仕組みづくりから一緒に関わってもらうことになります。
2. 忙しい時期があります。
事業の伸びに人手が追いついておらず、プロジェクトが重なる時期は忙しくなります。だからこそ採用を進めています。休暇については、有給休暇とは別に夏季休暇が2日付与されます。
3. スペシャリストの実例はまだありません。
私のキャリアはコーディング→フロントエンド→PM/PLという流れでしたが、マネジメントだけが道だとは考えていません。技術を極める道を選んだ社員が、これまでいなかっただけです。希望すれば、その道に挑戦できる環境はあります。
足りない部分が多い分、仕組みや組織のかたちを自分たちで決めていける段階の会社です。
これからの事業:WEBシステム開発に加えて、IoTへ
WEBシステム開発は、これからも当社の主力事業です。案件はむしろ増えていて、ここを担う仲間をいちばん必要としています。
そのうえで、新たにIoT開発へ事業領域を広げていきます。WEBで培った設計力・開発力を土台にした、二本目の柱です。
入り口は、グループ企業が手がけるビルメンテナンスなどの点検関連です。設備点検の現場には、センサーによる状態監視や、データの収集・可視化など、IoTが活きるテーマが数多くあります。グループ内に実際の現場があるので、机上ではない課題からIoT開発を始められます。まずは点検関連から小さく始め、2027年から本格的に着手していく計画です。
将来的には、当社が作ってきたWEBシステムとIoTを連携させ、建物メンテナンス企業の仕事そのものを変えていくことを目指しています。WEBとIoTは別々の事業ではなく、つながって一つのビジョンになります。
これから入社する方には、道が二つあることになります。WEBの専門性を深めていく道と、2027年のIoT本格着手のタイミングで立ち上げに加わる道。どちらも、開発の基礎体力という同じスタートラインから始まります。
志望者の皆さんへ
これからの当社は、WEBの主力事業を伸ばしながら、IoTという新しい領域にも踏み出していきます。会社の成長と自分自身の成長を重ねていきたい方の応募を待っています。