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【高校学年最下位からMBA取得→創業者へ!】スタートアップにして驚きのホワイトさを誇るSrush代表に働きやすさの秘訣を聞いてみた

こんにちは!

Srush採用広報の新川です!

社員インタビュー企画記念すべき第1弾は、Srush代表樋口さんにインタビューしていこうと思います!

早速いってみましょう!Here we go!

まずは自己紹介からお願いします

株式会社Srush代表取締役の樋口海です。1988年生まれの33歳です。

出身は大阪なのですが、東京が長いので、関西弁は忘れました笑

大学はどちらに?

高校は進学校でもなんでもないところで、しかも学年最下位争いをするくらい勉強が出来なかったんですけど、高校3年時に1日14時間くらい勉強する生活を続けて早稲田大学に行くことができました。

受験勉強し始めた高校3年生の頃、早稲田大学のオープンキャンパスに行った際に「あ、おれ早稲田いく」ってなったんですよ。めっちゃ直感的に。勉強も出来なかったし時間も限られたのですが、私大のトップに行きたくなってしまったんです。それで早稲田大学の試験対策だけはしまくったので、有難いことに早稲田は受かりましたが、滑り止めで受けた他の大学はほぼ滑りました笑

大学生活4年間はサークル、麻雀、飲み会など、とにかく遊びまくりました。自分の人生観や性格はこの大学生活で形成されたといっても過言ではないほど、とにかく人生の醍醐味が凝縮されていました。勉強は一切してないし、単位もギリギリ取れた感じです笑

仕事選びは?ファーストキャリアについて

父親がKの名のつく通信事業に関わっていてずっと楽しそうに仕事の話をしていたので、なんとなく「自分も通信関連で働くのかなぁ」って考えていました。なので就職活動では通信関連の会社のみを受けていました。その中でNTTコミュニケーションズから内定を頂き、入社することになりました。

働くからにはリーディングカンパニーが良いと思っていたので、NTT一択でした。その中でもNコムを選んだ理由は、当時の話ですがNTTの中で、事業領域が一番広かったからなんですよね。 例えばNTT東西だと地域が限られており、ドコモだと移動体通信のみ、データだとシステムインテグレーションのみと、飽きる可能性あるなと思って選択肢に入らなかったんです笑

一方のNコムは、当時のNTTグループ中で唯一グローバルで事業展開をしており、かつAWSもまだない時代にクラウド事業を国内で先駆けて取り組んでいたので、Nコムに入れば最先端の技術に近い環境で働けるなと思いました。ネットワークもデータセンターもあって、色々出来ることはあるんじゃないかと思い入社しました。

MBAを取ろうと思ったきっかけは?

大学時代のアルバイトで、上場会社のインサイドセールスみたいな仕事をしていました。当時で言うと、コールセンターのテレアポですね。リストの上から順に架電していくお仕事です。
コールセンターが全国に何十拠点もあるような結構大きな会社だったのですが、たまたま全国2位で表彰されたことがありました。
ここで営業の原体験がスタートし、すごく楽しかったので、NTTでも営業を志望して法人営業部に所属していました。入社後はNTTグループでも数えるほどしか選ばれない最高評価を頂いたり、全社表彰を受賞したりと、自分で言うのもなんですが営業としては成果を残していたと思います。

一方で、世界を代表する自動車会社から大きな仕事を受注したことがあったんですが、自分のスキルの足らなさを強烈に感じて、かなり悔しい思いをした事がありました。当時の先方の経営陣から10年先を見て仕事して欲しいと言われたことがあったのですが、何を言っているのかさえもよく分からないくらいに経営者目線での営業が全然できないと感じました。

圧倒的に視座が低い法人営業だったと思います。成果を残していたにも関わらず、です。例えばお客さまのIR情報を読んでもよくわからないとか、そもそもの会計とか経営の知識が全くありませんでした。というかそれまでは必要だと思っていなかったんですよ。

加えて、NTTコムでもうこれ以上の成果は出せない!という自信があるぐらい「やり切った感」もあり、MBAを受験することにしました。

転職も考えたんですが同じことの繰り返しになるかと思い、自分のステージを変えるには、自分の人生観の中で最も選択肢としてあり得ない選択をしたかったんです。ちょうどその年にお付き合いしていた方と入籍したのですが、無職を選択するという笑

Srush起業のきっかけは?

実はSrushの前に、製造業向けのSaaS開発をする会社を立ち上げていました。それなりに上手くはいっていたのですが、工場向けソリューションということもあり、全国を飛び回り週7日働いていました。「無限に働いてこそ正義」みたいな価値観のスタートアップでしたね。当時娘が産まれたてだったのですが、育児にかける時間はほとんどなく、妻がワンオペで育児に取り組み家庭が完全に崩壊しました。自分も0歳の娘の記憶が殆ど無く、COOだったのですが抜けることにしました。家庭やプライベートを捨てフルコミットでどうにかする、というのはスタートアップでは珍しい事ではないと思いますが、プロダクトドリブンでとにかく成長を目指して清貧に頑張るというのは人を蔑ろにしている生き方だと思いました。

共同創業者との出会いは?


共同創業者の山崎さんとは、ビジネス向けマッチングアプリを通じて知り合いました。立ち上げた会社を抜けた後もまた起業しようと考えていたのもあり、自分が山崎さんのプロフィールにメッセージを送ってお茶をする事になりました。そしたら一瞬で意気投合したんですよ!

ちょうど、山崎さんもCTOを担っていた会社を辞めて次を探していたタイミングだったんですよね。あと自分も山崎さんも「人を大事に出来る環境を作りたいよね」という想いを持っていたので、すぐに共同創業の話が出ました。

ただ、創業時には今のデータ分析SaaSのアイディアがあった訳では無かったんです。最初は製造業向けの人材向けサービスや副業関連のアイディアでいこうかと話していて、各ステークホルダーになり得る方々にヒアリングを重ねましたが、いまいち腑に落ちず…。

事業として何をしていくか山崎さんと話し合いをする中で偶然、「なんか営業って日程調整とか大変ですよね」みたいな話になって。そこで自分のこれまでの営業経験を元に作成したカスタマージャーニーを山崎さんに見せたら「これはプロダクトになりますね」となり、それからは本当にあっという間で初めて会ってからものの2,3ヶ月ぐらいでSrushが立ち上がりました。

山崎さんと創業したいと思ったきっかけは?

山崎さんがSrushという会社名を提案してくれた事です。自分は正直会社名にこだわりが全く無かったのですが、山崎さんがすごくこだわって考えてくれました。金が新しく発見された場所に、金脈を狙って採掘者が殺到する事を”gold rush”って言うじゃないですか。それになぞらえたのか、山崎さんが”sales rush”でSrushはどうかって。物凄く良いものが出て来た訳ですよ。「なんかこの人に任せとけばいいんだろうな」と思いました。

共同創業者って信用関係がすごく大切だと考えているのですが、山崎さんの事を信じています。自分が疑問に思った時はひたすら聞くようにしているのですが、疑いではなくてヒアリングに近い感覚です。

そして聞けば必ず納得感のある回答を頂けるので、とにかく信じています笑

仕事のやりがいや大変だったことで、どんなエピソードがありますか?

仕事はやりがいしかないですね。

Srushではプロダクトとして営業・マーケティング・CSといったセールスプロセスに特化した分析SaaSを提供しています。この分析ツールでは、AIによる高度分析でパイプラインの最適化や売上予測、受注相関分析を行ったり、100種類以上のテンプレートからマーケ営業特化のグラフを瞬間作成し可視化できます。

しかも700種類以上のサービスとの連携が可能な上に、データ接続、統合、成形の手間が一切かかりません。。もちろんエンジニアリングスキルは一切不要です。

なので従来 Excel等で行ってきたデータ分析にかかる工数を圧倒的に削減する事が出来るんです。

つまり、毎日自分の原体験のある営業の領域から、デスクワーカー3000万もの人々をサポートするシステムが組み上がっている訳ですよ。これはすごく高揚します!しかも自分たちのプロダクトによって喜んでくれるお客様がどんどん増えてきて、毎日すごく幸せですね。

逆に大変だった事はピボットですかね。スタートアップにはよくある事ですが、一年かけて制作してきたプロダクトを全捨てしないといけない事があって、その意思決定は強烈に大変でした。 それでも山崎さんが2、3日ぐらいで今のプロダクトの原型となるものを作ってくれたんです。

それこそSales Rush BoardのVer0.1みたいな。一目見て、僕はこれは絶対にマーケットに必要なものになると思いました。

スタートアップでありながらホワイトなSrush。秘訣はなんでしょう?

人に恵まれているので、最低限のルールを設けたらあとは自由裁量に任せる、という体制を保てているのが秘訣かと思います。

あとは社員であろうと業務委託の方であろうと、「自分のために働いてほしい」という想いで採用している事もあるかもしれません。

自己実現欲求があっての仕事だと思っていて、人に言われてやる仕事ほどつまらないものはないと思うんですよね笑

やりたくない事は断ってくれたら良いし、やりたい事はいくらでも裁量渡すのでどんどんトライして頂ければ、というスタンスです。本気で辛かったら相談してくれれば良いし。働く上での要望や意見は最大限尊重するので、何でも言って欲しいですね。

スタートアップは旅

スタートアップって、短距離走じゃなくマラソンってよく言うじゃないですか。

でも自分はマラソンでもなく終わりなき旅だと思っています。


旅だったら、ひたすら前だけ見て進み続ける訳じゃないですよね。素敵な場所を見つけたから観光しようとか、宿に泊まってゆっくりしようとか、ロードマップ上にあるものを楽しむ余裕がいくらでもあると思います。

でもマラソンってそうはならなくて、走り続けないといけないじゃないですか。

仕事で一生懸命走り続けるのは大変だと思うんですよね。仕事にかける時間は長いし、会社は永続的に成長しなくちゃいけない。目的地はギリギリあるかもしれないけど、そこまでの道のりは本当に長いからこそ、走り続けるのは難しいと思います。

だから旅なんです。長距離を進んでいかなきゃいけないから、爆走せずとも緩く長く進んでいける。

なので、プライベートと仕事はある程度分けつつも、ライフアズワークみたいな感じで進めていきたいですよね。

あと一緒に旅する仲間たちですが、共通しているのは旅する所のベクトルだけで、嗜好性や大事にしてる事とかはやっぱり違うと思います。

だから、それぞれが大事にしたいことを尊重して、ベクトルだけ少し合わせて、方向を決めていくイメージで事業を進めているんです。だから一応自分が代表取締役ではあるんですけど、常に僕が意思決定している訳では全然なくて。

一人一人がそれぞれの得意領域の意思決定者として動いてくれています。

Srushの求める人材像


一番をつけるなら「明日も仕事楽しみだな」って思ってくれる人です。

当たり前の話ですが、仕事の時間って人生の1/3以上を占めていますよね。だから仕事は感情を失ってお金だけ稼ぐツールみたいに考えてしまうと、すごくもったいないと思うんですよ。

喜怒哀楽の総量が人生の幸福度を決めるらしいのですが、仕事で感情を失ったら人生の幸福度が三分の一ぐらい減っちゃう訳です。

だからつまらない仕事なんかすぐ辞めた方が良いですね。本当に仕事を楽しんだ方が絶対得だと思います。その上で仕事で喜怒哀楽を表現できる人は最高です。

あともう一つ「明日楽するために今日頑張る人」も素敵です。

そのスタンスで毎日生きているので、実は明日は一生楽にならないのですが、僕はそんなスタンスでスタートアップをやっています笑

あとは1言ったら5ぐらいやってくれる人、主体性ある人、行動力ある人、瞬発力、自走する力のある人…求める力は言い出したらキリがないですけど笑

とにかく「いつか」楽になるために、今仕事を楽しく頑張ってくれることが一番です!


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